なんてのはあまり覚えていないんだけど、
バブル時代の恩恵は僅かに覚えているK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
80年代はバイトに明け暮れる大学生から
まだまだ将来を夢見る社会人一年生からの
福岡~東京~神戸~福岡と転勤族、
紺ブレが流行ったことはよく覚えております。
ペイズリー柄、ボディコン、ハマトラ、聖子ちゃんカットと昭和の香り満載、
肩掛けニットで颯爽と闊歩してた御仁も多かったんじゃないでしょうか。(笑)
← まだまだアメリカ経由のファッションでございました。
そんな感じで本日は弊店ボス&K玉、
それなりにアップデートはしているつもり、
たまたま80年代の雰囲気を醸し出しているかなと
スナップジェントリーでございます。
まずは弊店ボス、オリーブカラーの男らしいジャケットスタイル、
ミリタリーを彷彿させるタフな男のイメージ、
ロバート・デニーロを思い出すのはK玉だけじゃないよな。
インにスムース素材のニットシャツ、
やはり男らしいチャコールグレーでもって骨太、
汚れなき清潔感も必要ばかりと白パン合わせはアップデート、
キルトを被せたスコッチグレインのモンクで引き締めて、
男らしいオリーブカラーを精悍にまとめております、ホシ三つです。
方やK玉、グレンプレイド、ペイズリーと柄だけは80年代、
モノだけはオーセンティック、当時の縫製技術と比べるまでもなく進化、
日本のモノ作りは世界に誇れるレベルとなりました。
話戻って、当時を彷彿させるボールド(大胆)な合わせも
時代感を感じますよね。
とはいえ、ラウンドカラーのピンホール、しかもクレリック!!!
ドレッシーな30年代の東海岸をミックスしてのアップデートなのか?
本人もよくわかっておりませんが、(笑)
久しぶりにピンホールカラーを引っ張りだして着てみたわけだ。
昨今はスプレッドカラーかカッタウェーばかりなので
ある意味新鮮、ピンホール、ラウンド、タブカラーなんてのは、
ちょいと復活の兆しかもですが、ホシは一つ半です、残念。
← ここんところ弊店で人気のダブルや3ピースはVゾーンが狭いわけで、
タブカラーやピンホールはよく合うかと思われます。
カジュアルなシーンでのプレッピーやアイビーの人気は
すでに4~5年経過したでしょうか、
とはいえ、ドレスのトラディショナル、
特に80年代の雰囲気が、最近なんだか気になるK玉です。
それではこのへんでチャオス☆ !
おまけ: 本日も仕立て上がり。
Y様 TALLIA DI DELFINO <Italy> W50% M50%
陽光に映えるブルーは夏の新定番といえましょうか、
昨今人気のネイビーではない鮮やかなブルー、
K玉推奨、タクシードライバーとは言わせないジャケットの出来上がりです。
気品ある装いを約束してくれるモヘア混のエレガントな素材、
しかも50%の混率はある意味贅沢、
シルクを凌ぐ光沢と滑らかさが特徴の一着です。
一枚芯の軽快な仕様に白いライニングと白蝶貝のボタンで格上げ、
日本の夏を乗り切ってください。
お待たせしました。
東京のM様 GUABELLO <Italy> S130’S
世間一般では変態と言われても致し方ない、
あくまで季節の問題、
秋冬素材でチャコールグレーのピンストライプスーツ、
押しの効いた柄に3ピースとプラスベストの威厳を注入、
貫禄の仕立て上がりでございます。
弊店では着用時には季節感を大事には致しますが、
オーダー時期がずれることはしばしば、
ロングスタンスなオーダーの世界では
取り立てて珍しいことではございません、悪しからず。
とりあえず、昨年オーダーいただいたモノと
同じモノをと電話でご注文、
ものの二分でビッグオーダー、ありがとうございます。
よほど気に入っていただけたことがわかりますよね?
