いく度となく取り上げられてきた。
が、しか~し、学ぶべきところは学ぶにしても
我々にもそれなりに培ってきた流儀があるわけだ。
そんな感じで本日たまたま弊店スタッフN間&K玉、
フランネルな柄スーツゆえ、ウィンザー公とはちょいと違う極意ってほどでもないんだけど、
王道からのハズシを伝授してしてみようかと思い立ったK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
← ちなみにウィンザー公、同系色の濃淡と柄×柄の大きさを変え、
足元をスウェード靴でハズすといった流儀でしょうか。
余談ではございますが、先日ウィンザー公に絡む映画
2011年公開の「英国王のスピーチ」を借りてきてじっくりと鑑賞しました。
長男エドワード8世(ウィンザー公)が即位してまもなく王座を捨て、
弟のジョージ6世(ヨーク公)が急遽っていうか仕方なく、
逃げ出したくても逃げ出せずに即位するんだけど、
内気で吃音症に悩まされる新米の国王は公務でのスピーチは常に苦痛の種であった。
そんな中出会った平民の言語療法士との友情と
国王がそこをなんとか乗り越えていく強い心が緩やかに描かれている。
この映画はよくありがちなハラハラドキドキする作品ではないんだけど、
ある意味何度でも見れる作品であり、
誰もが持つコンプレックスと如何に向き合うか、
決してカッコよくはないんだけど、
その背景にある第二次世界大戦勃発での国民を鼓舞する演説(スピーチ)というわけで、
史実に忠実に描かれており、映画なので多少は脚色されてはいるんだろうけど、
K玉的には相当お気に入りの映画でございました。
← 稀代のウェルドレッサー役が二人出ており、
ウィンストン・チャーチル役の人がクスッて感じで笑えます。
← 弊店の店名、ジェントリーコンプレックス。
バイタリティーを蝕むコンプレックス。
コンプレックスに打ち勝つバイタリティーと、
紳士の憂鬱からの脱却を模索するところからのスタートでした、これホント!
でもって肝心の粋な着こなしですが、N間、
ブルーシャツ×ネイビーストライプタイ、あるいは白黒合わせと思いきや
ダークブラウンのソリッドタイにブラウンスウェード靴でまとめております。
焦げ茶とハズし、靴とまとめるテクニック、程よく抜け感が出ております。
青いホーズもハズし技、ホシ二つ半でございます。
片やK玉、ハウンドトゥースのフランネル。
王道ミニマムな白シャツ合わせ、黒のニットタイかグレーの無地、ウールタイが
ウェルドレッサーの代表、ショーン・コネリーをお手本とする着こなしながら、
大柄ペイズリータイにセミブローグとそこまでフォーマルでない黒靴チョイスです。
モダンの極み的なストイックな合せは苦手、モードな洋服を想像してしまうよな。
とはいえシャツ、気合でシャツ、タッターソールか濃いめのブルーが正解!
だったかもなな感じでホシ一つ半です、残念。
← タッターソールなら靴も当然ブラウンスウェードですよね。
センターを務めるボディー君、ついでにご登場願いました。
柄×柄、同系色の合わせとウェルドレッサーに学んだ通りのコーディネイト。
靴はフォーマル感の少ないブラウンのウイングチップか
ブラウンスウェードチャカで決まりでしょうか!
いやはやおそるべし、稀代のウェルドレッサーの教えは間違いなし。
いまだ色褪せないスタイル、ホシ三つでございます、完敗です。
こんな感じでウェルドレッサーをお手本に、創意工夫です。
世間の皆様とは微妙に違う着こなしに自己満、ほっといてください。
それではこのへんでチャオス☆ !