2011/12/29

ジェントリーオーダーベスト 3

年末も押し迫り今年一年を振り返っての弊店オーダーベスト3を

正確に集計したわけじゃないんだけど、弊店スタッフ、お客様のご意見も参考に

統計学的にも間違ってないと思われるコレが売れた的な2011年のジェントリーベスト3

発表したいと思うK玉ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 今年もこの季節がやってまいりました。

← とはいえ、ジェントリーベスト3は第一回目でございます。(笑)





2011年を振り返ってオーダーのナンバー3を捏造ではなくほぼ正確に発表しようと

思ってはいるんだけど、金額なのか、数なのか、判断するのが微妙なんだけど、

とりあえず、やっちゃいます。(苦笑)




結果からいうと、普通っていうか当然の結果でありました。

皆さん、まずは「紺ジャケ」を一着って感じで定番上手が着こなし上手なわけだ。

兎にも角にも、サイズが大事であります。

今年はジャケット文化が花開き、スーツよりも楽しいっていうか、より冒険したお洒落が

できるジャケットの定番、ネイビージャケットがオーダーのベスト3に入りました。












単純にネイビージャケットで一括りしたんで圧倒的な勝利でありました。

バルベラ、ロロピアーナ、ゼニア、カノニコ、フィンテス、オルメザーノ、エドウィンウッドハウス、

ドーメル、グアベロ、イートーマス、テイラー&ロッヂ、ハリソンズ、マーティンソン、カチョッポリ、

ユーロテックス、サヴィルクリフォード、ドラッパーズ、スキャバル、チェルッティー1881。。。

思いつく限りのミルやマーチャントを書いてみたんだけど、すべてのメーカーのネイビー生地を

使わせていただいたのは間違いないところだ。












お次は数で圧勝だった白、ブルー共に「ミニへリンボーン(シャドーへリンボーン)の

スプレッドカラーシャツ」でございました。

紳士服の各アイテムの中でも、大事なんだけど消耗品的な思いを抱かれるドレスシャツ。

弊店では最高のコストパフォーマンスでカリビアンコットンの100/2×100/2の白、ブルー

スプレッドカラーシャツが、ツヤと丈夫さを併せ持つこのシャツ生地がベスト3に潜り込みました。

高級イタリアシャツに負けないクオリティー、仕立て、生地、どれをとっても引けをとらない

弊店ならではの真骨頂でございます。













計算されたフィット感、スリム過ぎず程よく体を包む感じは既製品ではもはや無理であります。

テーラリングを意識した立体的なドレスシャツはスーツやジャケットの動きに同調し

けっして邪魔をしない。

特に襟元の立体感はハンドメイドを思わせる表情である、と思っております。

ジャケット人気で小襟のBDや弊店ではカッタウェーカラーが夏場大人気では

ありましたが、一年通すとやはり弊店のオーダーの八割にあたるスプレッドカラー、強しです。

柄物のジャケットも例年以上にオーダーいただいたことと、やはり基本のスーツに合わせる

白、ブルー無地のドレスシャツ、ヘビーローテーションで頑張っていただく一枚です。







ラスト、ベスト3はこれ「ダブルモンクストラップシューズ」


ラスト自体の人気は2091が一番人気で気持ちロングノーズでややポインテッドなラウンドトゥ

時代の気分を象徴してたようです。

2011年、雑誌等を騒がせたのはぽってり木型のウイングチップやチャーチのシャンガイ(上海)

といった細身のパンツに合わせるための安定感のあるボリューミーな靴が多かったんだけど、

カジュアルではよくても、ビジネスシーンではちょっとと弊店のお客様もK玉も

そんな感想なんだけど。。。

そんな中で弊店では普通にストレートチップと肩を並べるオーダーが入ったのが

ダブルモンクでございました。

シングルモンクに比べて気品の点では気持ちやんちゃといいますか、押し出しの強さは

ございますが、そこのちょっとした匙加減が心地よいのでありましょう。

ジャケット人気の2011年にオックスフォードでは重すぎてローファーよりもエレガントな

モンクストラップ、特に弊店ではダブルモンクが異様に人気で、今の時代にマッチした

靴のデザインと言えるのでしょう。







LAST 2071と3001












この一年を振り返ってみると、弊店では何も変わってないんだけど、

時代が 「カントリー・ジェントルマン」 という英国紳士たちの伝統的ライフスタイルに

注目しているのがわかるわけだ。

カントリージェントルマンっいうキーワードは今後も追い続けていくんだけど、

弊店、あくまで仕事の愛着のある道具としての装いを売りとしているんで、

ジェントリーベスト3にはこのキーワードは当てはまらないんだけど、

ジャケット文化が花咲く読みは完璧にあたりでございました。




時代を超越したスタイルを現代版にアレンジしてのご提案、今後も送り届けたいと

ジェントリーコンプレックスの着こなしの流儀にご注目ください。





おまけ: K玉年末顔だし&ご帰省お客様&

ご近所のバルミュゼットチーム~年末のご挨拶です。(笑)


今年オーダーしたバルベラエルボーパッチ搭載の大柄チェックのジャケット~

シルバーグレーのスプレッドカラーシャツにカシミアの無地ネクタイ~

足元はネイビースウェードのフルブローグと今年のすべてをぶつけてみた。(笑)

どうも写真ではソックスの色、微妙に外しているようで、

やはり最後もホシ二つでございます。☆☆










山口からのご来店、I見様~今年はBULMER&LUMBキャバリーツイル

スーツをご注文いただきました。いつもありがとうございます。

一見、ドヤ顔ではありますが、笑顔は最高!!!

スーツも貫禄の着こなしで、コートに至っては映画から抜け出したようなよれ具合、

いい雰囲気であります。よい年をお迎えください。








県境からご来店はS渡さん、いろいろと小物、ご購入いただきました。

中に着込んだジャケットは今年オーダーいただいたグレーベージュなウインドペンの一着。

チェスターコートは昨年お求めいただいたダブルフェイスのハウンドトゥースです。

カーゴは兄弟店CADETTOでお求めいただいたヤツ~決まってます!!

このさり気なさが肝なんだよな。

いつもありがとうございます。よい年をお迎えください。









ラストはご近所、バルミュゼットのスタッフさんご一同です。

年末のご挨拶にご来店いただきました。

ボスのT淵さんにはジャケットをオーダーいただきました。

ありがとうございます。

来年もよろしくお願いいたします。







本年もご愛顧いただき誠にありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

よい年をお迎えください。