まずは一足もってないと始まらないストイックな黒靴。
｢男は黙って黒靴｣ なんて言葉がすんなりと理解できるようになったのは
４０歳を過ぎてからのＫ玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？
← 基本、経年変化を楽しめる茶靴好きであります。
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| とある日のＫ玉、４穴のプレーントゥ ガスヒラのシューレースが効いてドレッシーかも。 |
若い頃から茶靴が好きで、冠婚葬祭等、フォーマルなシーンになると
いつも困っていたことを思い出します。
ストレートチップ、プレーントゥ等のシンプルなドレス靴は基本中の基本ゆえ
先延ばしの購入に至らずで、若気の至りとはよく言ったもんで、
色やデザインを重視したモノばかりを追い求め、３０歳半ばまでは
先延ばしの購入に至らずで、若気の至りとはよく言ったもんで、
色やデザインを重視したモノばかりを追い求め、３０歳半ばまでは
黒靴はミリタリーなブーツとお求め安い定番、キャップトゥくらいしか持っていなかったＫ玉です。
← 一般的なビジネスマンと違い、仕事柄砕けていてもいいわけだ。
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| 気持ちチゼルなスクエアトゥ～ラスト３００１！ 革はアノネイ社のボカローカーフ。 |
弊店の九分仕立てハンドソーンウェルテッド製法の靴は
軽快なマッケイ製法の靴とは違い、頑丈で重厚な英国靴を基本とし、
靴の聖地、ノーザンプトンに想いを馳せるのでありますが、
ラスト（木型）やデザインは今と言う時代感を汲み取ったモノであり、
履きこんでいい味のでる本格靴に仕上がっていると自負している。
本日は製法の話とかでなく、単純に黒靴の話題。
ホントようやくいい歳をこいてきて、ストイックな黒靴のかしこまった佇まいや
スマートなラストによるエレガントな雰囲気、
さらにはグリーンを感じさせる黒、赤みを帯びた黒、
はたまた、磨きこまれた艶黒、マットで控えめな水墨画のような黒と、
黒の微妙な表情も楽しめるようにはなったかもなＫ玉です。
こんな感じで黒靴、ひとまずここ数日のお客様のオーダー上がりをご覧ください。
Ｙ様 アノネイ社 ボカロー
ＬＡＳＴ ３００１ ホールカット！
ドレッシーなワンピースモデル、一枚革で釣り込みに熟練した技術が必要である。
気持ちロングノーズなラストとの相性も抜群、程よいチゼルなスクエアトゥです。
お待たせしました。
Ｋ様 ドメステックカーフ
ＬＡＳＴ ２０２１ キャップツゥオックスフォード、いわゆるストレートチップ。
なくてはならない基本中の基本、フォーマルなタキシードでもＯＫです。
ビブラム社のスタッズソールで全天候型のオーダー上がりです。
お待たせしました。
Ｎ様 ドメスティックカーフ
ＬＡＳＴ ２０９１ サイドレースのキャップトゥ、エレガントだよな。
程よいロングノーズラストと相性もよく、美しい佇まいを見せてくれる。
つま先のパーフォレーションが軽快な雰囲気を醸し出し、
やや中庸なポジショニングといったところで、幅広く使える出来上がりとなった。
お待たせしました。
ＬＡＳＴ ２０９１ サイドレースのキャップトゥ、エレガントだよな。
程よいロングノーズラストと相性もよく、美しい佇まいを見せてくれる。
つま先のパーフォレーションが軽快な雰囲気を醸し出し、
やや中庸なポジショニングといったところで、幅広く使える出来上がりとなった。
お待たせしました。
Ｎ様 ドメステックカーフ
ＬＡＳＴ ２０９１ プレーントゥとはいえ、サイドのスワンネックが特徴。
切り返しを替えるだけでイメージが一新するわけだ。
流麗な曲線が美しいですよね。
あまりドレッシーにならないようにとつま先にパーフォレーション。
オールマイティな出来上がりです。
お待たせしました。
Ｕ様 アノネイ社 ボカローカーフ
ＬＡＳＴ ２０９１ パンチドキャップトゥオックスフォード
キャップの小さめな中子穴がよりエレガントな印象を醸し出す一足。
ガスヒラのシューレースもフォーマルな感じが増し、大正解ですよね。
英国靴を標榜する弊店ならではの上品という言葉が一番似合うかもなな
オーダー上がりです。
お待たせしました。
こんな感じでストイックな黒靴特集、いかがでしたか！
若気の至りで、カジュアルでも使えるＵチップやブローグなブーツからの
本格靴入門は止めた方がいいよな。
← Ｋ玉と同じ間違いを起こして欲しくないわけだ。
ストレートチップ、プレーントゥ、ホールカット、パンチドキャップあたりまでは
控えめな装飾でビジネスからフォーマルな感じまでいけると思われます。
弊店のオーダーシステムで、基本中の基本靴、
ストイックな黒靴作ってみませんか！っていう仕立て上がり。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。
それでは、チャオス☆ ！
