2014/05/12

ある意味論理的?

風が吹けば桶屋が儲かる的なこじつけはどうかと思いますが、

難しいものを単純にし、誰がみてもわかりやすくして

相手を納得させることを論理的思考(ロジカルシンキング)なんていう。

どちらかというと、理論なんて何も持ち合わせてないんだけど、

不合理な言葉をこねくり回し相手を論破する

屁理屈が以外と得意な、風が吹けば的なK玉ですが、

皆さんロジカルシンキングできてますか?

← 論理的思考は得意ではないけど、四文字熟語とかは好きです。(笑)











そんな感じで本日はあいにくの雨模様、

新緑にとっては恵みの雨なんだけど、

この大名界隈も人通りは少なく、むやみに雨に打たれるのも嫌なんで

比較的静かな店の中で哲学しているK玉です。(ウソ)









哲学するほど物事を深く追求したり考えたりと

論理的思考は体質に合わないはずなんだけど、

店頭のディスプレーあたりの一角から店外の通行人なぞを眺めつつ、

弊店のコットンのジャケットやベスト、パンツのハンギングと

兄弟店カデットのご紹介コーナー、

そこを、特にカデットコーナーをじつと眺めていると色々なことがわかるわけだ。

リネンのカラーシャツ、コットンのカラーパンツ、プリントのシャツ、

弊店もカデットもどちらかといえばコンサバ系、

控え目なスタイルが売りであり、モノはオーセンティック、

カデットはきもちトレンドを取り入れつつ、

わかりやすい柄感のシャツなどは並べておりますが、

流行の最先端なんかではないと自負しております。








が、しか~し、そこには昔経験した雰囲気と申しましょうか、

80年代の匂いがぷんぷんしております。

もちろん今の時代感にアップデートはしておりますが、

この秋、ピンクやパープルなんかのカラーシャツが人気が出るんだろうなと、

ネクタイもペイズリーなんかのプリント調が楽しくなるなと、

間違いなく80年代のボールドなテイストが見えてくるわけで、

K玉的ロジカルシンキングでいくと

間違いなくこれからの大きな流れが見えるわけだ。

これを世間ではじつは直感的、あるいは感性なんて言っているようですが、

K玉的には論理的思考と解釈、

あくまでこじつけではないと、そんなことを考えながら

しとしとと降り止まぬ雨音を聴きいている今日この頃、

直感的なんて何も考えてないような言われ方は嫌なんで、

情緒的なら許してあげてもいいかと思うK玉です。

← 間違いなく屁理屈!!!

それではこのへんでチャオス☆ !





おまけ: 本日も仕立て上がり。








M様  CANONICO <Italy> S100’S 300g


シングルのブラックスーツにはベストを着用することが出来る。

当然慶事にはシルバーグレーをイン、

たった一枚のベストが効果を発揮するプラスベストの好例だ。

M様、今回はご自身の晴れの席での着用、おめでとうございます。

格は準礼装のシングルピークド、拝みボタン、

パンツももちろんサスペンダーボタン装着とクラシックなディテール満載、

打ち込みのしっかりとした礼服地の代表格、タッサーでもって、

体にフィットしたモダンなシルエットの正統派の完成です。

とりあえず、ドレッシーなピークドラペルで大正解、

後はそこそこ上質なダブルカフのシャツをご用意ください。

お待たせしました。















S様  CANONICO <Italy> MOHAIR QUATTRO W73% M27%


クラシックな表情がむしろモダンな夏のグレー、

モヘア混の清涼感あふれるピンチェックの仕立て上がりです。

夏場は見た目の清涼感が大事ですよね、

モヘアの光沢と滑らかさでもってさらにエレガント、

ライトグレーのシャープ感を取り入れた

モノトーンでありながら個性を放つ

K玉も大好物な一着。

お待たせしました。














I様  SAVILE CLIFFORD <England> W100%


現在では世界的なマーチャントのスキャバルの傘下、

重厚感の感じられる生地が得意のミル、サヴィル・クリフォード。

ナチュラルストレッチ&ナノフィニッシュときもちハイテクを取り入れた

いかにも英国らしいストライプスーツの仕立て上がりです。

← 自然なストレッチ性と撥水性と通気性を兼ね備えた優れモノでございます。

とりあえず、見た目は硬派なヴィンテージ調ですが、

着心地は軽快な一枚芯の柔らかな仕様といいところ取りの一着、

男の奥深さを演出する色合いが素晴らしいの一言、

お待たせしました。












以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。