K玉blog: 安さと利便の向こう側

和民、ホカ弁、吉野家を悪くいうつもりは全くない。

たまにＫ玉も利用するし、安さや利便がもてはやされる昨今、

日本の経済状態を考えると致し方ないとは思うし、

それなりに味やサービスも格段の進歩が見られると感じるＫ玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか？

←　冷食恐るべし、冷凍うどんけっこう旨し、ホカ弁も吉野家も侮れない。

スーツの世界も同じく、仕事だから仕方なくネクタイを締めているに過ぎない方のほうが

多いように思われ、ゆえに安かろうでいいのだろう。

安くてもそれなりにキレイに着れていれば上出来であり、

作業着＝仕事着がスーツである以上は、それはそれでいいわけだ。

←　安くても高くても、皺くちゃ、よれよれ、不潔はご法度です。

さて、弊店のお客様はというと、

スーツやジャケットに１０万以上の投資をしていただいている。

時代の空気からいえば、カジュアル全盛の時代であり、

スーツを身にまといネクタイを締めて装うことは、

むしろ時流から浮いてしまいそうである。

しかしながら、あえてクラシックなスーツを着るという面倒な約束事の多い行為は、

そこに投資した金額のみならず、ただ単に仕事のための愛着のある道具から、

着手の意志を強く感じる、自身の意思表示と思われる。

そこには、生業はもちろん、趣味、美的感覚、社会観、といった自己のイメージがあるわけだ。

Ｋ玉はそうである。

結論をいえば、クラシックなスーツを選び身にまとうということは、

仕事で仕方なくの次元から、

モードを選択する、あるいはアメカジが大好き、値段ありきといった

いろいろな選択肢の一つであり、

弊店をご利用いただいているお客様にとっては、

自らを一番高めてくれる装いとしての大人の男のこだわりなんだろう。

そんな感じでダンディズム精神の宿る新着スーツのご紹介です。

無理やりスーツ紹介に着地した感、大ではありますが、悪しからず。（苦笑）