2013/07/24

音楽秘話12

秘話など語られたことのない音楽秘話ではございますが、

なんと12回も回を重ねております、合掌です。

先日、ここ大名で共に働く仲間っていうか、

ずばり飲み友K君ご一行様と一杯やってたわけなんだけど、

彼は見た目も風に吹かれる吟遊詩人といった風貌で、

密かに大名のスナフキンとあだ名を付けさせて頂いているんだけど、

あだ名は体を成すように音楽が大好きで、もちろん詳しい。

年長のK玉としては、年の功を利用して

「うちの店っていうかK玉が好きそうなヤツ貸してよ!」と

かなり強引にお願いした、正しくは強要したK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?





そんな感じで夏のヘビーローテーションが手に入ったわけだ。

おそらくK君は考えたと思う、K玉が好きそうなワールドワイドなヤツで、

それでも知らないだろう、どうよ、カッコいいでしょ!ってヤツを

彼の在庫が何千枚あるかは知らないけれど、

そんな中から弊店の雰囲気を考慮し、何気ない会話から得た情報を駆使して、

好みを絞り込み、本日ドーンと5枚のCDを、

もしよかったらと、わざわざお店まで持ってきてくれたわけだ。

← なんだか聞いたことあるような楽曲もありましたが、K君の狙い通り?(苦笑)。

← お見事なチョイスで知らないバンドやアーティストではございますが、納得。




せっかくの夏場のヘビーローテーション、

音楽の達人の心意気を無駄には出来ないと、

K玉もそのバンドなりアルバムの雰囲気に合わせて、

弊店のお得な在庫生地でもってのご提案をさせて頂こうかと、

出来る限りイメージに合うようにとチョイスしてみました。

どうぞ、ナイスなBGMと合わせてご覧ください。

← 7月末までオーダー価格20%OFFと太っ腹企画でございます。








ムッシュ・ペリネ 「エチョ・ア・マノ」
中南米コロンビアから現れた
ボーカルのカタリーナを中心とした2007年結成の7人組の
ジプシーバンド!
アコースティックサウンドラブのK玉です。
タイトルの意味はハンドメイドだそうです。







中南米はコロンビアでジプシーとくれば、

パナマハットというよりもストローハットのイメージ。

アーシーなリネンやコットンの素材感がはまるかと思われます。

上品にというよりはコットンパンツやデニムに合わせたいところです。

ロロのベージュはリネンの白シャツ合わせ、

バルベラのブラウンチェックは是非ベストまでオーダーいただきたいところです。






ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ 「LIVE IN FRANCE」
メキシコ出身で現在はアイルランドを拠点に活動する
男女のアコースティックギターデュオだそうだ。
さっそくYou Tubeでチェックしたんだけど、
強力な演奏力っていうの?
凄い、凄過ぎ!!!






メキシコだアイルランドだって出身や活動場所では

絞込みにくいところではございますが、

サウンドを聴けばピーンと張り詰めた緊張感と超絶テクニック、

シャープでトニックなグレーのいぶし銀をイメージしてしまうK玉です。

どちらもあえてジャケット、シングルピークドの気持ち尖がったヤツが似合う

ライブアルバムでしょうか。

ハルステッドは王道なモノトーン合わせ、

スバルピーノは着倒してからの味出しが楽しみな一着となる。




ザ・ホットクラブ・オブ・カウタウン 「ホット・ウエスタン」
典型的な時代の申し子とも言える新感覚世代の
ジプシー系ホットジャズとある。
1930年代のジャンゴ・ラインハルト大好物のK玉としては
ストライクなヤツです、まいりました。
お洒落なウエスタン・スイングだな。






ウエスタンと聞けば何故か牧場からのラルフ・ローレンを想像してしまうK玉です。

テンガロンハットを被りウエスタンブーツを履く必要はまったくありませんが、

押しの強いストライプのダークスーツが似合いそうな気がするK玉です、

あくまで個人的な感覚ゆえ、悪しからず。

カノニコのチャコールグレーとグアベロのネイビー、

出来ればスリーピースかダブルブレステッドが雰囲気でしょうか。




グレイス・ポッター&ノクターナルズ
 「ナッシング・バット・ザ・ウォーター」
グレイス・ポッターをリーダーとするアメリカのバンドだそうです。
ソウルフルでブルージーなヴォーカルは魅力的です。
ボニー・レイットやノラ・ジョーンズを彷彿させる趣きとある。
ライブバンドやね。






音楽の傾向っていうか趣きとは違いますが、こんなスーツを着て

コンサート会場に出向きたいかなと、想像してしまうK玉です。

ソウルフルではありますが、以外とドレスを着て歌っていそうな気がするわけだ。

レダのツートーン明るいブルーやゼニアの枯れたサンドベージュなんて

仕事のスーツとは一線を画する感じで会場の雰囲気に合いそうです。




シム・レッドモンド・バンド
「シャイニング・スルー」
アメリカのロックバンドで日本でも草の根的な盛り上がりだそうです。
なんだかカラフルで気持ちのよい楽曲。
ニューヨーク州のイサカ(Ithaca)って町の出身とある。
名門コーネル大学のある小さな町だそうだ。
ちょっと緩くっていい!
これは買いですな。




心地よいサウンドは置いといて、

アイビーリーグの名門コーネル大学のある町、イサカときたら、

ここはやはりコットンやコードレーンのスーツかジャケットがキマるはず。

蔦(アイビー)の絡まる校舎と芝生に映えれば大丈夫でしょうか。

イー・トーマスのコットンギャバジンとゼニアのシルク混のコードレーンで

古き良き時代ではない旬なヤツをおすすめしたいところです。






こんな感じで音楽秘話、勝手に衣装を付け足してのご提案、如何でしたか?

とりあえず、今回一番喜んだのは他でもないK玉です。

気持ちの良い音楽と出会えて感謝、

K君、秋のヘビーローテーションも楽しみにしておきます。

それではこのへんでチャオス☆ !