まずはウィンザー公であることは誰もが認めるところであろうか。
未だに彼の着こなしはダンディズムの規範である。
K玉的には誰かの着こなしをすっかり真似たり、同じ持ち物を手に入れたりすることは、
正直いって無粋だしそこまでは興味はない。
ただし、参考にって感じで学ぶとするならば、フレッド・アステア、スティーブ・マックイーン、
ショーン・コネリー、ケイリー・グラントなんかを思い浮かべるK玉ですが、
皆さんはいかがでしょうか?
← 似た内容の書き込み、過去に書いた記憶ありますが、悪しからず。
← 最近のチャールズ皇太子も凄いです、こだわりや流儀が。。。
本日K玉、4年ほど前にオーダーしたウィリアム・ハルステッドのモヘア混のスーツ。
いぶし銀な青魚系の生地でございます。
どうも本日の着こなしはショーン・コネリーの「ロシアより愛を込めて」の
いわゆるコネリーボンドスタイルを意識したモダンなスタイルです。(苦笑)
← なりきってキメても、ジェームズ・ボンドにはなれません。
← しかも急には女性にもてません。
しかしながら、白シャツ合わせのミニマムなニットタイの合わせは一緒なんだけど、
すっかりそのまま、例えばナローラペル(細めの衿)でないところ、
ネクタイのノットがそこまで小さくなく、しかも黒でなくグレーなところ、
チーフのあしらい方も微妙に違うわけで、最初に書いたとおり、
すっかり真似たわけではないK玉です。
この着こなしは、日本の俳優さんでは、「裕ちゃん」の相性で親しまれたボスこと、
故、石原裕次郎さんを思い出すK玉です。
← 銀幕の大スターの時代はよく知りませんが、
「太陽にほえろ!」のボスはよく覚えております。
現在のボンドスタイルは確かイタリアのブリオーニ製だったと記憶しておりますが、
間違っていたらすみません。
ピアーズ・ブロスナン、ダニエル・クレイグとイタリアの世界でもトップクラスの
スーツの縫製メーカー、ブリオーニと続いているはずです。
英国情報部、007とはいえ、このメーカーならイタリア製でも問題なかろうかと思われるです。
問題があるとすれば、K玉的にはそのお値段くらいなもんです。
とりあえず、モノトーン基調でシャープに着こなす様は今の時代感と見事に合致します。
初代ジェームズボンド、ショーン・コネリーの時代から語り継がれてきたこの着こなし、
ミディアムグレーのスーツ×白シャツ×黒のニットタイの組み合わせは、褪せることがない。
おまけ: 本日は秋冬サンプルです。
このダブルのチェスターフィールドコート、オーダー用もしくは新作コートとして
前向きに検討中でございます。
背中、ばっくりと割れております。
昔ながらの特別に奇を衒ったモノではありませんが、細部を微調整して
完成度を高めていくわけだ。
このダブルのチェスターと前回のナイロンのチェスターで
コートのバリエーションを広げようかと虎視眈々と狙っている今日この頃です。
それではこの辺で、チャオス☆ !