2014/05/06

中年図書館14

若い頃は活字中毒、本の匂いとかも好きでした。

今でも本棚に読まれてないストック本が

最低でも2~3冊は常備しておきたいK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← お久しぶりの中年図書館です!





「文芸春秋」に連載されている時から予感していた短編集!

”Men Wituout Women ”はヘミングウェイ

K玉もダメ男です!(笑)






それなりにっていうか、人並みには本は読んでいると思う。

とはいえ、何度か語ったこともありますが、

活字が目に入らないっていうか、

そんな時期が数ヶ月続くこともあり、

老眼がすすんだことも影響しているかもですが、

読書量は確実に減ってきております、残念。

しかしながらストック本だけは確保しております。

← 何自慢なんでしょうか?(苦笑)







自己啓発書というよりも読み物として面白い!

アドラー心理学

不安を感じることこそ正常ではないか!

寝る前に紐解く、これもある意味希望の書~






そんな感じでGWの最終日、

明日からの仕事に備えて、今日はちょいとゆっくり

読書や映画鑑賞って御仁も多いんじゃないでしょうか。

K玉的には自分に合った本は割と簡単に選ぶことが出来るっていうか、

レコードのジャケ買いの領域、

それなりの失敗と出費を重ねて体得してきたこともあり、

長時間、本屋に滞在することもなくなってきましたが、

活字中毒からの書籍自体を愛する傾向は今だ強く、

潔くブックオフに引き取ってもらおうなんて発想にはならないK玉です。

← 蔵書スペースが限界点をこえましたが、何か?(笑)

← 古書や初版等は集めておりません、悪しからず。






スピリチュアルな話~

重くもあたたかいばななワールド!

淡々として、今のままでいい~

3.11後には読めなかったかもしれない。




そんな流れもあってか、今年買った本はまだ4~5冊と少な目、

限りあるお小遣いはどうもお酒に化けている模様、

どうしようもない中年図書館ですよね。

が、しか~し、昨年あたりからお客様や呑み友さんから

本やDVDの差し入れが急増っていうか、積極的に借りているわけで、

それなりに夜な夜なもしくは休みの日に

だらだらと紐解くことになるわけだ。

← 本日の中年図書館、一冊のみ購入!どれだかわかりますよね?





時系列別々でも繋がる短編集

宿命/悲哀/絶望

K玉的には本能!

最後まで気の抜けない展開~

バーテンダー/アル中/ボクサー/ホームレス

K玉的なキーワード満載です!


ある意味、漫画でお勉強!

「どんなに上等の服でも完璧に着こなせなきゃ作業服と同じ」とある。

怖いですね~(笑)





そんな感じで先日、K玉も注目している

「本屋大賞2014」の発表があったんだけど、

全国書店員さんが選んだ一番売りたい本ってことで

エントリーされてるヤツには興味津々、

K玉はいまだ、森見登美彦の「聖なる怠け者の冒険」しか読んでいないこともあり、

こぞって募集しております、貸し出し、

すでに読後の紳士淑女の皆様、貸し出してください!

一応K玉的趣味からいくと、

とりあえず大賞の和田竜 「村上海賊の娘」、「のぼうの城」は読みました。

万城目ワールド大好物、万城目学の「とっぴんぱらりの風太郎」

想像すれば聞こえるはず!いとうせいこうの「想像ラジオ」

悲しいのに幸せなんだそうです、気皿泉の「昨年のカレー、明日のパン」

読んでおいしい短編集、柚木麻子の「ランチのアッコちゃん」

あたりを読んでみたいと所望しております。

← 拍車がかかっております、図々しさに!(苦笑)

それではこのへんでチャオス☆ !





アイロン掛けながらの鑑賞!

弊店ボスはブルース・ウィリス似?(笑)

近々に返却しますです~





K様、N様、Oさん、Eさん、Y君

ありがとう!





