2014/05/10

ちょこっと秋冬

流行を追いかけることは、

偉そうに言わさせていただくと、

欧米的には自立出来てない人との認識だそうで、

流行やトレンドは効果的に取り入れる程度が望ましいと言われる。

弊店的には本物を見る目を磨きつつ、

ブランドに頼らずに自分を演出することが目標、

華美過ぎない上質でコスパに優れた小物は

有益な自己投資だと考えるわけで、

相変わらず長い前置きではございますが、

秋冬に向けてベルトと手袋の発注、

無名のイタリアメイド、

出来る限りオリジナルでいきたいところでございます。

モノを手入れして大事に使うことは大切なことなんだけど、

断捨離的な捨てる美学が身に付かないK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?




















そんな感じで、小豆コーヒーゆず桜、、、っと、

ういろう程の種類は仕込みませんが、

表革からのスウェードと計7色の巻かれモノ、

ライニングをカシミアに変更しての包みモノを5色と別注、

秋冬の着こなしを格上げなな小物、

小物へのそれなりのこだわりは重要ですよね。

それではこのへんでチャオス☆ !







お土産 まめたい焼き~鉄子

ご馳走様でした!








おまけ: 本日も仕立て上がり。







O様  LAST 2091 アノネイ社 ベガノカーフ


乗馬用靴を起源にもつブーツ、ジョッパーブーツ。

足首に巻きつけるようにデザインされた

クリスクロスストラップと呼ばれる細帯が特徴の正統派、

貴族のDNAを感じさせる一足の完成です。

つま先のメダリオンは特製、O様のイニシャルをデザイン化、

お好み通りにアンティークな感じにパティーヌ、

K玉も磨きだけは頑張りました(笑)、

艶やかな表情の高貴なジョッパーズをご覧ください。

誰が見ても美しいですよね。

お待たせしました。
















S様  ジェントリーオリジナルローファー


俗に言うタバコスウェード、かっちりしたものと柔らかいものの中間、

カジュアルシーンで履くことが前提ゆえ、マッケイ製法、

つまりは素足履き用(ゴーストソックス)の出来上がりです。

見た目は一見かっちりトラッド系なんだけど、

スリッポン的な軽快な製法、どちらかというとイタリアっぽい靴、

今時のロングノーズとは一線を画す履き口の広いフォルムは

改めて新鮮、○ッチのビットモカシンを思い出すK玉です。

お待たせしました。














K様  ジェントリーオリジナルローファー


ダークブラウンスウェードのスリッポン、

靴の中を覗いて縫い目が見えればマッケイ製法、

素足に履ける軽い作りに注目です。

トラッドな顔して履き心地はイタリアン、軽妙です。

極薄のコバの張り出しも改めて新鮮、

古きよき時代のマッケイ靴を彷彿させる独特の面持ちでしょうか。

今時なロングノーズ過ぎるスリッポンって、勘弁してください。

お待たせしました。










素足履き風~ゴーストソックス!




東京のH様  CANONICO <Italy> W73% M27%


モヘアクワトロ、縦糸に黒を使ったトニックなグレー、

きもち赤みを帯びたグレージュの仕立て上がり、

弊店オリジナルバンチよりお選びいただきました。

コネリーボンドスタイルに憧れつつも

現代的なフォルムと柔らかな縫いで軽い着心地、

体にフィットした見た目はカッチリの貫禄です。

とりあえず、白シャツ合わせで黒のニットタイが

語り継がれてきた往年のコーデ、

極めてシンプルなモノトーンスタイルの完成です。

さっそく送りますです。













おまけのおまけ: 本日はボス&K玉。


それぞれのテーパード、

ジャケットにグレーの美脚パンツは必需品です。





弊店ボス、枯れたモカブラウンのジャケット、

ごりっとした織り感とシワになりにくい素材、カノニコの定番生地、

品格の夏スタイルを身につけたい御仁は参考にしてください。

ネイビージャケットと同等に使えるブラウンカラーは

ライトグレーのパンツと相性抜群、

知的で清涼感のある男の着こなしに必要な

モカブラウンとグレーの淡色グラデーションの組み合わせ、

プリント調の織り柄の小紋タイも新鮮ですよね。

足元をキルトを被せたモンクで引き締めたコーデ、

ホシ三つでございます。















方やK玉、シーアサッカーの完全夏スタイル、

アイビー及びトラッド系には必需品のインド発祥の素材。

きもちシルク混の縮れ縞柄、元々は綿ではなくシルクだったそうな。

とりあえず、往年のモノトーン配色、

トニックなミディアムグレーのパンツに

白BD×チャコールのニットタイ合わせと

白からグレーの洗練のコーデ、

昔のアイビーとは一線を画す雰囲気、醸し出せているんでしょうか?

足元をあえてダークブラウンのダービーと

黒靴にいかないところがK玉流、

天邪鬼なわけでホシ二つ、惜しい!










以上、本日の仕立て上がりとボス&K玉。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。