2011/09/15

断捨離の効用?

きちんと本を読んでその心得を理解し実践したわけじゃないんだけど、今年に入ってから

間違いなく必要ないもの、ここ数年使用してないもの、大掃除の際に随分とモノを処分した。



部屋が片付けやすくなり、居心地もすこしはよろしく音楽聞こうかなって気分にもなれ、

使っていなかったちょっとお気に入りのお皿やカップも普段使いしたりと

それなりの効果はあったと思うK玉ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?



← 断捨離に目覚めたダンシャリアンではないんで、本だとか仕事の必須アイテムである

洋服なんかを中心に確実に増殖していくのは間違いないところだ。(涙)

← 最低限のに取り組んでいるところであります。









昨日ちょっとした小物関係の展示会があり、来春夏のバッグだとか巻き物、ベルトなんかを

拝見させていただいたんだけど、弊店に必要であると思われる候補をあげるのは簡単な

作業で写真を撮り、色や数、もちろん価格を検討してからフィックスするんだけど。。。






ここで課題となるのが、本当に必要なものなのか、必ずないといけないモノなのかの判断だ。



先にアップしたカマーバンドは正直いってタキシードのオーダーをいただいた時、一緒に

お買い求めいただくくらいの稼働率の低い商品なんだけど、小さいながらも街のテーラーとして

看板はっている以上、常時置いておかないといけない大事なアイテムだと思われる。

また、ブレイシーズ(サスペンダー)もアメリカ人のような実用性や着心地を狙った意識とは

違って伝統あるモノとしての意識から取り扱っているんだけど、弊店のようなイタリア


クラセコを標榜しているお店ではあまり売れないやはり稼働率の低いアイテムではあるんだけど

必要なモノであると考えている。


























さて、本題です。

断捨離においては、で入ってくるいらないモノを絶つ、いわゆる片づけとは違う考え方

なんだろうけど、弊店においてはお客様をおもてなし、非日常の喜びを楽しみにされて

ご来店いただくこともそれなりに大事なことであり、無下に男の服によけいなモノは要らないと

ばっさりと仕事モードで淡々とスーツやシャツを仕立てることだけがすべてではない。



さてさて、来春夏の小物の仕入れ、K玉の気持ちは端から決まっているんだけど、

もう一度、をよく検討し、必要(売れる)かもだけど仕入れないモノ、本当に洋服屋として

必要なモノ、最終フィックスまで時間もたっぷりあることだし、じっくりと再考してみようかと

思っている今日この頃です。