2011/09/29

若さにこだわる?

ここ数年っていうか四十歳をこえてから友達なり比較的親しい知り合いが

一回り以上若かったり、逆にほんの数人なんだけど一回り以上上の方もいたりして

感性や感覚がおそらく近い人、まあ~楽しい仲間と付き合うことが多くなり

年齢のことあまり気にしなくなってきたように自分では思っているK玉ですが

皆さんいかがお過ごしでしょうか?








本屋をのぞくと、よくのぞくんだけど、ちょっと前の、特に女性誌の表紙には

「若さを保つ秘訣」とか「今より10歳若く見える!」なんてフレーズが多く見受けられ、

年齢や世代で区切った雑誌がやたらと多い。

もちろん、趣味や感性を扱った雑誌は幅広い世代の方に読まれているんだけど、

日本人って基本的に年齢を気にしすぎるっていうか、そういう風に育ってきたから

致し方ないんだろうなと思うK玉です。

← 飲み屋なんかで年がわかったとたん急に敬語になったりしますよね?(苦笑)








K玉家においても「高校生にもなって!」とかK玉の場合「いい年こいて!」

なんて言葉が飛び交い、最終的には「情けない」とか「みっともない」

といった否定的な言葉で締めくくられるんだけど、

日本という国は年齢に応じた発言や行動の基準で出来上がっているって

どなたかのエッセイで読んだこと思い出しましたです。




ちょっと別の角度から観察してみると、日本だけでなく、アメリカと韓国なんかも

若さにこだわることに固執しているように感じる。

もちろん若いって言われて嬉しい気持ちはK玉にもあるし、特にそれが美しい娘さん

だったりすると、正直、有頂天な心持で三日くらいは元気でいられそうですよね。

このようなことがいいことなのかどうかを語るつもりはないんだけど、

歳の離れた友達なり親しい知人が増えてきて、若さを過大評価しなくなってきた自分を、

年齢にそこまでとらわれなくなってきた自分をちょっとだけ好きになったかもです。




なにせ、笑顔な目じりのしわをかわいいと感じたりもする今日この頃です。





おまけ: 本日は仕立て上がり!!


U様  Loro Piana <Italy> Super 110% !

弊店のオリジナルバンチよりお選びいただいたミディアムグレーのストライプ生地。

通常ルートよりかなりお求め安い価格設定です。

ベーシックな柄ながら高級素材の代名詞、ロロピアーナの仕立て上がりでございます。













O様  E・ZEGNA <Italy> ELECTA  Wool 100% !

こちらも弊店オリジナルバンチからお選びいただいた生地です。

ネイビーのピンストライプ、微妙な織り感がより高級感を醸し出す一着。

イタリアの高級ミルの双璧、方やゼニア社のエレクタ。

お待たせいたしました。











以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。