2013/11/28

クリスマスディスプレイ

店内ディスプレイを晩秋から冬に変えて

一気にクリスマスの雰囲気になりました。

店頭のディスプレイもサンタの帽子を被ってお出迎えです。

なんて大袈裟に書いておりますが、作業工程5分、

ただリースやコーン、ワイングラス等を並べただけの

簡単なデコレーションでございます、苦笑。

あいかわらずイベントごとにやる気のない弊店及びK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?














クリスマスシーズンの売り上げ比重の多い店や

普通にウインドショッピングをするのが当たり前のヨーロッパなんかでは

本気で飾り込みをしている写真なんかを拝見するんだけど、

イエス・キリストの降誕を祝うクリスマスが、

商業主義に走りすぎているんじゃないかと、

家庭で静かに過ごすのが正解なんじゃないかと、

クリスマスプレゼントを楽しみにしている子供たちのことは置いといて、

通勤経路の警固公園のイルミネーションなんてのは

夜分のまがい物の美しさっていうか、昼間の間の抜けた電飾や

巻きつけられたコードを見かける度に胡散臭いっていうか、

本物の夜景にはそれぞれの家庭の生活があり、

温かみを感じることはあっても

あのイルミネーションには人工的な輝きしかないのが事実、

多くの人が立ち止まって写真を撮ったり、

子供たちが喜んでいる様は微笑ましいんだけど、

K玉的にはたいした感動はなく素通りなわけだ。

← 簡易な家庭のクリスマスツリーには愛があるよな!

← 警固公園のシャンパンゴールドのイルミネーションは大人も楽しめる感じで

よく計算されたヤツです、ただK玉が興味がないだけなんで悪しからず。











そんな感じでクリスマスディスプレイ、

たまにネクタイやストールをプレゼントにお求めいただくことはございますが、

どうも商業主義には走らないっていうか、走り様もないんだけど、

毎年味気のない淡々とした飾り付けで恐縮な弊店及びK玉です。

一応K玉家っていうか、うちの家人、花の講師をしている関係で

玄関周りはそれなりに飾り付けております。

イルミネーションはございませんが、ちょっと大人のクリスマスディスプレイ、

弊店の飾り付けをお願いしたいところでございます。

それではこのへんでチャオス☆ !






おまけ: 本日はN間&K玉~それぞれのグレー起毛素材。






フランネルスーツのN間、明るいライトグレーが軽快感を助長してくれる着こなし、

そこにグレンチェックと希代のウェルドレッサーに負けじと

語り継がれてきた着こなしかはどうか知りませんが、

白シャツ×ダークブラウンのウールタイとほっこりとしながらも

きっちりと締めたコーディネイト、N間の流儀でございます。

足元のスウェードシューズでハズす洒脱な雰囲気は参考になりますよね。

フランネルスーツの柔らかな、そして現代的な着こなしにホシ三つでございます。














方やK玉、仕事で着るカジュアルな着こなし、グレー系の起毛素材。

大切なプレゼンとか商談なんてないわけで、

節度と品格を忘れずにをモットーに

快適なカジュアルなジャケットスタイル、大柄チェックです。

ヴィンテージオックスのBDにクルーネックのセーター、

ホワイトジーンズに15年以上前に購入したシルバノマッツアのモンキーブーツと

がっつりカジュアルではございますが、

ちょこっとフォーマルな気分を挿入、アスコットタイで完成の着こなし。

未だにシルバノマッツアのモードな雰囲気が今ひとつでホシ二つです、残念。








2013/11/25

Destiny’s Dimension

旅と出会いによって始まる素晴らしい時間と空間。

そんな意味が込められた「Destiny’s Dimension」

「運命の次元」を思い描き命名されたバッグが入荷してきました。

K玉的にはなんと壮大なネーミング、運命の寸法?容量?

