活字がようやく目に入るようになってきて、
ここ1~2週間ぱらぱらと本をめくるようにっていうか、
鞄の中に放り込まれていた読みかけの本を数冊、
本棚でちょっぴりほこりをかぶって放置されていたヤツ数冊と
リハビリのような感じでちびちび晩酌&読書の夜長なK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
← やはり秋は豊かになりますよね、食べ物も気持ちも。。。
そんな感じでおそるおそる本のページをめくり、
とりあえず読みやすそうなヤツからリハビリです。
基本活字中毒症のK玉ですが、年に数度、全く活字が目に入らない時期が
周期的っていうかむしろ加速中、老眼の進みとほぼ足を並べるようになり、
困った困ったとぼやいていたのが夏の話。
ようやく秋も中秋の名月を過ぎての復活劇でございます。
← 経済書だとか哲学書等難しいヤツ、端から読めません。(笑)
つむじ風食堂の夜 吉田篤弘 タネも仕掛けもない心温まる物語っていうかおとぎ話~意外と奥が深い。 出てくる食べ物が美味しそうな月船町シリーズの第一弾! どこに行けばつむじ風食堂はあるのだろうか? 創作と現実の曖昧な心地よい作品とある。 食堂に集まる常連客になりたい!(笑) |
珈琲店タレーランの事件簿 岡崎琢磨 一見ライトノベルのようなミステリーっていうか謎解き。 とにかく美味しいコーヒーが飲みたくなる一冊! ちなみにタレーランとはフランスの政治家、外交官で美食家だそうです。 彼の語録: カフェ それは悪魔のように黒く 地獄のように熱く 天使のように純で まるで恋のように甘い とある。 |
猫ヲ祭ル 千田佳代 猫と生活する老女~20年後の自分の姿と重ねて読んだ。 まあ~猫はそれなりに大事な家族のK玉としては。。。 言葉が抑制されて余韻が残る表現が印象的です。 |
彼女がその名を知らない鳥たち 沼田まほかる なんとも言えない読後感~不快感と深い愛情の物語。 理不尽な内容ながら読むのをやめれない。 侮れないよな、まほかるさん。 とにかくおすすめはしません!!! |
傍聞き 長岡弘樹 辞書では、傍らにいて人の会話を聞くともなしに聞くこととある。 短編 伏せておくキーワードを題名に使う大胆さ! とはいえ、伏線わからないっていうか、やられた! おみごとって感心しました。 回りから伝え聞いたほうが、信用されるということを 学びました。 |
こんな感じで読書祭り、読まれてないストック本が随分と減ってきて
ちょっと焦っているK玉です。
← 本棚に読まれていないストック本があると安心するのだ。(苦笑)
読んだ本から残るのは?
たった一文。。。
ほんの一言。。。
それだけでいい。
書き手の想いと読み手の気持ちが一致する時、
その一瞬のために本はそこに在るはず、と知り合いが申しておりました。
その通りですよね。
それではこの辺で、チャオス☆ !