2013/06/07

働かない

別に仕事のことではない。

世の中あまりにも便利になりすぎて五感が働かないっていうか、

十分に使えてないように感じる。

ただでさえ理屈では説明できないような鋭く本質をつかむ第六感ともなると

いよいよ働かないっていうか、持ち合わせてない。

もちろん霊感なんてない。

さらには女性に対しては鈍感なK玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 女心に鈍いっいうよりも、わからないってのが正直な気持ちです。(汗)





古色なブロック塀と草の簾

抹茶色の水墨画
県道沿いのコンクリート塀




そんな感じで五感を大切にしたいと、

仕事柄そういう部分は大事なんじゃないかと思うわけで、

五感は健康な体に宿るっていうか、便利な環境から離れて

自分の足で歩るきまわり得られる情報で感じるのがよろしいかと。。。




蔦の屏風
緑青のわびさび

石垣にしがみつく花
健気で可憐






そんな感じで先日も、散歩と呼びたいウォーキング、

気持ちお腹まわりが気になるお年頃ゆえの強化月間、

ジェントルマンは急いでいても走りませんとばかりに

歩き回ってきました。

本来ならスピードアップを目指すなり、

肩甲骨の裏っ側とか体幹を意識して歩くところを

いちいち立ち止まっての路上観察。

この日は壁に注目、ウォーキングコースの壁という壁に着目。

何気ないコンクリートの壁、ブロック塀、石垣を激写。

五感を集中させてのへなちょこアート三昧、以外と楽しい。

← 相変わらずの本末転倒ですな。(苦笑)





民家の壁のシミアート
亀?鳥の足?


五感を鍛え、刺激する。

誰かが言っていた一番簡単な方法。

目を瞑って耳を澄ませてごらんと。



なるほど。。。

それではこのへんでチャオス☆ !



定点観測的ないつものカーブミラー
この日は格好からして散歩!
走る気なんて一切ない。





おまけ: 本日の出来上がり。



I様  LORO・PIANA <Italy> S120’S


レディーファーストなご紹介、

右上前のスーツの仕立て上がりでございます、つまりレディーススーツ。

弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたロロのスーパー120’Sと秀逸な素材。

最近よくみかける黒のなんちゃってリクルートスーツとは一線を画す仕立て上がり。

これは出来る女(ヒト)オーラ炸裂です、惚れてしまいそうです。

さっそく送りますです。














K様  DOMESTIC W100%


オープン以来のお付き合い、K玉と同年輩のK様、

自身がお父上から教わった通りにスーツが必要となったご子息に一着。

弊店オリジナルバンチよりドメスティックながらコスパに優れた素材、

限りなく黒に近いダークネイビーをお選びいただいた。

お伺いした限り、ご子息の周りは黒一辺倒だそうだ。

K様とも話し合い、黒は冠婚葬祭に尽きるとのことでこのダークネイビーをチョイス。

店が仕事のスーツに黒をすすめている以上、何の疑問も抱かずに黒を着る若者。

着る方も着る方だが、売れれば何でもいいのだろうな。

仕事に黒のスーツを着ることを注意する大人がいなくなったっていうか、

その大人たちが情けないわけだ。

とりあえず、K君、お父上と我々を信じてください。

お待たせしました。











O様  カリビアンコットン 100/2G×100/2G Cotton100%


夏場に相応しい織り感とツヤがいいですね、カリビアンコットン。

芯地をガチガチに入れたカッタウェーカラー、ドレス仕様の一枚。

基本の白は上質な素材をチョイスと王道。

お待たせしました。










K様  カリビアンコットン 100/2G×100/2G Cotton100%


こちらもコスパに優れた上質素材、カリビアンコットンのロイヤルオックスフォード、

クラシカルなフォルム、表前立てのボタンダウンと王道な仕立て上がり。

アイビー育ちのK玉もBDは表前立て派、肯けます。

お待たせしました。









O様  TESTA <Italy> Co45% Li55% 


リネンのスラブな横糸が清涼感を誘う仕立て上がりです。

カッタウェーカラー、この手のストライプとの相性は抜群ですね。

キリリとタイドアップでもボタン二つ外しなイタリアオヤジ風でもキマる一枚。

夏場の必需品、間違いない。

お待たせしました。









同じくO様  LIBERTY <England> FAIRFORD Cotton100%


脱無難なシャツの出来上がり、レトロ?いやいや最旬でございます。

小花を散りばめた思いのほか合わせやすい一枚、

当然カッタウェーカラーをチョイスです。

花柄の中にロックなティスト、ちょい悪オヤジに似合います。

お待たせしました。









以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。