本日はお弁当ではなくたまにの外食だったこともあり、
ただ単に通り抜けて昼飯を喰らい、また同じ道っていうか通路を歩いていて、
とある階にふと立ち寄ってみようかと思い立ったK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
← ここ数年は地下の食品売り場と紳士の下着売り場とレストラン街以外
利用したことのないK玉です。
そんな感じで、ついでにメンズの売り場でもたまには見てみようかと
業界の知り合いも何人かいることだし、たまには挨拶がてら立ち寄ってみようかと
差し入れも持たずにエスカレーターで登ってみました。
元々片付けないといけない用事のため以外利用しないものだから、
ほんと用事がないと立ち寄らなかったデパートではあるんだけど。。。
平日のお昼時ゆえ、想像通り気持ち静か、だれが好き好んで午後の早い時間に
紳士服売り場でワゴンでのブランド物のタイムサービスがあるわけでもなく、
群がるわけがない、皆さん仕事中ですよね、静かなのは当たり前。
しかしながら、こちらで知人と挨拶しつつ、あちらで友達と談笑しつつ観察している限り、
K玉のように片付けないといけない用事だけの方たちだけでなく、
どうも楽しそうにゆとりをもって歩いている方たちもいるようで、
昔に比べてスタッフたちも売る気満々なオーラも強くなく、
ブランドごとの仕切りもきつくなく、楽しい気分を味わっていただきましょうと、
台頭していた頃のセレクトショップのような雰囲気とでも申しましょうか、
もちろん淀んだ空気のコーナーが全くないわけではないんだけど、
ゆとりのある買い物の場がそこにはあり、侮れないな昨今のデパートと
オーダー中心の弊店でこその別の余裕でもっての観察、
これが既製品を中心としたセレクトショップの店長であったなら、
取り急ぎ店に戻って店内チェック、盗めることはないかしらんと
一時は悶々するんじゃないかと、ちょっとそんなこと、考えたK玉です。
← K玉の知り合いや友達はそれはK玉なんかよりもきちんとした社会人なのは確かです。(汗)
弊店は正直申しまして、大人の男性がお一人でご来店いただくことが多いんだけど、
どうもデパートでは大人の夫婦やカップルがゆっくりと楽しみながら、
あるいは予想以上のこだわりのある紳士が来店しているようで、
より深い商品知識のみならず、絶妙なサービスっていうか、
コミュニケーション能力がカギとなるようで、別にバカにしていたわけじゃないんだけど、
それなりに考えさせられるところも多く、ちょこっと立ち寄るだけのつもりだったのが、
おおいに収穫のあるお昼休みでございました。
← センスと知識と社会人としての常識の三位一体が大事かもしれない。
← お洒落だけじゃないスタッフの育成ということです。
それではこのへんでチャオス☆ !
おまけ: 本日も仕立て上がり。
オーダーシャツの一割がお休み用って、数日前お話させていただいたんだけど、
そのへんのシャツなり、完全ドレス仕様、人気のカノコ等出来上がってまいりました。
T様 INDIAN MADRAS Cotton100%
アイビー時代を彷彿させるマドラスチェック、懐かしい。
このインディアンマドラスをジャストサイズでカッタウェーカラーにするだけで、
今時なカジュアルシャツの出来上がりとなる。
洗い込んだ後の風合いもオヤジに似合う枯れ加減、大人です。
お待たせしました。
N様 GETZNER <Austria> Li55% Co45%
派手なのか渋いのか微妙ではございますが、K玉は大好物。
コットンリネンのカッタウェー、完全にお休み用の仕立て上がり。
素肌にサラリと一枚でなく、Tシャツ合せで袖まくりが気分。
短パンかロールアップしたパンツで涼しげにコーデがベストな一枚。
こちらの柄ストライプ、兄弟店カデットに3色入荷しておりました。
← お急ぎの御仁はカデットに駆け込んで下さい。
お待たせしました。
T様 カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%
同じ素材で二枚口、ソフトな芯地のカッタウェーカラーと
ガッチリと芯地の入ったスプレッドカラーの仕立て上がり。
表情豊かなバスケットオックスフォード、ツヤのある二枚。
半透明のカラーステーを装着出来るか出来ないかが見た目での違い。
とはいえ、その時のスタイルで着るシャツが変わるわけだ、面白い。
お待たせしました。
半透明のステーを置いてみました。 |
M様 カノコ 96/2/2×60/1 Cotton100%
2枚目のカノコシャツ、白のカッタウェーをチョイスです。
ほぼアイロンいらずで大活躍、弊店でのクールビズの傑作と言えましょう。
これと同じ仕様のカノコを後で公開してみます。
さっそく送りますです。
I様 カノコ 96/2/2×60/1 Co100%
こちらはナポリ風と呼んでいるタイプのカッタウェーカラー。
風になびく度合いが大きいよりカジュアルな印象の仕立て上がり。
違いは衿越しの高さと衿のロール感。
微妙な違いなれど、それぞれにお好みありなな一着。
お待たせしました。
身を削ってとはまさにこのこと、やや崩れたボディーをさらしての
クールビズスタイルのご提案です。
カッタウェーカラーのだらしなくもなく涼しげな衿の佇まいは
おすすめさせていただいている訳がわかるはず。
程よくフィット、アイロンいらずの着心地のよい一枚です。
シャツスタイルだけでは正直申しまして小っ恥ずかしいK玉ですが、
なんとか清潔感がありだらしなくも見えてないと自負しております、合掌。
以上、本日の仕立て上がりとご提案。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。