ドレスシャツに限っていえば、ポケット無しのオーダーをおすすめしている。
もともとシャツが下着であったという起源を考えればうなづける話であろうか。
しかしながら、三つ揃い(スリーピース)の衰退や
軍服に用いられたシャツの影響と申しましょうか、ポケット付きのシャツの実用性は
ありがたいっていうか事のほか便利なわけだ、特にカジュアルにおいては。
そんな感じでお盆前にオーダーいただくと出来上がりは8月末の弊店、
普通にドレスシャツはポケット無しで!
残暑の厳しい8末から9月は一枚で楽しめポケット付きでも違和感のない、
色目がほんのり秋色とでも申しましょうか、少し枯れたあるいはくすんだ色目の、
仕様はいつもと同じ秋を先取りした週末用のシャツなんて如何でしょうか!
定番といえる生地からお遊びなヤツまでちょこちょこと入荷しました、第一弾!
個人的には気になるヤツが三つ、
別にクイズじゃないんで当てていただく必要はないんだけど、
景気づけに一枚作ってみようかと虎視眈々と狙っているK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
そんな感じで新着シャツ生地、売り切れご免とならないように
男らしさの象徴、決断力を試すいい機会でございます。
さっそくご覧ください。
DOMESTIC 80/2×50/1 Cotton100% 白の織り柄 全6柄 基本の白にジャガードな織りを加えて エレガントな秋の気分を先取りです。 |
GETZNER <Austria> 120/2×120/2 Cotton100% オックスフォード風なひき揃えた表情豊かな秋シャツ生地、4色。 オーストリアと聞くと東欧をイメージしてしまいますが、 実際はイタリアの北、スイス寄りに本拠地を構える 洗練された素材に高い評価を得る生地メーカー、ゲッツナー、 1818年創業の老舗でございます。 どれか一枚オーダーしてみたいK玉です。 |
くすんだピンク |
ツヤのあるブルーグレー |
枯れたグリーンはホシ三つでしょうか! |
カーキを感じるモカブラウン |
GETZNER <Austria> 120/2×120/2 Co100% ピンクのオックスフォード 120双糸のツヤと織り感が売りの生地です。 |
BRIXIA <Italy> 80/2×50/1 Co100% 渋い光沢を放つロイヤルオックスフォード2色 パープル&ブラウン これ一枚でさり気ない秋を演出 カッタウェーカラーかBDが気分でしょうか。 |
CANCLINI <Italy> 50/2×50/2 Co100% ドレスでもカジュアルでもお好みでOK! しっかりとした素材感の千鳥格子2色 ブルー&ブラウン 大好物です。 |
SOMELOS <Portugal> 50/1×24/2 Co100% 1958年創業と歴史はそこまで古くはないが、 最先端の技術を駆使し、最終工程まで一貫生産の ポルトガル最大のファブリックメーカーです。 しつかりとした生地のギンガムチェック2色。 微妙なブルーとパープル 程よい秋色ですな。 |
GETZNER <Austria> CP80/1×CP80/1 Co100% 大人スモールチェック あえてドレス仕様が弊店流でしょうか。 |
GETZNER <Austria> 80/2×80/2 Co100% 紺×白チェックながらやはり落ち着いた秋マリーン。 夏の色目とは明らかに違う枯れブルーです。 |
GETZNER <Austria> 140/2×140/2 Co100% 140双糸の目の詰まったハリ感は 英国のシャツ生地を思わせる存在感です。 とはいえ、この色目、グリーン×淡いブルーグレーの細やかなストライプ なかなかお目にかかれない配色。 秋のスーツに是非とも合わせたい。 大好物です。 |
GETZNER <Austria> CP80/1×CP80/1 Co100% 明るめのワインカラー、白抜きのストライプは最旬。 とりあえず、無地のダークスーツに合わせてみたい。 程よく押しの利いた出来上がりが楽しみな生地です。 大好物です。 |
GETZNER <Austria> 120/2×120/2 Co100% トラックストライプの一種? ブルーのストライプをベースにブラウンとグリーンの2色 120双糸の高級感溢れる生地。 王道のスプレッドカラーでおすすめしたい。 |
GETZNER <Austria> CP80/1×CP80/1 Co100% 白をベースにした微妙な織り感がエレガントな生地です。 使い方は白無地のシャツと同じ、 使いやすい控え目なストライプ。 太鼓判です。 |
BRIXIA <Italy> Cotton100% 新定番といえる赤ストライプ、色違いのブルーと2色。 押しの強すぎない上品なストライプ。 使いやすいヤツです。 |
