珍しく家族全員揃っての早めの晩ごはん、
誕生日の祝いに家人から高級お鍋、ルクルーゼをいただき、
日頃の家事労働の更なる強化策としての
沈黙のアピール（プレゼント）と受け止めたＫ玉は
いつもよりエンゲル係数高めの男子ごはん、パエリアに挑戦、
あっという間に完食、嬉しい気持ちもあるが、
下ごしらえから出来上がりまで二時間近くかかったわけで、
もう少しありがたく頂戴して欲しい気もする今日この頃でした。（涙）
← 一応、Ｋ玉の男子ごはんは坊主達とのコミュニケーションの一環として
手作り、簡単、旨しをモットーに取り組んでいる所存です。
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| 初パエリア！！！ ムール貝とか近くのスーパーには売ってなくアサリで代用です。 |
そんな感じで珍しくも全員集合なな晩飯あとに、
新年おめでとう、たまには家族らしい行事でもと、
映画にでも観に行こうかと、
全員で映画に行くのはここ数年なかったわけで、
上の坊主がちょうど｢永遠の０｣を読んでいたこともあり
小倉までレイトショーを観にいってきたわけだ。
日頃は一週間レンタルになるまで新作は借りない、
ＢＳの面白そうな映画を録画して観るのが関の山の
映画通とは言いがたいＫ玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？
そんな感じであらすじ等は割愛しますが、
始まって２０分ほどでＫ玉の涙腺がまずは崩壊、
続いて家人、坊主達と泣き崩れていく始末、合掌です。
まあ～百田氏の本は間違いなく面白いし、
探偵ナイトスクープも大好きだったから、
観る気になったわけなんだけど、
若い頃は邦画なんてとあまり観ようとは思わなかったし、
当然音楽も洋楽中心とカッコつけていたわけなんだけど、
← 昔はすべてアメリカがカッコよかった世代です。
中高年となってからは割と邦画も観るようになったっていうか、
最近の洋画が面白くなくなってきたことと、
アニメ含めて邦画のレベルの高さにようやく気付いたからかもです。
原作ありきを名作とばかりの映画が多い中、
原作同様に熱い作品でございました。
そんな感じで泣き疲れたのか、全員空腹、
深夜の手頃なラーメン屋でもちろん全員替え玉とギョーザ、
坊主達はよしとして、
Ｋ玉と家人の中高年組、深夜の炭水化物の大量摂取と
多いに反省の今日この頃でした。
← ウサギのような目をしたバカ食いの四人連れは
ラーメン屋さんには如何に映ったのであろうか？
それではこのへんでチャオス☆ ！
おまけ： 本日は仕立て上がり。
Ｗ様 ＣＡＣＣＩＯＰＰＯＬＩ ＜Ｉｔａｌｙ＞ Ｗ９０％ Ｃａ１０％ ３２０ｇ
この手の柄は８０年代によく着ていたＫ玉ですが、
今でもっていうか、今が新鮮、とてもクラシックでいて艶やかなチェック柄、
イタリアはナポリのマーチャントならではのコレクションからのチョイス。
普通に無地シャツ×ソリッドタイの合わせでもいいんだけど、
ここはやはりストライプシャツ×華やかなプリントのネクタイなんて感じで
ボールドに攻めたいところでございます。
パンツだけはチャコールグレイやネイビーで引き締め、
スウェード靴やブーツで遊ぶのが上級者でしょうか。
色を拾ってベストやカーディガンをプラス、
あるいはネクタイしなくてもいい御仁にはタートルをおすすめ、
適度なカジュアル感で上品に和らげた着こなしが似合う一着、
お待たせしました。
Ｅ様 ＤＯＭＥＳＴＩＣ Ｗ１００％
バーズアイのような変わり織りの合物スーツ生地の代表格といえるネイビーで
オーセンティックな正統派スーツをオーダーいただいた。
イタリア風な同系色のソリッドな着こなしで決めるか、
英国風のビビッドな配色で攻めるかはご本人様のお好み、
王道クラシックなネイビースーツで男の毅然たる表情を刻みやがれ！
なな仕立て上がりです。
幅広なラペルにプリーツ入りのパンツ、抑揚の効いたシルエットといい、
クラシックとモダンを上手く融合した一着でしょうか。
お待たせしました。
Ｓ様 ＣＡＮＯＮＩＣＯ ＜Ｉｔａｌｙ＞ Ｓ１１０’Ｓ
弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたカノニコのペレニアル、
昔のアーカイブから掘り起こしたクラシックなピンヘッドチェックのような表情が売り、
スリーシーズン使えるグレイスーツの仕立て上がりです。
こちらのスーツも王道まっしぐら、知性漂うグレイカラーは
決してトレンドに左右されない。
なんだか寡黙な仕事の出来る男をイメージしますよね。
お待たせしました。
Ｓ様 Ｃ・ＣＬＡＹＴＯＮ ＜Ｅｎｇｌａｎｄ＞ Ｓ１２０’Ｓ
こちらも弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたチャールズ・クレイトン、
高級生地に特化したミルのネイビーストライプスーツの仕立て上がりです。
着る人の背筋を伸ばすような凛々しさと
色気をかきたてる光沢感が滲み出ております、合掌です。
差し込まれた柔らかな袖付けで威厳を抑え大人の奥ゆかしさも表現、
華があり、奥深くもあるネイビースーツを堪能してください。
お待たせしました。
以上、本日の仕立て上がり。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。
