2013/08/07

共生 人生を楽しみ懸命に働く

いや、別にですね、自然と人間の共生なんて感じで

人間中心の行動や考えを転換して自然環境と共生なんて難しいこというつもりはないし、

地域社会との共生とか福祉的なことを語るつもりもなく、

ただなんとなくですね、弊社もっていうかこんなK玉でも

新年度を迎え色々と思い出したり考えたりするわけで。。。

← 寄生でもなく、たぶん?スタッフ一同異なった生物でもないんで、

本来の意味での共生は不適当かもです。(汗)

← この時期は戦争も原爆も知りませんが、平和が一番ですよね、

二度と戦争を起こしてはいけません、なんて思ったりもします。





2013A/Wコレクションより~スーツのオリジナルバンチの抜粋。
C・BARBERA L・PIANA SCABAL T&LODGE GUABELLO MARTINSON’S他
世界の代表的なミルやマーチャントから~




共に同じ所で生活するっていうか、働き馴染んだここ大名の町で

お互いに支援しつつ高め合い共生。

なんだか以前より弊店ジェントリーと兄弟店カデットの

ドレスとカジュアルの互いの個性を伸ばしつつ

豊かな共生社会っていうか会社なんだけど、

うまく歯車があい稼動してきたかなと、

それぞれのショップの商品価値とライフスタイルの提案、

国境を越えたって大袈裟だけど西洋の、

特に英国とイタリアの服飾文化をメインに

フランスのエレガンスと大陸は違えどアメリカの自由を視野に入れつつ、

日本人のもつ感性っていうか我々スタッフ一同のことなんだけど、

用とか美の融合でもって程よくバランスのとれた店舗体制が、

それなりにとれてきたように感じる今日この頃、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 自分で読んでもなんだかよくわからないK玉節ですな。(笑)

← とりあえず、数字だけではない良い方向に向かっているとご判断ください。






2013A/Wコレクションより~ジャケットのオリジナルバンチより抜粋。
E・ZEGNA CANONICO REDA H・TWEED ORMEZZANO CERRUTI他
世界の覚えておくべきミルやマーチャントから~




そんな感じで弊店は弊店なりの、カデットはカデットなりの突破口を模索しつつ、

お盆前からの秋冬の準備を着々とすすめているわけだ。

それぞれが特化してっていうか、得意分野で勝負。

深く穴を掘りすすめているうちにいつのまにか入り口の直径は広くなるという。

← 色々なモノの本によく書いてある受け売りです、悪しからず。

しかしながら実際の現場では、掘った土をかき出すために一度ドリルを抜いたり、

そのドリルが抜けないようにドリルの先端でげん骨握ったり、

ドリルの刃が欠けたり、サイズを微妙に替えたりと、悪戦苦闘するわけだ。





2013A/Wコレクション~弊店オリジナルバンチ。
この時期にしてはかなり揃ったです。






弊店はもちろんオーダーという分野で機能性やルックスだけでない、

むしろ時流からは浮いてしまいそうな装いを、スピリットを追求していくことになる。

安さと利便がもてはやされる現代において、

少々手間ひまかけて装うことは時代に抗うかのようでいて、むしろ痛快。

他人へのリスペクトを決して忘れずに、

流行に左右されず、また頑張り過ぎず、己の個性を大事にした一点モノ、

つまりはお客様らしさが滲み出るような服を作ることを信条としていきたいと、

お客様に似合う気持ちの良い服を作っていきたいと思う今日この頃でした。

それではこのへんでチャオス☆ !




おまけ: 本日も仕立て上がり。





M様  DOMESTIC W100%


インクブルーのピンチェック柄、どちらかというとスーツでのご注文が多い生地なんだけど、

今回はジャケパンでオーダーいただきました、弊店オリジナルバンチからのチョイス。

ご本人様の披露宴の二次会での着用が第一の目的、

後々は仕事で着用予定と元を取る意味でのコストパフォーマンスでございます。

フラップを潔く外すあたりは、よくわかっとんしゃなな一着でしょうか。

パンツはウィリアム・ハルステッドのライトグレー、夏生地得意な英国の老舗。

今回はあえて裾をシングル、後々はダブルに直す予定です。

貸衣装では納得できない紳士のスタイル提案、

とりあえず、この度はおめでとうございます。

お待たせしました。
















C様  LAST 2021 アノネイ社 ボカローカーフ


パンチドキャップトウオックスフォード、最も汎用性の高い茶靴の出来上がり。

履きこんでからカッコよくなる定番靴の完成です。

つま先の穴飾りを2ミリ×1ミリの中子穴チョイスでよりエレガントに、

ソールはラバーソールを感じさせないように控え目にと

目立たない部分でこだわるのがC様流。

お待たせしました。













以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。