今秋のデビューまであたためておいてください。
さっそく送りますです。
H様 5枚口~
今季からスーツに替わってジャケットスタイルを取り入れることにしたH様、
オーダーいただいたジャケット二着、パンツ二本に合わせてのシャツ五枚、
タイドアップとクールビズ、それぞれの完璧コーデを目論んでのオーダー、
それなりの出費ではございますが、場に相応しいスタイルの構築、
ワンランク上の一週間コーディネイト、シャツは五枚は必要ですよね。
お待たせしました。
カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100% ヘリンボーンのダブルカフでスプレッドカラー タイドアップ! |
カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100% ツヤと丈夫さが持ち味のロイヤルオックスフォード タイドアップなスプレッドカラー! |
カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100% ロンドンテイストなスプレッドカラー クールビズスタイル! |
CANCLINI <Italy> 60/1×60/1 Li100% 風になびくよななナポリ風カッタウェーカラー 白リネンシャツは必需品です。 クールビズスタイル! |
カノコ 96/2/2×96/2/2 Co100% ネイビーカノコシャツ カッタウェーカラー! |
N様 3枚口~
N様は王道、自らの流儀に基づいたスーツスタイル、
仕事だけ出来て、服装の冴えない男の時代は終わりました。
今回オーダーいただいた超軽量素材、
カルロ・バルベラの枯れたネイビーストライプスーツに合わせてのオーダー、
スーツの清涼感をいかして王道のホワイト&サックス、
生地と縫製のよさが織り成す納得の仕立て上がりです。
高級インポートシャツに負けない着心地、
お待たせしました。
カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100% ドレスシャツ生地の代表、ブロードクロス 淡いサックス、ポプリン織りのスプレッドカラー |
カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100% コットンツイル~綾の表情を楽しむべし! スプレッドカラー |
カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100% ドビーストライプのスプレッドカラー ちょっとドレッシーなコバステッチ! |
M様 DOMESTIC 60/1×60/1 Li100%
完全なるクールビズ仕様、ハーフスリーブのBDの出来上がり。
やっぱりBDは表前立てが気分ですよね。
K玉自身は半袖のシャツはほとんど着ないっていうか、持ってない。
ゆえに夏場は袖まくりなんだけど、袖まくり禁止の会社もあるそうで
なんだか意味不明、
そんな個人的なことまで会社が決める会社って駄目かもっていうか、
こちらからお断りです。(笑)
M様は完全なる趣味嗜好のチョイス、リネン素材で格上げです。
お待たせしました。
H様 カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%
コスパに優れたカリビアンの素晴らしい肌触りに感謝、
弊店ではもはや定番、チェックのカッタウェーカラーの完成です。
それなりに大柄のギンガムチェック、
H様は英国調のビビッドな合わせがお好みです。
おそらくこれにストライプタイを合わせるはずです、間違いない。
K玉的にはネイビーのニットタイ合わせとトーンコーデでしょうか。
とりあえず、ドレスシャツでも程よくリラックス、
オン・オフいけるシャツの出来上がりです。
お待たせしました。
S様 DOMESTIC 80/2×80/2 Co100%
定番のポプリン織りよりもおそらく耐久性に優れた素材、
ピンポイントオックスフォード、ホント価格以上の質感です。
定番オックスフォードよりもドレス顔の出来上がり、スプレッドカラー。
ストイックな雰囲気のグレージュ、控え目がお好みのS様、
おそらくは茶色の魔術師を目指して、
枯れたブラウンジャケットに合わせるのだと確信、
上品に春霞、景色に溶け込む一枚の完成です。
お待たせしました。
仙台のG様 カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%
ブルー系の凝った組織のドビーストライプ、
ハリもありしなやか、
上質な英国のブロードクロスと間違えてしまいそうなK玉です。
これをコスパに優れていると世間ではいうはず、
マダーのプリントタイを合わせるとイメージは完璧、
コントラストを効かせて爽やかにいきましょう。
さっそく送りますです。
K様 WRINKLE FREE 80/2×80/2 Co100%
独身貴族のK様のお悩みは洗濯からのアイロン掛け、
日々の仕事に追われてクリーニングも追いつかないとのこと、
お任せください。
コットン100%ながら形態安定の素材、リンクルフリー、
軽くシワが残ることもありますが、洗濯後、干してそのまま着用です。
とりあえず、コットン100%というところを強調しておきたいK玉です。
程よいハリ感と丈夫さが持ち味のピンポイントオックスフォード、
王道のスプレッドカラーの出来上がり。
サックスのツイル、もちろんリンクルフリーはしばし待たれよです。
以上、本日の仕立て上がり。
ご紹介出来てないお客様、申し訳ございません。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。