適度に適当なK玉的には片結びかポケットにベルトをインって感じで
程よくナチュラルな感じが好みである。
バックルに通してキッチリと、あるいは蝶結びなんてきれいに整えたやり方は
何故だか恥ずかしい気持ちがこみ上げてくるのだ。
最悪なのはベルトを後ろでまとめるヤツ、
女性がやっている分にはむしろデキル女子的な印象で好感をもつんだけど、
男が後ろでまとめているのを見ると何故だかわかりませんが、
わざとらしくカッコつけやがってと、特に若い方々に多いんだけど、
大人の男ならやってはいけないコートの着こなしの一つであると、
それなりのインパクトのあるベルテッドだからこそ、
控え目なベルトのあしらい方が望ましいかと思う今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
そんな感じで本日はオルメテックス社の最高級マイクロファイバー素材を使用した
シングルトレンチのベルテッドコートのご紹介です。
今回はナス紺のみ、ライナーも取り外せる重宝なタイプです。
毎年手を変え品を買えっていうか、素材を変えてのご提案、
ナス色の滲むようなツヤ感と撥水加工でもって
オン・オフ着倒していただければ幸いです。
← ご予約でサイズが欠けております、悪しからず。
Size: 46 48 50
Price: ¥61950-
絞ったラインが男の後姿をさらに引き締めるベルテッドコート。
ライニングの着脱で秋から春先までのヘビーローテーションと
伝統のトレンチコートを時代感をもって着倒しましょう。
それではこのへんでチャオス☆ !
おまけ: 本日も仕立て上がり。
A様 FINTES <Italy> PLUTINUM S130’S 250g
ここ最近フォーマルスーツのご注文が多いっていうか
A様も必要に迫られてのオーダー
K玉たちと同様、歳を重ねてきたわけだ。
A様はしなやかで高級感のある生地をチョイス、フィンテスのスーパー130’S、
ノーベント、シングルピークドときもち華のある仕立て上がりでございます。
ボタンも当然ツヤのあるナットをチョイスと予定調和、
一年通してお使いいただける完璧な略礼装の完成です。
お待たせしました。
S様 SAVILE CLIFORD <England> S100’S 295g
こちらもフォーマルなブラックスーツの仕立て上がり。
S様はサヴィル・クリフォードの打ち込みのしっかりとした生地をチョイス、
光沢感を押さえたいぶし銀な表情がいかにも英国調ですよね。
3釦の段返り、サイドベントのいつもの仕様と正統派の一着、
あえてフォーマルっぽくないオーソドックスがお好みでございます。
こちらのボタンはホーン、ツヤのない控え目さが信条、
昼の格、夜の格も無難にこなせる略礼服の完成です。
お待たせしました。
K様 LORO・PIANA <Italy> TASMANIAN S150’S 250g
高級生地の代名詞、ロロのタスマニアンとこだわりのチョイスです。
ワントーン明るいネイビーのストライプ、
裏地の色をリンクさせてのきもち華のある仕立て上がりでございます。
今回はパンツのディテールを変更、
弊店で最近おすすめしているベルトレス仕様、
脇の美錠と長い持ち出しのクラシックなスタイルを気に入っていただいた。
とはいえ、全体のバランス感を見ることが肝心、
オーダースーツは流行を追うものではないから。。。
お待たせしました。
O様 CANONICO <Italy> S110’S 260g
決してトレンドなんかに左右されたくないO様の審美眼は
チャコールグレーの無地とシルエットを引き立てる仕立て上がり。
コスパに優れたカノニコのS110’S、弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた。
寡黙な男らしさこそグレーのスーツが誇る美徳なのである。
間違っても溝鼠色なんて言わないでいただきたい一着。
お待たせしました。
カラーネップを織り込んだ鮮度の高い都会的なジャケットの仕立て上がりです。
カントリーテイストだからこそ都会的なわけだ。
お好みでエルボーパッチも搭載と
タートルやデニム合わせが活きてくる軽快な一着。
まあ~これだけ品のあるジャケットならオフィスでも大丈夫でしょうか。
お待たせしました。
以上、本日の仕立て上がり。
ご紹介出来てないお客様、申し訳ございません。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。