2014/10/23

ロイヤルワラント

本日はロイヤルワラント、

長きに渡る伝統が生み出した英国王室御用達の話、

たまたま本日の仕立て上がりに御用達がらみの紹介があったので

ちょいと書いてみる気になったK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?





とりあえず、御用達、

日本の宮内庁御用達制度は確か戦後廃止された記憶があるんだけど、

今なお「宮内庁御用達」の看板を見かけることがあるんだけど、

未だ名乗るのは宮内庁も黙認、

やはり高い宣伝効果を発揮するご様子で、

やたら敷居が高く門前払いを食いそうな感じで

K玉的にはあまり興味がないんだけど、

どうも英国の御用達は一流の高級品から日用品、お菓子までと幅広く、

八百を越える認定があるそうで、

商品点数では千を越えるそうだ。

王族個人がそれぞれ気に入った製品の生産者に対して

御用達リストに加える申し出がだせるようで、

最低五年間、一定量の商品を納入していることが条件となるそうだ。

現在ではワラントを授与する資格があるのはエリザベス女王Ⅱ、

旦那さんのエジンバラ公とチャールズ皇太子の三人だけなんだそうな。

まあ~確かにその店先に英国王室の紋章を掲げることは

名誉なことだと普通思われますが、

K玉的には代々に渡って受け継がれてきた熟練の職人の技っていうか、

そんな遺産のような歴史ある技術に共感するわけだ。

五年毎に再審査、更新という永久でない制度にも

長きに渡ってロイヤルワラントを保持していくことが至難の業であり、

このクラフツマンシップを維持していくのに大きな役割を果たしているようで、

昔もらった日本の「宮内庁御用達」とはどうも違うようで

もちろんそれなりに努力してないことはないんだろうけど、

医者や教師の資格のように再審査、更新がないところが

ちょいと気に食わないK玉です。

とりあえず、王族それぞれの個人の好みというところに好感度大、

伝統を受け継ぐというよりは時代にあった変革もありなわけで、

そこにホンモノの威厳と風格を

英国のロイヤルワラントからは感じることができるわけだ。

とはいえ、ここまで語っておきながら、

英国王室御用達品、たぶんひとつも持ってないK玉です。

それではこのへんでチャオス☆ !








おまけ: 本日も仕立て上がり~シャツ編。








東京のK様  3枚口~


日頃は通販的なメールや画像のやり取りのK様、

久しぶりのご来店でビッグオーダーとテンション高め、

ジャケット2着からのパンツ2本、シャツは3枚口、

ネクタイやらなんやらと張り込んでいただきました、

ありがとうございます。

仕事ではスーツスタイルが基本のK様、

今回初めてのジャケパンスタイルに挑戦です。

リラックス感が増すようにとチェックやストライプをチョイス、

日頃、白無地中心のドレスシャツゆえ、楽しそうにピックアップ、

オーダーの醍醐味は丹念な生地選びにもリーゾンディティール。

弊店N間との蜜月のお付き合いのK様、

ホント数度しか会っていなくとも

幼馴染のように会話が弾みます。

とりあえず、ジャケット、パンツはしばし待たれよ、

シャツ他その他はさっそく送りますです。









CANCLINI <Italy> 80/1×80/1 Co100%

起毛感はほとんど感じられないツイルのラベンダーチェック

風になびくよななカッタウェイカラー!


DOMESTIC 80/2×40/1 Co100%

こちらも起毛感の少ないツイルのタッターソール柄

ドレスカッタウェイ!

カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%

ロイヤルオックスフォードストライプ

スプレッドカラー!




Y様  2枚口~


ネイビーのシャドーチェック、いぶし銀なスーツに合わせるのが目的、

よりフォーマルなホワイトで落ち着いた着こなし、

薄い白蝶貝のボタンをチョイスとわかっとんしゃーななY様です。

サックスのストライプはペイズリー柄のネクタイなんて感じで

遊び心のある旬な合わせと読みました、BY K玉。

フィット感っていうか、サイズにこだわるのは当たり前、

細かいアレンジでより洒脱にと切磋琢磨、

見えないところで孤軍奮闘です。

どうかご安心ください、K玉及び弊店のスタッフがコンシェルジュ、

完璧な2枚は手に入れたも同然です。

お待たせしました。







カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%

ツヤと丈夫さを併せ持つツイルのストライプ

スプレッドカラー!

カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%

王道のポプリン

スプレッドカラー!




I様  2枚口~


スーツ2着とシャツ2枚、

今回もありがとうございますななオーダーに感謝、

心して取り組む所存でございます。

さて、今回は定番補充と申しましょうか、白とブルーの王道、

弊店でも大人気のカリビアンのツイルでもってカッタウェイ、

光沢感と滑らかな肌触りが持ち味の基本の2枚の出来上がりです。

夏前に程よくサイズダウンに成功とスーツからシャツと再採寸、

オーダーのフィット感は忘れられないものでございます。

以前のスーツは程よく調整、シャツは作り直しが最善策でしょうか。

お金のかかる話ではございますが、悪しからず。

お待たせしました。





カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%

高級感あふれる120双糸のツイル

カッタウェイカラー!

カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%

肌触りがたまらないツイル




S様  T・MASON <Italy> 120/2×60/1 Co100%


1796年創業のトーマス・メイソン、当然英国王室御用達である。

今ではイタリア資本の傘下となってしまいましたが、

クオリティの高さは世界トップクラスなのは間違いない。

そこのシルバーラインっていうか、ビジネス用のオルタネイトストライプ、

いかにも英国調の生地でもってクレリックカラーと

ブリティッシュマインドを愛するS様です。

K玉的にはロイヤルワラントの制度はよくわからないんで

そこまで興味はないんだけど、

トーマス・メイソンの生地は誰もが認める一流どころ、

その歴史をさかのぼれば一目瞭然です。

とりあえず、グレンプレイドのスーツに合わせて

威厳と風格のある着こなしをお楽しみください。

お待たせしました。










T様  DOMESTIC Co93% Ca7%


秋冬の人気素材、コットンカシミアの柔らかくも暖かなツイル、

全8色の中からアイボリーをお選びいただきました、ありがとうございます。

お持ちのジャケットと一番の相性とのこと、

白ではないほんのりとクリーミーなアイボリーは

使い勝手のよい一枚でしょうか。

風になびくよなな軽やかなカッタウェイカラーで

ジャケット以外の着こなしも楽しんでください。

カジュアルと呼ぶにはもったいないドレス仕込み、

風合いを損なわないように自宅で手洗いをおすすめします。

お待たせしました。









M様  2枚口~


スーツとジャケットに合わせてそれぞれ一枚、

王道のサックスのヘアラインとネルのタッターソール柄、

体にフィットしたいつものサイズでオーダーと、

こちらこそ、いつもありがとうございます。

ほとんど無地に見えるサックスのヘアライン、

ネイビー×ベージュのタッターソール、

日頃から着こなしが様になっているM様には

奇を衒った色柄はノーサンキューなんでしょうね。

長年培ってきたM様の着こなしのスタイル、

普通をカッコよくってことでしょうか。

ホント、街に溶け込んでいるんです。

お待たせしました。







CANCLINI <Italy> 80/1×140/1 Co100%

数あるストライプの中で最も細いラインで構成されているヘアライン

ほとんど無地でございます。

スプレッドカラー!

BRIXIA <Italy> 40/1×40/1 Co100%

ツイルのチェックシリーズ

2色の格子を交互に配列したタッターソール柄

カッタウェイカラー!

以上、本日の仕立て上がり~シャツ編。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。