2013/04/10

晴耕雨読

地に足をつける!

見かけ都市生活者であるK玉、

土に触れ草木に話しかけるベランダという小宇宙で

オーガニック田園計画、自然回帰ってほど大袈裟じゃないんだけど、

朝晩の水やりに始まり、休みの日はベランダを占拠する率高しな晴耕な日々。









片や活字が目に入らない症候群を抱えながらも、

読めば人生が少しは豊かになるんじゃないかと

読書によって新しい知識を身に付け、その分覚えていた知識を忘れつつ、

ところてんじゃないんだけど、

決まりきったキャパのようなものがあるんで致し方ないんだけど、

雨が降れば本を読む的な生活が

なんだかジジくさいかもですが、

ある意味理想的な生き方かもと思っているK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 頭もちょっとは使い、体もちょこっと動かす初老ですが、何か?(苦笑)









そんな感じでちょっと楽しみなのは、本屋大賞2013が昨日決定し、

K玉的にはノミネート作品をまだ一冊しか読んでないこともあり、

ある意味プロの書店員さんたちの今年一番売りたい本を

そのまま素直に受け入れてみようかと、

何となく題名から漂うイメージから、

まるでレコードのジャケ買いみたいな感じで選んでみようかと、

大賞の「海賊と呼ばれた男」 百田尚樹著に始まり、

「世界から猫が消えたなら」 川村元気著

「晴天の迷いクジラ」 窪美澄著

「百年法」 山田宗樹著

「楽園のカンヴァス」 原田マハ著

あたりに目を付けつつ

出来ればお安くブックオフあたりもチェックしつつ

おいおい読んでいこうかと、

ついでに村上春樹さんの新作

「色彩を持たない多崎つぐると、彼の巡礼の年」

今月発売されるそうなんで、こちらは即購入することにして

先々、楽しみが盛り沢山な今日この頃のK玉です。











おまけ: 本日の仕立て上がり。



T様  LORO・PIANA <Italy> W43% Si32% Li25 240g


チェックの華やぎとモカブラウン×くすんだラベンダーという大人な配色に脱帽です。

知的で清涼感溢れる一着、品格の春スタイルの完成です。

3パッチポケットとアメトラ気分を取り入れつつ

着心地は別物、体に吸い付く仕立て上がりでございます。

お待たせしました。











U様  LORO・PIANA <Italy> Li55% W42% Si3%


既に散ってしまった桜色の生地、弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた。

ペールトーンの爽やかなリネン混紡のジャケットの出来上がり。

素肌に一枚さらりと羽織るわけにはいかないんだけど、気分はさらりとですね。

王道なグレーパンツから流して

休日には色褪せた感じのカラーパンツを合わせたいところです。

シェルボタン、効いてます!

お待たせしました。












M様  CANONICO <Italy> S120’S 230g


ワントーン明るいネイビーのピンストライプスーツ。

スーパー120’Sの高品質でCPにも優れた生地です、太鼓判。

それなりに押しの強い感じを初めて選ばれたM様、

人前で話す機会が増えたそうです。

目上の方と同席ならトーンコーデのブルーグラデーションで控えめに、

プレゼン等では補色にかまえ、インパクトを狙う合わせがよし。

お待たせしました。












T様  LORO・PIANA <Italy> SUMMER TASMANIAN S150’S W90% Si10%


ダブルフェイスのライトグレー、青みがかったグレーがより清涼感を生む一着。

一枚芯の軽量仕立て、ダブルフェイスを生かした大見返しの仕様と

わかっとんしゃーなな出来上がりでございます。

シルクとウールのいいとこ取り、サマータスマニアン、

高級感と使いやすさの両面を実現したスーパーな素材。

カラダに合った自分だけの一着。

お待たせしました。














Y様  SOMELOS <Portugal> 140/2×140/2 Cotton100%


1958年創業のポルトガル最大の生地メーカー、ソメロス。

最終工程まで一貫生産のこだわり、大手メゾンに採用されること数多でございます。

それなりに大胆なストライプをクレリックカラーで締めたスプレッドカラーの出来上がり。

スーツでも全然いけそうです、間違いない。

お待たせしました。










H様  カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%


ピンクのポプリン、クレリックカラー、H様もクレリック大好物の御仁です。

K玉も昨日同じ仕様のシャツを着ておりました、大好物です。

H様、3枚オーダーいただいたら1枚は必ずクレリックカラーなんだけど、

衿が白なんで思った以上に合わせやすいのはK玉が保証いたします。

お待たせしました。

← クレリックカラーは午前中のシャツなんて英国では言われるそうな。

← 日本では気取った硬めのシャツと思われたりしていて、そこが面白いですよね。











H様  Getzner <Austria> 120/2×/2 Co100%


オーストリアのゲッツナー、実はあまりよく知らない生地屋なんだけど、

120の双糸で触り心地のよい生地なのは間違いない。

とりあえず、ブルーの白抜きはネイビーのスーツやジャケットとの相性抜群、

初夏に映える仕立て上がりでございます。

お待たせしました。












H様  カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%


CPに優れたカリビアンコットン、ロンストに微妙に織りを混ぜたやたら凝った素材。

いっけんサックスのロンストなれど、妙にエレガントな一枚の完成です。

基本の一枚とするか応用編として使うかはH様次第。

お待たせしました。












I様  カリビアンコットン  100/2G×100/2G Co100%


パーティや結婚式等、フォーマルなシーンをイメージしてのオーダーです。

白のジャガードなストライプをセミワイドカラーでコバステッチと

エレガントの極み、夜の席に映えるよなな仕立て上がり。

さっそく送りますです。










F様  DOMESTIC CP40/1×CP40/1 Co100%


バイオブリーチ加工を施したデニムシャツ、

風になびくよななカッタウェーカラーがはまりますです。

とりあえず袖まくりして気軽に着てください。

奇をてらわずタフでカッコいいシャツの出来上がり。

さっそく送りますです。










Y様  INDIGO 40/2×20/1


インディゴをBDながらジャケットやスーツに合わせようかとの狙いはお見通しです。

まあ~普通のブルーのBDとして着るわけなんだけど、

やはりインディゴなる素材の持ち味が洗う度に出てくることになる。

色落ち大歓迎、洗い倒してください。

お待たせしました。









Y様  CANCLINI <Italy> 80/1×80/1 Co100%


きもちロックなプリント柄~レトロなイメージでいいよな。

衿はもちろんナポリ風カッタウェーカラーと軽快に。

Y様はお休み用のカジュアルにとオーダー頂いた旬な一枚なんだけど、

K玉はタブカラーでオーダー、平気な顔してネクタイ締めてます。

まあ~ネクタイ絞める柄とは思えないんだけど、ほっといてください。

お待たせしました。










以上、本日の仕立て上がり。

ご紹介出来てないお客様、申し訳ございません。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。