本日は西日本を中心に春の嵐の予報で、
午前中は微妙に雨風強く、お出かけはお気を付けくださいって感じで
特に風が気になっていたんだけど、
ここ福岡の大名の町は、正直申しまして、
始終雨はしとしとと降ってはいるんだけど、
全然大したことないように見受けられます。
← 地域によっては十分にお気を付けください。
そんな感じで4月初っ端の土曜日、
天候の崩れはそこまでひどくはないんだけど、
微妙にまったり、ハッキリと言えば、ヒマを持て余していたK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
← そんな緩い日もございます、一喜一憂しても仕方ないかもです。
そんな真下、本日もどーんと仕立て上がりの入荷、
思いの外大漁なんで、にわかに活気づいてまいりました、弊店。
そんでもって本日のご紹介は、この天候に初おろしだけはしたくないよなな、
靴の出来上がりをピックアップすることに決めたK玉です。
← よりによってこんな天候での初おろしだけは避けたいですよね。
本日の仕立て上がり~靴編。
K様 LAST 2091 イルチア社 <Italy> JASPER
イタリアンカーフのシンボル的な存在、イルチアのジャスパー。
ガラスのような光沢感が特徴の気持ちオシャレな革でございます。
かしこまらずに履けるセミブローグ、この中庸さが持ち味なな一足です。
こだわりは踵付近まで伸ばしたロングな切り返し、
アメリカ靴を意識しつつスマートなドレス・カントリー、傑作です。
これはありそうでない通好みといえましょう。
お待たせしました。
S様 LAST 2021 C・F・ステッド <England> ミディアムブラウンスウェード
世界中にファンを持つチャールズ・F・ステッドのクォーターブローグ。
親子穴の並びがクラシカルな印象でしょうか。
とにかく美しいスウェードです、間違いない。
あえてバックスティは付けずに控えめな装飾、
ジャケットスタイル始め、様々なスタイルに合わせやすい一足です。
さっそく送りますです。
M様 LAST 3001 ウィンハイマー社 <Germany> ボックスカーフ
カールフロイデンベルグより伝統的な革作りを引継ぎ、
2003年に創業したタンナーです。
使い込む程に落ち着いたツヤと馴染みが出てくるヤツです。
気持ちロングノーズなラストが重厚なフルブローグを
都会的なドレスシューズに昇華させている。
ライナーのネイビーもいい雰囲気、狙い通りの仕立て上がり。
お待たせしました。
W様 LAST 賄いラスト、通称808風 アノネイ社 ボカローカーフ
高い汎用性が一番の魅力、チャカブーツ、弊店賄いラストでオーダーです。
赤みの少ないミディアムブラウンチョイスも一年中OKかと思われる。
当然ソールはビブラム社のスタッズソール、いわゆるラバーソールで全天候型、
とはいえ初おろしは今日だけは避けたいところですよね。
お待たせしました。
おまけ: 天候に相応しいボス&K玉。
二人とも完全に本日の春の嵐を考慮した足元です。
ほぼ台風仕様!
弊店ボスは兄弟店カデットでオーダーのレザースニーカー。
スコッチグレインの素材感がいい味出しでしょうか。
素足に見えるゴーストソックスの威力発揮でホシ三つでございます。
片やK玉、シュリンクレザーのダービーをやはりゴーストソックスで素足風、
濡れても平気、ダブルソールでラバーソールにストームウェルトと完全武装でございます。
が、しか~し、ジーンズのまくりが一巻き足りない、ホシ二つです、合掌!
以上、本日の仕立て上がり~靴編。
ご紹介出来てないお客様、申し訳ございません。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。