2010/10/24

吹きガラスに魅せられて~

ここに吹きガラスのタンブラーがある。
K玉の愛用品だ。ほぼ毎日使っている。
← 焼酎ロック用だろ~所詮。

縄文式土器を思わせるイチゴのような模様が
手にしっくりくる。
厚みも重さもしっかりとあり
クリスタルガラスの透明感とは対極の柔らかさで
優しい感じが気に入っている。

K玉愛用
コレくらいなら買える~



「普通の仕事をして普通のものを作りたいんです。
僕自身が普通の人間ですから。」

吹きガラスの工芸作家

舩木倭帆(ふなき しずほ)氏の作品集の中の言葉だ。

明快で説得力もある「普通」と同じテーマを持つK玉。

 
弟子にしてください~!と叫びたくなる児玉ですが
皆さんいかがお過ごしでしょうか?



三越での個展!


柳宗悦氏 棟方志功氏 河井寛次郎氏らの昭和初期に
始まった民藝運動。
舩木先生の父上も陶芸作家で、特に河井寛次郎氏らと
親交を深めたこともあり
舩木先生の作品には陶器のような暖かみや優しさがある。

工芸作家というよりも正に職人そのものだ。

← 京都にある河井寛次郎記念館
是非一度訪ねてみてください~


微妙に柄違い~

おやっ?

久しぶり~ミィちゃん

吹きガラス人生53年~修練によって得た技能。
使い手の心をそそる器量と度量を具えた
品格と普遍性が大切だと舩木先生は言う。

K玉も弊店のスーツや靴にその志を紡いで、縫いこんで
ほんの少しのK玉スパイスを振りかけていければと思う。

家人所有 花器
こちらはちょっと高い!



最後に舩木先生の作品集のあとがきの言葉で締めくくる。

「日用雑貨はいわば普段着である。年に数回しか着ない晴れ着もいいが
毎日使う普段着を大事にすることが本当の豊かさだと思う。私は普段着を作る。」




PS: 舩木先生とは一度だけお会いしたことがある。
家人から紹介してもらった。
つまり、今日の話はすべて~
家人からの受け売りである。



おまけ:  今日のK玉。

 In Gentry Complex Dark Brown And White !






ダークブラウンのジャケットにホワイトジーンズ~
ここ2~3年割りとカッコよく見える組み合わせ?ですよね?

シャンブレーのシャツに黒のニットタイ
足元は明るめスェードのチャカブーツ
← もちろん雨用ラバーソール~

今日は茶×グレーのリボンベルトがポイントです。

ジャケット チャカブーツ オーダー
シャツ ジーンズ CADETTOで!!