2013/03/24

実感する話

実感するって、もちろん歳の話なんだけど、

最近立て続けにっていっても片手で足りる話なんだけど、

ご子息なりご令嬢の卒業を機に、

社会で揉まれる戦闘服を誂えて頂くことがあり、

若いうちから正しいスーツのサイズ感を身に付けることは

そこそこお金のかかる話ではあるんだけど、

将来的にはむしろ貴重なことだと思われ、

本物に触れて見る目を磨くいいチャンスだと思うK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 第一印象は極めて重要なことなんだな。

← 人となりはある程度付き合えばわかることです。




そんな感じで小中学生だったお客様の子供たちが

いつの間にか高校や大学を卒業する歳になったのかと、

妙にリアルに実感したK玉です。

とりあえず、そんな流れでちょこっと仕立て上がりのご紹介です。





H様ご令嬢 DOMESTIC W100%
当然のことながら右上前のレディーススーツ
短めの着丈にややフレアーなパンツスーツと
背筋を伸ばして颯爽と闊歩してください。
ご両親に感謝な仕立て上がりです。


H様ご令嬢 DOMESTIC W100%
こちらはチャコールグレー
都会的な落ち着きを醸し出す一着
第一印象は大事ですよね。
お待たせしました。


W様 CANONICO <Italy> W100%
昨年同じ生地でジャケットをオーダー
今年は着こなしの幅をもたせようかとベストでございます。
合わせるパンツも2本ゲットン!
お待たせしました。





A様 CANCLINI <Italy> 120/2×80/1
茶のギンガムもいい味出しです、カンクリーニ。
BDじゃないところがセンスというものかもですね。
さっそく送りますです。


T様 DOMESTIC
こちらは傷んだ衿とカフスを交換して生まれ変わった一枚。
クレリックカラーに変身です。
後2~3年はいけますなな出来上がりでございます。
お待たせしました。






おまけ: ジェントリー揃い組!



本日はオーダーフェア佳境ゆえスタッフ全揃、

さぞかし春爛漫な出で立ちかと思いきや、

至って王道、洋服屋にしてはむしろ地味な感じで

弊店がめざすところの

「何か目立つわけではない。でも何故か魅力的な~」

を地でいくかのような、さり気ない中にもそれぞれのスタイルを確立っていうか、

三者三様の着こなしでございました。




まずは弊店ボス、ほんのり青みがかったグレーのトニックなスーツ。

淡いサックスのロンスト×モカなペイズリータイと

爽やかさと大人な落ち着きの融合とでも申しましょうか、

足元もシンプルなブラウンダービーで控え目。

これぞ王道な語り継がれてきた着こなしにホシ三つでございます。












お次はN間、ハリのある茄子紺のスーツ、

英国素材ならではの仕立て映えのする一着、こちらも普通っていうか王道。

華やぎのある茄子紺に淡いパープル×ネイビーのオルタネイトストライプのシャツをチョイス。

バランスよく同系の幅広のストライプタイを合わせ上手くまとめている。

気持ちシュリンクなブラウンのパンチドキャップとの相性も抜群でホシ三つです。












ラストはK玉、こちらも王道なネイビージャケットにライトグレーのパンツと

どこででも見受けられるコーデです。

K玉的にはただただ青いギンガムチェックのシャツを生かした合わせを意識して、

トーンコーディネイト、ブルー一色でまとめ、

ニットタイチョイスでより軽快にと目論んだわけだ。

足元はあえて黒のダブルモンク、明るめのブルーのホーズが効いている。

ホシ?何か目立つわけではない、でも何か魅力的な~でもなく、

やはりシャツとソックスが目立っているんでホシ一つ半です、残念!











以上、本日のご紹介とジェントリー揃い組、如何でしたか?

着ていたものが印象に残らないとは中々いかないK玉ではありますが、

適度に適当にやってまいります。

しかしながら我々三人、やはり歳くってきたかもです。(苦笑)

それではこのへんでチャオス☆ !