2012/11/20

中年図書館11

最近よく夜空を見上げることが多い。

澄みきった凛とした黒に溢れ出す星が見やすいわけだ。

ベランダで一服&一杯やりながら、遠い過去の時間に圧倒されるわけだ。

オリオン座なんかがっていうか、

他の星座をほとんど知らないってこともあるんだけど、

疲れた日には下を向きがちだけど、

ふと星を見上げた時のこの光が、オリオンの光がホント心地よいK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 他には北斗七星と冬の大三角くらいでしょうか。




そんな感じで活字も目にすいすい入る今日この頃、

漫画からこ難しいヤツまでちょいちょい読んでみた。

「何の役に立つのか?」なんてことは考えずに

皆さんも読書の秋といきましょう。




冲方丁 「光圀伝」
「天地明察」ですっかりファンになってしまいました。
魂ふるわす渾身の書、傑作時代小説です。

ドン・ウィンズロウ 「犬の力」
ニール・ケアリーシリーズでもおなじみですよね。
「ストリート・キッズ」から「砂漠で溺れるわけにはいかない」まで5冊が大好物です。
稀代の物語作家さんでしょうか!

三浦しをん 「まほろ駅前多田便利軒」
直木賞です、巧みな文章世界にたっぷりと浸らせてくれる「舟を編む」とは違う味わい。
しをんさんの嗜好がうかがえられるかも~とにかく面白い!

三浦しをん 番外地です。
しをんさん、片っ端から読んでます、映画化決定。(笑)


内田樹 「下流志向」
賛否両論でございましょうか。
とりあえず、教育関係者には読んでいただきたいかもです。
わからないことがあってもきにならない人にはなりたくないよな。

小山宙哉 「宇宙兄弟」 出たよ19巻!

ヤマザキマリ 「テルマエ・ロマエ」5巻
今から二千年以上前の話。
風呂文化と日本におけるマッサージ技術の多様性もまた
他の国に類を見ない。 

スコット・フィッツジェラルド 「フィッツジェラルド短篇集」
1920~30年代のアメリカを象徴するヒーローを思い出すよな。
チャップリン、アル・カポネ、グレタ・カルポ、ベーブ・ルース。。。

夏川草介 「神様のカルテ3」
1.2と読んで3巻を読まないわけにはいかなよね。
地域医療の何たるか~良く書けております。

塩野七生 「ローマ人の物語」
文庫で43巻の歴史大作、年内読了はどうも無理のようです。
ただいま23巻、ローマの時代に興味を持たさせていただいた。
ありがとうございます。



そんな感じで中年図書館、「本を読んで何の役に立つのか?」

と、考える前に、読むべし!

それではこのへんで、チャオス☆ !