出会いによって紡ぎ上げられた共有の思い出をそのバッグに詰め込んで的な

なんともロマンティック、情緒的なイメージでうっかりと妄想に走ってしまいそうで

バッグのメーカーさんには申し訳ない気分のK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← バッグそのものは風格と上品さを兼ね備えたヤツなんで悪しからず。(汗)











そんな感じで 「Destiny’s Dimension」

このスピード時代のトラベラーに心和らぐコレクションとなっております。

厚口のヨーロッパ原産のシボ革を使用、

タフで傷つきにくく、傷ついても目立ちにくいのが特徴。

機能的なデザインと仕様、革使いをバランスよく盛り込んでの

風格と上品さを兼ね備えたインターナショナル・トラベラーズ・コレクション、

どうぞご覧ください。










City W40.0 H32.0 D6.5

Color: Old Fashion Sky、Lyrical Wood、Magnetic Ink

Price: ¥37800-  

ラウンドジップ採用で開口も広く出し入れが容易、

薄マチですが低鋲は5点完備と安定感のある設計、

外にあるL字型ポケットは便利この上ない感じでございます。

ショルダーストラップ付きのいわゆるブリーフケースですね。

全部で7色ございますが、とりあえずの入荷は

水色、ダークブラウン、ネイビーの3色、悪しからず。
















Wall Street W40.0 H31.0 D12.0

Color: Magnetic Ink

Price: ¥42000-

Cityより一回り大きいブリーフ、

内部2層のセパレート構造、個性派のブリーフケース、

もちろんショルダーストラップ付きの便利なヤツです。

インにポケット4つ、アウトに2つと収納上手な設計、

ショルダーバッグとしてお使いになる方も多いかと思われます。

こちらも全部で7色、弊店にはとりあえずネイビーのみ、

ご希望あればいつでもお取り寄せしますです。

ついでにキーチャーム有り、カギを取り付けられセキュリティも高いのだ。














Manhattan W46.5 H38.0 D13.0

Color:Cigar、Lyrical Wood、 Magnetic Ink、Graphite Pencil

Price: ¥54600-

中期出張に対応のトラベルバッグ、

フラップブリーフデザイン採用の風格と上品さが売り、

ニッケルのミラー仕上げのひねり錠がアイコンですよね。

まあ、利便性のあるオーバーナイターなのは間違いない。

これ、容量といいK玉的には一番気になるヤツです。

ショルダーストラップ、キーチャーム完備。




















あらゆるシーンで使える機能性、デザインと

この上ないコストパフォーマンスは魅力的ですよね。

「Destiny’s Dimension」

旅を移動するだけと考えるならコロコロが一番便利なんだろうけど、

バッグ、特に革で包んである鞄においては、K玉的には服装の一部であり、

革製品に限るわけだ。

つまりは、実用性と美意識の狭間を楽しむわけだ。

これこそ運命の次元に身をゆだねるってことですかね。

なんだか無理やりの落ちに恐縮ではございますが、

それではこのへんでチャオス☆ !







