2013/04/26

煮詰まる話

春夏シーズン真っただ中ともなりますと、

K玉的には何気にご紹介する商品入荷が少なくなってきたりと、

煮詰まってしまいます、ブログ更新。

砂を噛むような思いで辛いっていうか、とにかく頑張りたいとは思っております。

もともとK玉のブログには誤字脱字が多いことは、

何度も指摘されていることもあってか

最近は恥じ入るよりも気にしない気にしないとむしろ開き直るくらいで、

暇なときにでも訂正させていただいてはおりますが、、、っと、

ここまで書いて誤字脱字以上にいくつかの誤った語法に気づいたK玉ですが、

皆さんおわかりになりますか?




男の装いには多くの色は必要ない。
が、しか~し、彩りを楽しむことも忘れてはならないと
どこかの雑誌に書いてありました。





ブックオフで立ち読みしていて、うっかり使ったら恥をかく言葉や

覚え間違いをしやすい言葉を取り上げてる本があり、

日頃から間違った言い回しをしてるんだなK玉さん~

と気づかされたわけなんだけど。。。




まずは「煮詰まります」なんだけど、

十分に議論などして結果が出る状態を意味する言葉なんだそうだ。

K玉が使うべき言葉は、この場合、「行き詰まる」なわけだ。

お次は「砂を噛むような思い」なんだけど、

物事に味わいや趣がなく、無味乾燥な感じって意味だそうだ、残念。

すべての辛い思いに使えるわけではないようだ。

← 「K玉的には~」って曖昧なぼかした使い方もおかしいようですが、

むしろ幼稚な感じがしますよね。

← 何気に~も若者言葉っていうか、ビジネスの場では御法度ですね。





ブラウンスウェードモンク!







他にも「頑張りたいと思います」も、~と思いますが付くと、

まるで他人事のような言い方で頑張るが弱まるようでよくないとのこと。

「暇なときにでも」はK玉自身が使っているだけなので、ギリセーフですが、

取引先様や上司に対して使うのは大変失礼な感じで、

出来れば「お時間のある時に」だとか「お手すきの折に」がよろしいようです。






グレンチェックスーツ W・HALSTED<英>
ロンストのシャツ カリビアンコットン100/2G×100/2G 
ネクタイ ステファノビジ




こんな感じで、言葉の言い回し、気を付けましょうっていうか、

日頃からぶっちゃけだとかヤバいを連発しているK玉如きが何申すとお思いでしょうが、

言葉は生き物のようなもので、社会の変化と共に変わるわけで、

正しい使い方を知っていることは、デキる人としての評価につながるそうだ。

K玉のような稚拙な若者言葉を取り入れつつの誤字脱字からの適当な用法では

おそらく会社の面接には絶対受からないと思われます。

とりあえず、もとから正しい意味や語法を知らない言葉が多いんで、

あまり深く考え過ぎないようにと、的を得た発言で締めくくろうかと思います。

← 的を射るが正しいかもです。(笑)

← 本日のブログ、立ち読みのうろ覚えな抜粋(パクリ)です、悪しからず。







おまけ: 本日の仕立て上がり。



T様  CANONICO <Italy> W100% 280g


弊店ではシワになりにくいヘビーローテーションな

春から秋までいける生地としてネイビーからブラウン、そしてこのライトグレーと

人気モノでございます、カノニコ。

基本はグレーグラデーションのコーデなんだけど、

グレーパンツは何本もお持ちのT様、今回はインクブルーのパンツをチョイスと

応用編でございます。

つまりは鉄板のネイビージャケットにライトグレーのパンツの配色を

逆手にとって逆転の発想、只者ではない。

ついでに渋めのシェルボタンのチョイスがいかしてます。

お待たせしました。














K様  E・ZEGNA <Italy> COOL EFFECT 200g


クールビズの気運の高まりもどこえやらと

伝統的なエレガンスと最新のテクノロジーの融合させ、

体感温度を下げてくれるクールエフェクト、超絶素材でございます。

色目もワントーン明るいインクブルーに赤みがかったブラウンストライプと

色で楽しむお洒落なスーツの仕立て上がり。

裏地もストライプに合わせてのオーダーとさり気なく自己満。

気持ち細めのラペルとシャープな印象の2ボタンにこだわりを込めて、

都会的なスーツの完成です。

お待たせしました。



 









S様  LORO・PIANA <Italy> コットンソラーロ 220g


ロロ・ピアーナのコットンバンチよりお選びいただいたヤツです、ラグジュアリー。

基本を押さえつつ楽しく着るのがS様流。

エレガンス=真面目というだけでない証明、コットンソラーロ。

色々な色が見え隠れする生地、光によって表情を変えるわけだ。

今年も熱いコットンスーツ、シワを気にせず着倒してください。

さっそく送りますです。















H様  GUABELLO <Italy> S130’S


イタリアは大手繊維企業のマルゾットグループの中核をなすグアベロ社。

イタリア生地らしいしなやかでツヤのある高品質な生地が得意なミル、

弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた。

気持ち明るいチャコールグレーのピンストライプと、王道です。

最近お勤め先の会社が上場し役員になられたそうで、

色柄は控え目な正統派でございます。

エスタブリッシュの象徴、けっして流行りに左右されない仕立て上がり。

お待たせしました。













S様 カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%


気持ち大柄のヘリンボーンストライプ、ドレスなスプレッドカラーの仕立て上がり。

今回はカフで楽しんでおります、S様。

通称、ミラノカフ、ターンナップさせたカフスいらずのダブルカフ風です。

細かいディテールは好みの問題、大事なのは程よいサイズ感と柔らかな着用感。

お待たせしました。



 







T様  MONTI <Italy> Cotton100%


イタリアを代表するシャツ生地メーカーのモンティ、

原綿から仕上げまで一貫生産とK玉好みでございます。

ジャケットスタイルが多いT様がお選びになったのはこの大柄タッターソール。

渋めの配色が大人なカッタウェーカラーの仕立て上がり、通好みですな。

芯地もしっかりとネクタイする気満々なところが憎いですよね。

さっそく送りますです。









M様  カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%


ラベンダーのヘアラインと見た目も涼しげな出来上がり、スプレッドカラーです。

弊店のドレスシャツは8割がこのワイドスプレッドカラー、

なんだ面白くないって言う御仁もいらっしゃるとは思いますが、

ドレスシャツに限って言えば、これ以外の選択の余地はほとんどないんだよな。

っていうか、いらないくらい。

もちろんたまにボタンダウンやタブカラーなんて選択もありますが、

ベストはこのスプレッドカラーに止めを指すわけだ、世界基準!

お待たせしました。










M様  T・MASON <Italy> Cotton100%


老舗中の老舗、トーマス・メイソン、素晴らしい肌触りでございます。

もちろんドレスなスプレッドカラー、濃いめのブルー、ツイルの表情がよし。

別に猫も杓子もでなく、弊店ではこのワイドスプレッドカラーがベストチョイスなだけ。

奇をてらわずな一枚、お待たせしました。











M様  LIBERTY FABRICS <England>   


大ブレイクだそうである、プリント柄。

弊店でもK玉に背中を押された御仁から数名、オーダーをいただいたヤツ。

クラシックな花柄プリント、リバティ社の生地だ。

プリント柄は正直申しまして好き嫌いがあるとは思われますが、

これくらいの柄感ならどなたでもこなせるんじゃないかと思われます。

ソフトでスマートなカジュアルシャツの出来上がり。

お待たせしました。








以上、本日の仕立て上がり。

ご紹介出来てないお客様、申し訳ございません。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。