作家の塩野七生さんだ。
もともと歴史物、時代物も好きなK玉ではありますが、日本国内を中心とした歴史好きに
留まっており、彼女のエッセイ「イタリアからの手紙」ほか数冊読んだことはあるんだけど、
海外の歴史物はハヤカワ文庫の海の男、ホーンブロワー艦長シリーズ、
海の勇者、ボライゾーシリーズといった帆船時代の英国海軍ものくらいしか
読んだことないんだけど、知り合いやFBのお友達なんかが、塩野さんの大ヒット作
「ローマ人の物語」を読み返していたり、今年中に文庫で全43巻、読了宣言したり、
弊店のボスも彼女のエッセイなんかを読んでいたりするもんだから、
すっかりイタリア魂に火が付き、今年中に「ローマ人の物語」読了宣言を自らに課したK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
← 活字が目に入らない病は未だ完治してないんだよな。(汗)
FBの友人にならい今年中に読了宣言をまねしてみたのはいいんだけど、
ブックオフを利用してゲットすることが多いK玉としては、上手く本が手に入れられるかが
一番問題なわけだ。
← 43巻お揃いではちょっと難しいよね。
まあ、いざとなればカードでもローンでも、全巻ゲットンな大人買いするんだろうけど。。。
そんな感じで休みの日に、ちょっと本屋をのぞいてみたんだけど、いいのがありました。
塩野七生 「ローマ人の物語」 スペシャルガイドブック!!!
帯に「ローマ人の物語」をここから始めよう!とある。
受験科目はもちろん日本史だったK玉としては世界史に疎く、飛びつかないわけないよな。
一応、クラセコスーツ(クラシック、トラディショナル)を基本とする弊店、イタリアに絡む話は
イギリスに絡む話同様に気になるわけだ。
「ローマは一日にして成らず」の言葉通りに、一応年内という期限付きながら、
まずはこのガイドブックで下ごしらえをしてから取り組んでみようかと、
ちょっとズルイやり方かもですが、読了に向けての一歩を踏み出したわけだ。
非常に解りやすいの一言につきます。(笑)
ビジュアル・ダイジェストの待望の文庫化のようです。
王政から共和国へと国難を経てのイタリア統一。
続くカルタゴの将軍、ハンニバルとの戦い。
ユリウス、カエサル~云々。。。
← ガイドブックだけで読了したつもりにならないように、ですよね。(汗)
ここでちょっと、塩野七生さんの言葉をお借りする。
「持っているものを徹底的に活用するのがローマ人である。」
「とても現実主義者であり、現実と折り合って適度に行くとかではなく、
むしろ現実と闘うことだ。」
と、おっしゃっている。
K玉も塩野さんのお言葉通りに、持っているものを(買ったものを)徹底的に活用させて
いただこうかと思うわけである。(苦笑)
こんな感じで「ローマ人の物語」の世界へ出発するK玉ですが、
ローマ人の如く常に問題意識をもって、現実と闘う男でありたいと、
すでにローマ人になりきっているK玉でした。