2010/11/11

「平成の色男」

と、GENTRYスタッフから呼ばれているお客さんがいる。
昔のモテぶりや、遊び人ぶりからそう呼ばれている。
私、なかまの友達みたいなお客さんである。


私は、人生最高の遊び期である学生時代を1989年~92年(平成初期)にかけて過ごした。
そう、親不孝通りがまだまだ盛り上がっていた頃である。
そんな時代に、方々から噂やその名前を聞く男がいた・・・「平成の色男だ」。

クラブで遊んでる連中で知らない人はいない。だの

会いたかったら親不孝通りに行け。だの

いつもいい女を連れている。だの

毎日、女が変わる。だの

しゃべると妊娠する。だの

ホワイトバックスを履いている。だの




「平成の色男」と同じ大学に通う友人や、
当時良く遊んでいたこの「色男」の幼馴染の女の子からも
頻繁にその「遊び人」ぶりは聞いていた。

しかし、学生時代は夜遊びせずに、法律を学ぶ事に没頭していたので
会う機会はなかった・・・・・・。    


それから、12年が経ったある日、店で顧客リストの整理をしてると
どこかで聞いたことのある名前があった。
そう「平成の色男」である。



世の中の狭さを痛感し、こうして出会えたことに感謝している。


それからは、友達みたいなお客さんみたいな関係である。




今では、家庭も築きちゃんと落ち着いている。
が、「いい男」には変わりない。
そんな「平成の色男」がオーダーしてくれた靴が上がってきた。











やはり、靴のデザインにも色気がある。

極めつけは、ライニングレザーの色。
「遊び人」はいくつになっても「遊び人」である。











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