粋な男になりたくて的な閉めで終わった昨日のK玉ブログ、
よくよく考えてみると、簡単に粋な男になれる方法がありまして、
開高健さんや池波正太郎さん、白洲次郎さんに教わらなくても、
ラテン音楽界の頂点、カエターノ・ヴェローゾの「粋な男」ライブを見なくても、
頑固な蕎麦屋に通い詰めなくても、
硬派なBARで高い酒を飲まなくても、
簡単に粋な男になれる方法を思い出したK玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
粋な男というものはいつの時代でも、
やせ我慢さえすればなれるんじゃないかという結論に達したK玉です。
これならけっこう簡単に粋な男になれそうですよね。(笑)
人助けをして、それがきれいな女性であっても、カッコつけて名前も告げずに立ち去るとか、
けっこうなやせ我慢ですよね。
サウナは絶対最後に出ます!っていうのはいかがでしょうか?(笑)
武士は喰わねど高楊枝ってのもございましたね。
必要でない我慢をやせ我慢と言うのなら、無駄な努力を意味することになるんだけど、
ここでは大切なものを守るために精神的、肉体的なものを犠牲にするって意味で、
つまりはダンディズムの精神に繋がるわけだ。
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JTの友達とお客様からいただいただけで
意味はありません。 |
K玉的には、仕事の時は夏でもきっちりとネクタイを締め、上着を着ることで
やせ我慢をすることで、ちょっとは粋な男になれるんじゃないかと思うわけだ。
クールビズ全盛の昨今、節電で室内温度が高かろうとも、
ネクタイを締めて何が悪かろうか、
炎天下、スーツで営業、何がいけないのか。
個の発達した欧米諸国ではありえない上から押し付けられるクールビズスタイル。
弊店のお客様の多くは、会社に立ち向かって頑張っていただいているようだ。
← 胸にクールビズ中ですなんてプレート、情けないの一言です。
← ネクタイ締めても涼しい顔しておけばいいだけなのだ~簡単でしょ?
基本、男性の特権っていうか、男だけがネクタイを締めて、
仕事ができてカッコいい、課長!なんて言われる特権を自ら手放すなんて、
愚の骨頂であろうかと思うK玉です。
おまけ: 本日も仕立て上がり。
春先のスーツの仕立て上がりから、ジャケットの上がりが多くなってきました。
本日はイタリアはビエラ地区の代表選手、カルロ・バルベラ特集です。
K玉、大好物なミルでございまして、同じ生地でオーダーいただき光栄でございます。
ちょっとしたコーディネイトのご参考までにと着用シーンをアップしております。
O様 CARLO BARBERA <Italy> Wool 40% Linen 60% !
麻袋のようなサンドベージュをベースにモカブラウンとサックスのチェック、
いい味出しかと。。。
O様はダークブラウンのパンツでお合わせです、完璧です。
K玉はこの日はジーンズでお気楽な着こなしでございます。
柔らかなイエローのシャツにブラウンのニットタイとグラデーションコーデ、
いかがでしょうか?
ちなみに、選んだボタンと脇ポケットに好みがでております。
お待たせしました。
O様 CARLO BARBERA <Italy> Wool 50% Silk 30% Linen 20% !
白場に薄っすらとブルーの糸が織り込まれ、ブルーグレーのようにも白にも見える
なんとも表現しにくい色目。
柄はいわゆるウインドペンです。
O様もK玉もパンツはインクブルーをチョイスです。
ネイビーより2トーン明るいブルー、いい合わせだと思われます。
違いは選んだボタンと脇のポケットの形状です。
お待たせしました。
Y様 CARLO BARBERA <Italy> Wool 40% Linen 60% !
気持ちグレー感じさせる淡いモカブラウン、サックスのウインドペンが効いてます。
渋めの大人に似合いそうなヤツです。
仕事ではグレー系のパンツ、ダークブラウンのパンツでOKでしょうか。
お休みの時はお好きにどうぞなヤツです。
K玉的にはカーキのカーゴや細身のブラウンのコットンパンツ、ホワイトジーンズが
イメージです。
お待たせしました。
以上、本日の仕立て上がり。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。