おまけ: 本日も仕立て上がり






N様  C・BARBERA <Italy> S110’S 210g


K玉大好物のカルロ・バルベラの軽量素材、

ドライなタッチのハリのある素材感が爽やかな風合いを演出、

芯地の仕様も一枚芯と軽快に

夏を乗り切る艶やかなストライプスーツの完成です。

風格のあるピンストライプと優雅なラペルのカーブが

いかにもエレガント、着心地は快適なんだけど。。。

このワントーン浅い日本の日差しに映えるネイビーは

押しの強さを微妙に押さえた自然体、

威圧感は必要ないということです。

さっそく送りますです。














T様  CANONICO <Italy> S110’S


弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたほぼオールシーズン、

程よいツヤ感が売りのカノニコのツイルでブラックスーツ、

汎用性の高い略礼服の仕立て上がりです。

このように毎度そこそこのフォーマルが仕立て上がる度に

フォーマルスタイルのTPOだけは知っているからこそなお更、

そろそろ新しく作らなきゃいけないなあと実感する今日この頃です。

一度揃えてしまえば10年はいける

オーセンティックでいてオーソドックスなスタイル、

時間や慶弔の別なく着られ便利この上ない一着です。

お待たせしました。















I様  E・ZEGNA <Italy> COOL EFFECT W100%


基本ネイビー系のスーツでまとめるスタイルのI様、

2パンツスーツでオーダーいただきました、

ヘビーローテーションなな仕立て上がりでございます。

陽光を反射するクールエフェクトの機能性と

一枚芯の軽快な着心地である意味武装、

日本の夏を乗り切るには最適、

ユニフォームのようなスーツとは一線を画す一着です。

スーツの装いに特別に厳格なルールはございませんが、

自分が何者であるか、その人の生き方を映す鏡のようなもの、

とりあえず、自分のスタイルを楽しんでください。

お待たせしました。















Y様  REDA <Italy> ICESENSE W100%


上質でいてコスパに優れたレダ社のアイスセンス、

こちらも体感温度を下げてくれる機能性素材、

弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた一着です。

このマットなグレーは優しくもエレガント、

モノトーン基調でこなすのが語り継がれてきた着こなしですが、

淡いラベンダーやベージュを取り入れて淡色グラデーション、

さり気なく際立ってみませんか。

とりあえず、知的でいて清潔な男像を確立です。

お待たせしました。















沖縄のW様  CHARLES・CLAYTON <England> S150’S


正統派のクラシック、凛々しく映えるネイビースーツの仕立て上がりです。

とはいえ、艶ツヤなサキソニーの上質素材、

インフォーマルなダークスーツ、秋冬物をご希望とのこと、

電話とメールでオーダーいただきました、ありがとうございます。

ブラックフォーマルではない日中の略礼服は

チャコールグレーかダークネイビーの無地に限るわけだ。

今回おすすめさせていただいたチャールズ・クレイトン、

英国生地としては珍しく上質高級素材に特化したメーカー、

K玉もお気に入りのミルでございます。

奇をてらわない普通のスーツがカッコいいスーツ、

紳士のスタイルを極めた御仁のオーダーです。

さっそく送りますが、着用は秋まで待たれよです。















O様  DI PRAY <Italy> W100%


190センチを優に超えるO様はもちろんオーダー体型なんだけど、

筋肉質のしまったボディを維持、K玉のだらしないポチャとは対極、

惚れ惚れとする好男子っていうか、おじ様、

かれこれ20年近くお付き合いいただいております、感謝。

とりあえず、春夏はネイビーで組み立てたジャケットスタイルが基本、

今回はネイビーチェックにチャレンジしていただきました。

枯れたネイビーの同色チェックはほぼ無地感覚、

グレーパンツのグラデーションでOK!と

いつもと変わらぬように着こなしてください。

シワにも強いウール100%のさらりとした素材、

弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた渋めのチェック、

O様流のクールビズスタイル、ここに完成です。

たまには白パン合わせで休日にも活用してください。

お待たせしました。













山口のK様  C・BARBERA <Italy> W50% Si30% Li20%


昨年よりおすすめさせていただいているジャケット+ベストの組み合わせ、

それぞれ単品でも大活躍、プラスベストで差がつく仕立て上がり、

弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた2ピース。

ごりっとしたヴィンテージ調のサマーツイードながら、

着心地は軽快な春夏仕様、

カントリージェントルマン的なオフとシティ的なオンを使い分け、

どちらの景色にも溶け込む格調高い品格のスタイル、

着こなしが断然楽しくなりますよね。

お待たせしました。















K様  CACCIOPPOLI <Italy> W43% Si32% Li25%


ナポリならではの鮮やかで明るい色柄が得意のマーチャント、カチョッポリ。

ナポリの美しい景観を妄想してしまうK玉です。

ずばりトリコロールカラーは夏の海の色、

素材もウールシルクリネンの三者混と高級感があふれております。

とりあえず、陽光に映えるブルーを基調としたチェックは洒落感が倍増し、

昔ながらのアイビーとは一線を画す最旬ジャケットです。

K様、今回パンツはアイボリーをチョイス、

白パン合わせはやり過ぎ?なんだそうです。

うまく上品にまとめた大人のリゾートスタイルの完成、K様流、

これを着てどこの島に行くのでしょうか、いと羨まし!

さっそく送りますです。















以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。