2011/09/09

どうでもいい話

雑誌アンアンに掲載されている「村上ラヂオ」

たまに本屋で立ち読みをさせていただいている。

十年ぶりの連載でしたよね?

前作は購入させていただいたんだけど、新作は未だ未購入のまま。

たぶんそのうち、やっぱり買ってしまったってことになるんだろうななK玉ですが

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 春樹さんの小説とは違った空気感もいいんだけど、歩さんの銅版画、そうとう好きです。







村上春樹 文   大橋歩 画 

「おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ 2」







立ち読みだったんではっきりとは覚えてないんだけど、「エッセイはむずかしい」 ってお題で

ボクは小説家なんで、小説を書くことはそんなにむずかしいとは思わない。

それに比べて、エッセイというのは本職でもなく何を書けばいいのかつかみづらい。

そんな感じのことを、もちろんもっと素敵な言葉や行間でもって綴られていたと記憶している。




ここで恐れ多くも、K玉、なるほどなって思い当たることがあったんで語ってみる。

K玉、一応本業が洋服屋なんで、スーツやシャツ、靴のことを語ることはむずかしいと

思ったことは、実はない。

二十年以上、毎日のように接しているからなんだろうけど、むずかしいとは思ったことは

ないんだけど、間違った知識やその時どきで矛盾した発言はしたりもする。(汗)



← 世界の春樹さんとは次元の違う低レベルの話なんでお許しください。

← ちなみに、スポーツウェアやアウトドアなどの同じ身に付けるモノを語るのはむずかしい

どころか恥をかくだけなので絶対に書かない。



とりあえず、きちんとしたメッセージのある話はむしろ簡単で、どうでもいいような話

同じくむずかしく感じるK玉です。

日々を綴ったK玉ブログにはあまりどころかこれっぽっちもメッセージが込められてないんで

くだらないって思う方、多いんだろうけど、書いている本人はむずかしく感じていて

地に足が着かないっていうか、本や音楽の話を書くにあたっても、

もっと詳しい普通の人々がいるわけで、二の足を踏むんだけど、春樹さんいわく、


確固とした価値基準は文章というモノの中には存在しないはずなんで

ここはやはり開き直って書くので、どうか皆さん、そっとそっと見守るくらいの優しさでもって

読んでいただければと思う次第です。



なんだか秋の装いのこと考えていたら、寂しい気持ちになり、こんな下手なエッセイみたいな

ブログになってしまったです。




おまけ: 本日は仕立て上がり!


Y様  Last 2021 セミブローグ

基本に還り、装いを考えるとパンチドキャップトゥかセミブローグが間違いない。

弊店の定番ラスト、2021で親子をオーダーいただいた。












同じくY様  Last 2021  モンクストラップ !

これも定番なモンク、履きこんでからさらに味の出るモデル。

今どきなロングノーズなサイドやダブルモンクには目が行かないシンプル好きなY様。

ややオレンジなブラウンをお選びいただいた。












I 様  Canclini <Italy> 120/2-120/2 !


微妙に織りの入ったグレーのギンガムチェッククレリックBDでオーダーいただいた。

このシャツはちょっとだよな~もちろん、わかとんしゃ~方のご注文です。

ちなみに色違いのブルーはオーソドックスなBDで!










以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。