K玉的には三つの洋服に関わるモノを思い浮かべるんだけど、
一つには、衣装としてのキルト、スコットランドのスカート状の伝統衣装。
通常はタータン柄~ちなみにゲール語ではフェーリアと呼ばれるそうだ。
二つ目のキルトは、キルティングコートだな。
日本では多色の布を縫い合わせたパッチワークキルトが主流。
表地と裏地の間に薄い綿を入れ重ねた状態で縫い合わせたモノ~。
それ程でもないちょっと昔、キルティングコートやたら流行りました。
K玉も今もたまにですがこげ茶のヤツ、引っ張り出して着ております。
でもって三つ目は、靴に装着されたキルティタング、短冊状に刻まれた長い舌革。
本来、ゴルフ用に考案されたものだが、現在ではタウンシューズとして
ローファーやサドルシューズに装着させたファニー顔のキルティタングシューズを
思い浮かべるK玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
← ゴルフされる方、ご存知ですよね?
弊店のボス、モンクストラップにキルト装着です。 |
後付でも装着可能なんだけど、同じ素材じゃないと違和感あるよな。
短冊状の房は切り離しも可能~ |
取り外し可能なタイプ!縫いつけも出来るです。 何気にエレガントに感じるです。 |
弊店のスタッフ、今では誰もゴルフしないんだけど、ちょっとキルトを装着するだけで、
なんだか英国のヒースが風に揺らめく整備不良のようなコースを思い浮かべるK玉です。
どう素材のモノを付けるのが間違いなしです。 アイレットの一番上に装着するんだな! |
コンビネーション!~エレガントだな。 |
よくあるタイプ~アメリカが本家? 甲が低くカジュアルな印象です。 |
ご参考までに、キルトタッセル~ これもよくあるタイプ~アメリカだな。 |
なんだか本家はアメリカ?と思っておりますが、間違っていたらすみませんです。
弊店では、エレガントなシルエットを望むあまり、タッセルにしろキルトにしろ、
高めにカットされ、さらにエレガントな雰囲気が醸し出されるようになっております。
今回ご紹介のキルトは、基本、靴のオーダーをいただく時にオプションとして¥3150-の
追い銭で取り外し可能なあるいは縫い付けが似合うタイプも弱冠ありますが、
ちょっとファニー顔な、小粋なキルト、装着いただけます。
おまけ: 本日も仕立て上がり。
H様 CANCLLINI <Italy> 90/2×60/1 Cotton 100% !
1925年創業のシャツ生地の老舗メーカーです。
世界的にも著名なメゾンブランド、エルメス、ディオール等にも生地提供していることは
有名な話ですね。
このグレー×白のストライプをクレリックのスプレッドカラーでオーダーいただいた。
チャコールグレーフランネルのチョークストライプのスーツ合わせて!
いい感じです~
同じくH様 CANCLINI <Italy> 120/2×120/2 !
さらに色鮮やかなロンドンストライプ~ネイビージャケットの合わせて~
イタリアならではのカラーバリエーションを誇るカンクリー二社のシャツ生地、いいよね!
お待たせいたしました。
T様 カリビアンコットン 100/2×100/2 !
やや濃い目のブルー無地、ツヤのあるロイヤルオックスフォード。
今年の既製品でも取り扱いさせていただいた生地で大好評なり~。
同じくT様 カリビアンコットン 100/2×100/2 !
はけ目のイエロー、ブラウンジャケットに合わせてオーダーいただいた。
このイエローシャツはちょっと大人に感じるです。
けっこう気になる仕立て上がりです。
ラストはS様 衿、カフスをお取替えの修理品です。
衿とカフスが劣化して擦り切れたシャツをお直しです。
同じ生地があれば、そのまま交換しますです。
なければご覧の通り、クレリックカラー&カフスで交換できます。
弊店でオーダー頂いたシャツなら取替え可能ゆえ、まだまだ着れるんだけど
カフスが擦り切れちゃって!って御仁、いらっしゃいましたらご相談にのります。
以上、本日の仕立て上がり~シャツ編!
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。