2011/10/20

怒涛の仕立て上がり 2


ここ毎日のようにオーダーの上がりがハンガー便や宅急便で配送されてくる。

数点の日もあれば数十点の日もある。

以前にも書いたが、検品という重要な作業が伴うこともあり、本日もさらりとではあるが、

ぴしゃりと立ち働いているK玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 仕立ての世界ではサイズ=カットあるいはデザインとも言えるわけで、身体に沿って

吸い付くような着心地が求められ、さらにはお客様の微妙なお好みもあるわけだ。




そんな感じで本日は、今年最初のコートの仕立て上がりです。


I様  TALLIA DI DELFINO <Italy> Wool 100% 310g !

チェスターフィールドコートはひざ上丈で軽快にと語ったように、生地のチョイスは

ジャケット生地でご注文いただいた。

バスケット調なダークネイビー、どこにでも着ていけるオールラウンダーです。

一枚芯の仕様で上着の上に羽織っても負担にならない軽さです。

この手のコートの見分けの良し悪しは、簡単にいうとまずはサイズ感と

スーツ、ジャケットのファクトリーなのか、ブルゾン工場で作られたものかで

簡単に判断できるのだ。

もちろん、弊店のチェスターコートはスーツと同じファクトリーで生産されているんで

文句の付けようはないかと思っております。 













お次はスーツ、紺系ならやや明るいインクブルーが気になる話はしたんだけど。。。


K様  GUABELLO <Italy> Wool 100% !

弊店オリジナルバンチからお選びいただいた。

グアベロ社は1815年、ビエラ地区に設立され、イタリア有数の繊維企業、

マルゾットグループに所属する。

伝統的な経験と先進のテクノロジーを融合した手法で、サキソニー、フランネルなどの

主力メーカーとして世界で評価されている。

今回の生地は毛足をクリアカットしたサキソニー。

簡単にいうと今まで以上に長期に使えるサキソニーってことです。

ほどよい青みがカッコよく、ツヤなスーツの仕立て上がりでございます。

お待たせいたしました。











別のK様  CANONICO <Italy> S110’S Wool 100% 260g !


コストパフォーマンスでは飛びぬけた感の強いカノニコ。

このこげ茶、いい顔している。

ほんのりと淡いラベンダーストライプが効いたこのスーツ、

フラップなしのシャープな感じがビジネスONでいけること間違いなしですよね。

そうとう好きかもな仕立て上がりでございます。










お次はジャケット、ロロ・ピアーナ対決です。


M様  LORO PIANA <Italy> 

高級生地の代名詞ロロ、バスケット織りのネイビージャケット~

弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた。

本毛芯の基本仕様にフラップなしのシャープな顔。

比較的強めなショルダーラインといい、お客様のお好みを反映した

ビジネスユースな仕立て上がりとなった。









H様  LORO・PIANA <Italy> WOOL&CASHMERE !

こちらも弊店オリジナルバンチよりのチョイスでございます。

定番のウインタージャケットのバンチに収められているインクブルーのヘリンボーン生地。

上胸一枚芯の仕様で軽快な着心地、2パッチのポケット、大見返し、雨降らしな袖付けと

対極なイメージで柔らかさを強調したオーダーいただきました。

それぞれのオーナーの思いが いかに仕事の道具として、あるいはオールマイティーな一着

として込められているかがわかる仕立て上がり。

お待たせいたしました。











H様  LORO・PIANA <Italy> S130’S !

最初のジャケットと同じタイプ、バスケットな生地~弊店オリジナルバンチです。

こちらは一枚芯の比較的軽快な着心地の芯地をお選びいただいた。

但し、6釦ダブルブレステッド、6ミリステッチ、2パッチポケットとを感じるオーダー。

ライトグレー、ミディアムグレーのパンツ、カーゴにホワイトジーンズ、細身のチノと

着こなしのテクなど必要のない最強にカッコよしなネイビージャケットの出来上がりです。

 










N様  CANONICO <Italy> S120’S 280g !

グレーベースのチェック柄、ヤバシですよね。

上級者のみが挑戦できるかもなな仕立て上がりです。

カジュアルに着倒すのは比較的簡単、昔のアイビーのコーディネイトで

サイズ感だけ今風にすればいいだけ。

例えば、細身のベージュのチノに洗いざらしの小ぶりな衿のBDシャツに

ニットタイなんて感じで。。。足許はサドルシューズやローファーを。。。

ドレスアップはご自身でお考えください。(苦笑)











お次は靴、H様  LAST 2091 DOMESTIC !

ポインテッドトゥのややロングノーズラストを生かしたデザイン。

外羽根2穴とダブルモンクの出来上がりでございます。

ライニングもボルドーチョイスな大人なドレスシューズ。

お待たせいたしました。















お次は別のH様  LAST 2091 カーフスウェード !

同じラストながらモンクのデザインのせいと選んだ素材により

そんなにシャープな感じがなく狙い通りのオールマイティーな出来上がり。

スーツでもジャケットでもジーンズでもこなせるよななオーダー上がりとなりました。











以上、本日の怒涛の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。