K玉blog: ぶらり散歩道　１

家人、花の講師をしている。いわゆる先生ってやつだ。
生徒さんのレッスンのため飯塚に行くとのことでドライバーを務める。

何故ドライバーをする気になったかというと、飯塚の街を歩いたことが無かったのと
最近、NHKの歴史番組で明治の歌人　柳原白蓮を特集していて、１０年ほど
筑豊の炭鉱王　伊藤伝右衛門と暮らしていたなんて～ちらっと見たこともあり
いつもは家でアイロンかけたりしているんだけど、
なんとなく行ってみる気になった児玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？　

本店

街歩きは趣味とまでは言わないが相当好きだ！
勘を頼りにやみ雲に歩きまわる。
明治から昭和の時代まで、さぞ賑やかであったであろう商店街や歓楽街を
妖しい路地へ細い路地へと分け入っていく！
←　途中路地物の野菜やらお惣菜なんか買う。

そして遭遇する！！

ちょっと腰がくだけそうな店や看板！

たまらなく好きなんだな～

泣かせるよな～

その先に、嘉穂劇場。大衆演劇の殿堂だ。
桝席の観客席と２本の花道が江戸歌舞伎小屋の様式を伝えるとある。
ふむふむ～

中を見学できる

また～あちこち歩き、緑道に出る。
そんなに長くはないがなかなかの散歩道だ。
野良のネコが多い。えさはあげない！

緑道～

それからちょっと離れた（２キロ程）
旧伊藤伝右衛門邸まで行くことにした。
昔の長崎街道沿いを歩く。

柳原白蓮と聞いて駆け落ちした明治の歌人くらいの認識しかなかったが
その頃の近代和風建築とやらを一度くらい見ておくかと思ったわけだ。
入館料￥３００ナリ。

白蓮さん直筆

３Bスーツ
ゴージライン結構高い！

タキシード
ガラスケースで反射するなり～

応接間

さすが炭鉱王、２０いくつも部屋があり広すぎる～建て増してあるんだな。
四分の一くらいの広さなら住んでみたいと、ちょっと思った。
洗面所と縁側がなんだか一番気に入った。アールヌーボーなステンドグラスみたいなのも
よかったかな～
伊藤さんのスーツも思いのほかよく出来ていて、遠賀川を使って生地を運んだのかなと
少し妄想したりと思いの外充実な半日でした。