などのビールテイスト飲料。税制の話しは別にして、ビールを飲みたいという習慣の為に
考案された疑似飲料である。メーカーとしては、違う味で習慣打破を目論むより迎合した
方がよいという一例だ。それにしても日本の技術は凄い。
次に車の色。要人が乗るショーファー(運転手)付きの車はすべて黒。やがて黒が高級に
感じるようになり、今や車の色はその大小に関係なく黒が人気だという。
学生服や礼服を除けば、黒は衣服の色として日常的に用いられていなかった。女性社員
の服装なども、紺が主で濃いグレーがそれに続く感じだった。昨今は男女、スーツなどのア
イテムに限らず黒い物を身に着けていない人を捜す方が難しい。黒は全ての光を吸収して
神秘・厳粛のシンボルカラーであり、沈静・悲しみの色として喪服にも用いられてきた。
うまく使えばシックで上品にもなる色である.
ところが、この黒という色が発する感覚が大きく変わった気がしてならない。静寂に身を
包むべき色が、裏の意味、つまり攻撃的な強めの意味を持つようになった。その無機質さ
が威圧感(押し出し)を増幅するのだ。前出の車体色も同様な変化だろう。着手は、無難で
簡単にお洒落っぽさを手に入れられると思っているのだろうが、黒の性格は複雑だ。黒なら
ではの上手な着こなしや色合わせが出来ている人は多くはない。
時代のムードに合う色と判断しているのだろうか。安易、無難、厳粛、シック、威圧、難しい
色である。普通の生活者であるひとりの男性が、ワードローブの基本を黒にするのは、陥り
やすい間違いであり、危険なことである。私の日常には黒を用いない。」
月刊 はかた 10月号 「スーツのはなし」 VOL.118 より
弊店代表である笹川が、エー・アール・ティ株式会社の発行する
「月刊 はかた」 に 「スーツのはなし」を寄稿するようになり118ヶ月経過した。
そう、もうすぐ10年である。身内ながら凄いことだと感じる。
対し、児玉がブログをはじめて3週間。
右手人差し指1本のスロータイピングから
両手人差し指の2本使いに進化した。
入力時間が半分になった。
ある意味 凄いと思う。。。
来店いただいたお客様からブログに対しての意見や、
そこから派生する話しで盛り上がる。
きっと、ブログをはじめて良かったと思っている筈である。
皆様、これからも
「スーツのはなし」 「K玉ブログ」の応援よろしくお願いいたします。