BRIXIA <Italy> Cotton100% 同じ色調のこちらは格子柄のブルー。 ちょっと遊び心を加えたい御仁には最適な生地。 合わせるモノを選ばない大人チェックです。 太鼓判です。 |
GETZNER <Austria> 70/1×70/1 Co100% 大人しい目のプリント柄2色。 気持ちレトロな柄感をあえてドレス仕様が弊店流でしょうか。 これをドレス仕様で着れる御仁が何人いるのかわかりませんが、 難しいようでしたら普通にナポリ風カッタウェーで週末用にとご提案です。 |
GETZNER <Austria> 70/1×70/1 Co100% 草木染のような花柄プリント。 枯れオヤジには似合うはず!!! 週末用に是非とも! |
LIBERTY <London> Cotton100% まいったな、いい味だしです。 以外と一年中着れそうなヤツかもです。 とりあえず、どちらの色も個性的でいて使えるシャツとなります、間違いない! 大好物です。 |
LIBERTY <London> Cotton100% 花鳥文様の2柄、オレンジがかったピンクとネイビー。 こちらも白基調ゆえ使いやすいかと思われます。 |
LIBERTY <London> Cotton100% 好き嫌いはハッキリとでますよね。 K玉的には下の柄のほうが好きかもです。 とりあえず、シャツ一枚で力押しの2柄、 どなたかチャレンジしてみませんか? |
おまけ: 本日も仕立て上がり~シャツ編。
熊本のT様 DOMESTIC Linen100%
リネンの黒シャツ、柔らかな衿のカッタウェーカラーがよく似合う仕立て上がり。
黒蝶貝の釦との相性も抜群、大人シャツの完成。
洗いざらしで袖まくりが気分の一枚。
さっそく送りますです。
同じくT様 DOMESTIC 100/2×100/2 Co100%
赤いギンガムチェック、そこそこのクオリティーと程よい柄の大きさで
ガキっぽいシャツには見えない、けっこうK玉も好きです、ハイ。
T様はおそらくカジュアル使いなんだろうけど、以外とドレス仕様もいけるはず。
ネイビージャケットに白パン合わせでフレンチなトリコロールカラーでまとめるのもよし。
こちらも一緒に送りますです。
Y様 DOMESTIC Co66% Li34%
クールビズ用にコットン&リネンの白とブルーをオーダーいただきました、
ありがとうございます。
この生地の持つサラリとした着用感と横に走る節糸の見た目の清涼感は
今日のような猛暑日に最適であろうか。
つまりは見ても着ても涼しそうなシャツの出来上がり。
カッタウェーカラーでのノーネクタイのスタイルは
エレガントでいて男らしく見えるのはK玉だけじゃないよな。
お待たせしました。
O様 TEATA <Italy> Co45% Li55%
1919年創業のイタリアの老舗メーカー、テスタ。
程よく褪せたブルーのロンストは夏にぴったりの色目です。
コットン&リネンの程よい清涼感もクールビズに最適の仕立て上がり。
小脇にネイビージャケットを抱えて颯爽と歩いてください。
お待たせしました。
同じくO様 カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%
ツヤと丈夫さを併せ持つカリビアンのロイヤルオックスフォード。
安っぽいそのへんのオックスフォードとは格が違いますなな仕立て上がり。
前立て標準装備でクラシックなボタンダウンの完成です。
タンスに一枚は必要なド定番ながら、完成度の高さは唯一無二の一枚。
お待たせしました。
北九州のM様 カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%
掃いたようなブルーベースのストライプに白抜きのストライプと
清涼感溢れるドレスシャツの仕立て上がりでございます。
芯地をしっかりと入れたカッタウェーカラー、
オーダーいただいているモカブラウンの光沢のあるジャケットに合わせてのご注文。
もちろん手持ちのネイビージャケットとの相性も抜群でしょうか。
お待たせしました。
同じくM様 DOMESTIC Co50% Li50%
大柄へリンボーンのアイスピンクの生地、このちょっと冷めた色目なら
ビジネスでも大丈夫ですね。
やはりオーダー頂いているリネンシルクのジャケットに合わせてのご注文です。
クールビズもOK、ネクタイも締めれるようにと芯地もしっかりと入れた出来上がり。
控え目ながらも大人の色気が漂う一枚。
お待たせしました。
以上、本日の仕立て上がり~シャツ編。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。