2014/08/14

きめ細やかな

各家庭で亡き人をお迎えする儀式、お盆の供養。

三泊四日で帰ってくるご先祖様ご一行様をお迎えすべく、

昨日はK玉も休みをいただき、それぞれの実家で線香を上げ、

今年は親戚一同大集合ってこともなく、精進料理って雰囲気もなく、

とりあえず、薬味たっぷり、そうめんで終わらせようとスーパーに買い出し、

大好物の薬味を適当に買い物カゴに放り込み、

無くなりかけていた醤油やつゆのコーナーに入りこんだんだけど。。。













商品の種類がどんどん増えていっている?

同じようなものなのに大手メーカーから何種類も売られていて、

そこにニッチなメーカーの味出しなヤツが紛れ込んでいててんやわんや、

選ぶ楽しさを通り越してむしろ不安、

きめ細やかな顧客ニーズに対応で需要の取り込みなんだろうけど、

次から次に新商品が出てくるかと思うと

何か買っても、次に来た時新しいものがあるかと思うと

ホント落ち着かなくなるK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?





海老の紹興酒煮~

だし汁が以外とそうめんにあうのだ!



そんな感じで仕事柄、着るモノに関してはほとんど迷うことはないんだけど、

見たところ五十種類以上ある醤油やつゆの中から

皆さんはどのようにして選んでいるんでしょうか?

結果的にK玉自身はどうも中の上で落ち着く傾向にある模様、

中の上って個人的にはマイナーのメジャーと同じく

好きなポジションなんですよね、きっと。(苦笑)

例えば中(普通)に上(かわいい)って言い方は

失礼に感じる女性もいるかもですが、

K玉的にはかなりの褒め言葉なんだけど、

きっとわかり難いかもですね。




とりあえず、きめ細やかな顧客ニーズに対応は

確かに大事なことなんだけど、

コンシェルジュが如くよろず承り係がそばにいないんじゃ

いくら品揃えしても困ってしまいますよね。

弊店もそんなよろず承りが出来るようにと切磋琢磨、

お盆もさらりと営業中でございます。

それではこのへんでチャオス☆ !







おまけ: 本日も仕立て上がり。








T様  LAST 2091 ウィンハイマー ボックスカーフ


ビスポーク靴を思わせる華麗なる美靴、

貴族的な印象を醸し出すサイドエラスティックシューズの完成です。

アッパーの両サイドにエラスティック(ゴム)をあしらったスタイル、

脱ぎ履きの多い日本では大変重宝する靴でございます。

名門タンナー、カールフロイデンベルグの職人芸を引き継ぐ

正統派のボックスカーフのチョイスも完璧、

K玉的には靴好きが最後に辿り着く靴ってイメージの一足です。

お待たせしました。
















K様  C・CLAYTON <England> W100%


遠目には無地に見えるシャドーストライプ、

品のある控え目な感じにきもちシャープな印象をミックス、

うっすらとした柄感はジワジワと洒落感を醸し出す一着でしょうか。

弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたチャールズ・クレイトン、

英国生地の中では滑らかで光沢のある高級生地を得意とするメーカー、

K玉も大好物のミルでございます。

誠実で洗練されたネイビーのシャドーチェック、

控え目ながらのいぶし銀的存在で差をつけよです。

お待たせしました。





















I様  E・ZEGNA <Italy> COOL EFECTTO W100%


弊店オリジナルバンチより着分の生地、

ダークネイビーのクール・エフェクトをお選びいただきました、完売です。

気持ち押しの効いた貫禄のストライプなれど、

一枚芯のソフトな仕立ては大人の余裕を醸し出す一着、

この夏場を乗り切るには最適の仕立て上がりでしょうか。

マニカカミーチャの袖付けと大見返しの仕様、

潔く取り払った玉縁のポケットが清涼感を格上げです。

お待たせしました。




















以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。