「美の壺」
故 谷啓さんの語りがあまりにも素晴らし過ぎたために
草刈正雄さんの評価が低く囁かれているＮＨＫの番組だ。
← 皆そう言っている。
前回のテーマ 「背広」
ＮＨＫゆえに期待もするけど・・・期待するがゆえに・・・（地団駄ふんでいるところ）
と、思っている児玉ですが
皆さんいかがお過ごしでしょうか？
案の定だ！！ 見なければよかった！
出演されてた服部大先生を始め出演者が悪いわけではない。
八刺しのテクニックやアイロンのくせとりなんかは
一般視聴者にはめったに見られないものだし
遠山周平さんの語りもよかった。
番組の制作スタッフの長、ディレクターが悪いのだ！
← 言ってしまった。
とりあえず、トルソーに着せてたスーツ シャツ ネクタイの
クオリティーの低さと色あわせがひどかったこと。
公園か何かの場面の若いお兄さんの着こなしがその辺の新入社員並。
どこぞの有名スタイリストさんか知らないが～
あれはひどすぎた。
どうしても「背広」としなければならないのは
「和」っぽいなごみなところが売りだから仕方ないとは思うけど～
「背広」と聞くと着心地の悪い「きをつけ」の似合う
ノスタルジックな上下揃いの服をイメージしてしまう。
← 古い日本映画の背広姿は好きだ～小津安二郎監督のヤツとか。
また、「壺」=極意の部分が
その道のプロフェッショナルな人から見ると
おそらく「あれ あれ」とか「おい おい」 と、
言いたくなるくらいの軟な感じがする。
物足りないのだ！！
← はずしているわけではない。
Ｋ玉も他の回のときは「へぇ～そうなんだ～」くらいに流して見てるけど
「背広」の回でそういうわけにもいかないよな！
テレビ番組での限界もわからないではないが
「スーツ」がテーマだったら絶対ＮＨＫにクレームつけてたな！！
偉そうなこと書いて恐縮はするけれど、思ったこと正直に書いてしまった。
決して嫌いな番組じゃないし、期待するからこそのコメントと
思っていただければ幸いです。
おまけ： 今日のＫ玉。 恐縮です。
一度紹介させて頂いているグレンチェックのジャケット＆ベスト！
今日は白パンバージョンだ。
チェックのクレリックシャツとチャコールグレーのニットタイ～
ベストの釦はずして、どこが恐縮なのか～少しも反省してないよな。
ついでに、どれだけニットタイ好きなん？
まあ～スエードのリボンベルトがいい雰囲気だしてるから
許してやってください（笑）
