2014/05/05

一種のフェティシズム

K玉が語るとただの変態扱いされそうで困るんだけど、フェティシズム、

俗に言うフェチのことなんだけど。。。





ベッド以外では靴を脱がない西洋の方々とは違い、

履物文化っていうか下駄が主流だった日本人には

靴は足の一部とはなかなか言えないですよね。

ちなみに畳をソファーやベッドと同じく

家具的に考えるとわかりやすいんだけど、

高床式の家に住み、靴を脱ぎ履きする機会の多い日本人には

足は足、靴は靴であり、

年数をかけながら徐々に慣らしていき、

履き心地の良い一足まで育てることはあっても、

靴を足と考えることはない。

それなりに靴のオーダーに深く関わってきたK玉でも

足は足であり、靴は靴ですが、

家でも土足の方とかいらっしゃいますか?
















そんな感じで本日は靴の話題、

長時間の歩行に耐えうる疲労度の少ない靴が欲しいのか、

スタイリングの優れたカッコいい靴が欲しいのか、

始めによくよく考える必要があるんだけど、

K玉的には履き心地やデザインも大事ではあるんだけど、

それなりの足数を所有する現在に至っては、

生涯かけても履き倒せないくらいの足数を考えると、

どうも自分が革好きなんじゃないかと、

靴は一種のフェティシズムの対象といえるかもしれません、合掌です。

靴を手入れし、馴染ませ、育てる。

革の経年変化を楽しみつつ、

微妙な色合いや艶をだして靴を靴らしくみせる作業、

シャンパンやシングルモルトを嗜みながらのひと時は最高です。

← やっぱり革フェチですよね。(苦笑)



とはいえ、革製品の嫌いな男にお目にかかったことは

一度もないK玉です。

それではこのへんでチャオス☆ !







おまけ: 本日も仕立て上がり~靴編!







東京のO様  LAST 2021 アノネイ社 ベガノカーフ


外羽根仕様のフルブローグにパーフォレーションを施した

野趣あふれる雰囲気が魅力の茶靴、

アンティークなブラウンの表情もきもち寛いだカントリーな趣き、

一足は持っておきたいデザインでしょうか。

とはいえ、お気付きの御仁もいらっしゃるとは思いますが、

つま先のウイングがウイングじゃないという

オーダーならではの遊び心、

翼を広げた鳥ではなくブーメランのような飛翔をイメージ、

フルブローグのアイデンティティはウイング状のトウキャップにあるんだけど、

洗練された木型、2021のラウンドトウとも相性抜群、

程よく角が取れた斬新な意匠でもって唯我独尊、

O様だけの一足の完成です。

お待たせしました。













M様  LAST 3001 アノネイ社 ボカルーカーフ


流麗なフォルム、色気満々、弊店でも一大トレンドとなりました、

ダブルモンクストラップ。

嗜好性の高い靴ではございますが、

繊細な美意識を随所に宿らせた一足、

武骨な名作靴とは一線を画すエレガントなロングノーズ、

木型との相性も抜群な洗練の貴族靴の完成です。

お待たせしました。














以上、本日の仕立て上がり~靴編!

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。