おまけ: 本日も仕立て上がり~靴編。







S様  LAST 2001 チャールズ・F・ステッド


英国を代表する名門タンナー、チャールズ・F・ステッド、

世界中にファンを持つスウェードに定評のあるタンナーです。

そこのダークブラウンスウェードでもってモンクストラップ、

ノーズが長く見えるデザインが活きたセミスクエアのトウシェイプ、

上品な顔つきにスーツでもピタリとはまる出来上がりでございます。

実はS様、2003年より試行錯誤でもないんだけど、

数度に渡る微調整でもって16足目のオーダー、

すでに廃盤になってしまったラストではございますが、

ある意味贅沢なS様専用ラスト、

デザインよりも履き心地優先、絞り込んだアーチ部分のフィット感、

ヒールカップの形状、左右の足長の違い等、

ブランド違えばフィットも変わり、モデルが変わればまたフィットも変わり、

革が変わればさらにフィットが違うわけで、、、

今回も仮縫い入れての出来上がり、

ホント、大変お待たせしました。
















A様  LAST 2021 ミラーカーフ <Germany>


往年のドイツボックスカーフをコーティングした

あたかもコードバンのようなツヤを醸し出すデッドストックの革、ミラーカーフ、

今回のオーダーで売り切れご免となってしまいました、合掌。

A様は今回初オーダー、フォーマルに使えるシンプルな黒靴をと

通りすがりにお立ち寄りいただいたご新規のお客様、

そこそこの靴談議に花が咲きオーダーしていただいたわけだ。

優しげなラウンドトウと控え目なコバの張り出し、

エレガントな演出のピッチドヒール、ライニングも黒で統一、

コンサバティブなドレスシューズの完成です。

内羽根のプレーントウ、間違いなくミニマムさにおいてフォーマルを代表する靴、

ご要望通りにつま先に鏡面、仕込んでおります。

お待たせしました。














以上、本日の仕立て上がり~靴編。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。

2013/11/24

表向き実用

防寒という意味においてはコートを羽織る時間は

なんだかすっかり短くなってしまいましたが、

エレガントで実用的というコートの使命を考えると

本日のご紹介は実用に軍配が上がるかと思われます、

弊店オリジナル、ナイロンチェスターコート。

ソフトなタッチのマイクロファイバーに比べてきもち荒い素材感、

ちょっとガシガシしたヤツをあえてチョイスの新着のご紹介です。






とりあえず本音を語るならば、表向きは防寒だもんな、

やっぱり軽く羽織るヤツもいるもんなと言いながら、

首元をストールでまとめるだけ、

コーディネイトなんてたいして考える必要のない

軽くて便利なナイロン系のコートでもって

密かにエレガントな気分っていうか、

上品で優雅な様を楽しみたいと思っているK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 世の中のほとんどの御仁がそう思っているはずです。(笑)









そんな感じで新着のナイロンチェスターのご紹介、

巻くだけでキマル巻物とセット、後は羽織るだけの軽々なヤツ、

仕事でも休みの日でも実用とエレガントを兼ね備えた

ジェントリーな御仁の新定番です。



Color: ネイビー&ブラウン

Size: 44 46 48 50 52

Price: ¥57750-





















何気なく毎朝手にとってしまいそうなヘビーローテーション。

ストール巻いて羽織るだけ、

コーディネイト要らずのナイロンコートのご紹介でした。

それではこのへんでチャオス☆ !





おまけ: 本日も仕立て上がり。




O様  JOHN ROBERTSHAU <England> Cashmere100% 430g


昔ながらの伝統技法、天然のあざみで起毛加工と

天然素材の持つ自然のツヤと風合いを引き出しております、

コスパに優れた繊維の王様、

カシミア100%のチェスターコートの仕立て上がりでございます。

このテーラーから派生したコートは弊店でもスーツのファクトリーで生産しており、

一般的なアウター工場で作られるコートとは一線を画す仕立て上がり、

ウエストを絞ったエレガントなシルエットが売りの一着です。

ここ福岡も西高東低の気圧配置、すぐにでもお羽織りください。

お待たせしました。
















I様  E・ZEGNA <Italy> TROFEO W95% Ca5% 290g


今年やたら気になる色目、枯れたボルドーチェックの仕立て上がりです。

グレージュの格子と合わさって控え目なエレガントとでも申しましょうか、

知的でいてラグジュアリーなジャケットの完成、

そのへんの既製品ではお見かけすることはないと思われます。

合わせたモカブラウンのパンツも感動するほどの溶け込みようで

上質な素材を活かしきった極上の一着&一本。

軽快な上胸一枚芯のカーディガンのような着心地と

S字カーブを描いた美しく落ちるシルエットの融合。

さっそく送りますです。
















W様  LORO・PIANA <Italy> ZELANDER 


弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたロロのネイビーのマットウース、

ニュージーランド産メリノのコシとハリのある生地。

起毛感はないんだけど、しっかりと打ち込んである生地ゆえ、

確信犯的にアウトポケット、つまりはセパレートに着てみようかと

ジャケット使いも視野に入れた仕立て上がりでございます。

これ、夏場以外着用可能、海外出張の多いW様には

ベストな一着、着倒してください。

お待たせしました。














U様  CANONICO <Italy> S110’S


弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたフォーマル生地、

ご本人様の結婚式に着用の仕立て上がりでございます、おめでとうございます。

シルバーのベストとウイングカラーのシャツにシルバーの結び下げのネクタイで

完璧な昼の格、慶事に相応しい一着でしょうか。

どうもレンタル一回で六桁を払うのに納得がいかないと、

昼間からわけのわからないタキシードモドキを着るわけにはいかないと、

今後も慶事、弔事と活用できるブラックスーツの完成です。

K玉もそろそろ一着考えております、ブラックスーツ。

お待たせしました。










以上、本日の仕立て上がり。

ご紹介出来てないお客様、申し訳ございません。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。