一生付き合っていく必需品くらいの気持ちで
のめり込んだ時期もあったミッドセンチュリーもの。
ちょうど15年くらい前、青山の骨董通りや駒沢通りなんかに
「ミッドセンチュリーモダン」とか「モダニカ」なんて家具雑貨の店が
出始めた頃、イームズのシェルチェアーと出会い
「一生付き合っていくからね」くらいの気持ちでいた児玉ですが
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
あれから15年~手元に残っているのは
ラッセル・ライトの皿とHOUSE OF CARDSくらいだ。
7枚セットもの~ |
売れるものは全部手放してしまった。
未来を予見させてくれるとまで思っていたのに。
現在では家人の所有する民藝家具やイギリスのアンティーク家具、
K玉所有のイデーのテーブルとイス、その他なんちゃってモダン家具が混沌と混在し
子供たちが巣立つまで手を付けられない状態だ。
子供たちばかりのせいでもなく、大体が荷物多すぎなんだな(失笑)
コレを参考書に~ お世話になった! |
正直いえば元から無理があった。
狭い部屋に押し込められたテーブルやイス。
やっぱり広い部屋にさらっとじゃなきゃ様にならないよね!
とはいえ、イームズなんかの大量生産時代の良心に満ちた家具
他の多岐にわたる分野の傑作はK玉のなかでは
ブームとまでは言わないけれど、結果的には終わってしまった。
← イームズに限らずインテリア関係は崩壊している我が家!
子供のいない悠々自適な環境ならば~
もしくは住処を新しくすることでもなければ!
K玉でも手に入れることの出来たイームズの家具。
もちろん、今でも好きだ!
経済戦争の最中、前のモデルが古く感じるようにとデザインされ
モデルチェンジしていく消費社会。
1950年代からなんら変わってないんだな。
← 消費社会もイームズも!
うちの大量生産ではないスーツはマイナーにモデルチェンジはするけど
イームズの家具と同様に良心に満ちたものでありたいと思っている。
あんまり大事にされすぎても困るんだけれど(笑)
インクブルーの4Bダブルブレステッドスーツ!生地はロロピアーナ<ITALY>
パッチポケットでダブルステッチと柔らかな印象のスーツだ。
ブルーストライプのクレリックシャツに茶のウールネクタイ(DRAKES)で
堅苦しい感じが出ないようにまとめてみた。
赤みの強いブラウンの2穴のプレーンな靴。
フランスのコルテにちょっと似ている。
今日のポイントはボタン!
通常ネイビーのナットか少し茶の入ったホーンを使うところだが
あえてのグレーのナット!
K玉的には正解だったと思っている。