2013/07/01

日本の靴

インポートシューズの百花繚乱ぶりの中、

我々日本人の感覚をベースとした独自の靴作りが

弊店のみならず地歩を固めつつあり、

有名な日本人の職人によるビスポークから、

既製靴を支えるクラフツマンシップ溢れるファクトリー、

弊店のような限りなくビスポークに近いパターンオーダーと、

深く豊かな紳士靴の現場が垣間見れるようになってきた今日この頃、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?




弊店の九分仕立てのオーダーもスタート以来すでに千七百足はゆうに超え、

それなりの評価は得てきたと自負している次第でございます。

← 高額ではあるが納得のビスポーク靴、コスパに優れた既製靴、

弊店のような程よい靴と、日本の靴作りは進化し続けるわけだ。





そんな感じで本日は靴の仕立て上がりのご紹介です。




O様  LAST 2091 アノネイ社 ボカローカーフ


何の変哲もないブラウンのオーソドックスなダービーながら

K玉よりも二周り近くは人生の大先輩にあたるO様、

足腰を気持ち労わってクレープソールをチョイスでございます。

さり気なくドレスダウン出来る汎用性の高い靴の出来上がり、

程よいコバの張り出しも頷けるわけだ。

いつもジャケットスタイルの多いO様にはベストチョイスでございます。

お待たせしました。














T様  LAST 2021 アノネイ社 ボカローカーフ


滑らかでありながらコシとハリのある革質が特徴のアノネイ社のボックスカーフ。

そこのダークブラウンでパンチドキャップトゥオックスフォードと

これまた汎用性の高いカントリーより気持ち都会的な出来上がり。

仕事柄全天候型のビブラム社のスタッズソールをチョイスでございます。

← 車での移動が多いT様です。

履き馴染むほどに経年変化で色むらも楽しめる一足、

安定感のあるラウンドトウは中庸の美と言えよう。

お待たせしました。














S様  LAST 2021 アノネイ社 ボカローカーフ


幅広、甲高のS様、既製品で合う靴は今まで一度もなかったそうです。

若い方々の足は確かにK玉たちの世代と比べて、スマートでしかもサイズも大きく

羨ましい限りでございます。

S様もそんな悩みを抱えての駆け込み寺、ようこそウエルカムと、

仮縫いをお付けしてのオーダーでございます。

ボールジョイント、甲のサイズアップだけでなく、扁平処理から履き口の広さの調整と

昔ながらの日本人の足に合う靴作り、色もど真ん中のミディアムブラウンをチョイス。

長く履いていただくにはデザインはある意味、毒にもなるわけで、

今回の皆様はパンチドキャップという選択。

華はないけれど、色褪せて古びることもない一足。

お待たせしました。














おまけのおまけ:  本日はお客様。



G様とはかれこれ8年のお付き合いになる。

ご覧の通り、着こなしに華があるっていうか、

服に着られてないのがお解りいただけるはずだ。

数年前にオーダーいただいたコロンボ社のスーツ生地を

ジャケットで仕立てるという確信犯!

白からチャコールグレーというグラデーションは一見王道ながら、

織りの入ったスーツ生地と洗いざらしの白シャツとのさり気ないハーモニー、

ライトグレーのパンツのシルエットとスマートなダークブラウンの靴とのバランスといい、

印象に残らないけれど、素敵だったと女性に言われそうなコーデでしょうか!









本日はサスペンダーを探しにご来店、

G様、実はインにサスペンダー装着しております。

← ここんところサスペンダー、英国ではブレイシーズが弊店でもじわじわと人気。










着こなしの幅を広げお洒落度も上がるジャケットスタイルのご紹介、

如何でしたか?

タイドアップからノーネクタイ、お休みスタイルまで着回せる

ジャケパン技のご紹介でした。

それではこのへんでチャオス☆ !