2014/05/31

夏色

スーツの差し色として使いたい新色が入荷してきました、ビズボストン。

大き過ぎない四角なボストンバッグ、

マグネット式のあおりポケットを2室完備、

着替え等はメインルームに収納の

ショルダーストラップ付きのオーバーナイターサイズです。

定番のブラウン、ネイビー、ブルー、ベージュに

グリーンとオレンジが前回までのカラー、

ここにきて夏色、サックスとレッドの新着のご紹介です。





DESTINY’S DIMENSION

NOTTING HILL

W36×H32×D11

¥50000+TAX









一見はやや大ぶりのブリーフケース、

荷物多めのビジネスマンのデイリー鞄、

あるいは1~2泊程度の出張ではオーバーナイターとして活躍、

何度も申しますが、弊店ボスに先を越されて

今回は泣く泣く見送りのK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?













そんな感じでビズボストン、

服との相性も意識した美しいカラーリングとデザインが好評、

特に新色のサックスとレッドは夏の明るめのスーツと相性抜群、

使い勝手のよさと長く愛用できる耐久性を備えた

新着バッグのご紹介でした。

それではこのへんでチャオス☆!






おまけ: 本日も仕立て上がり








東京のN様  CANONICO <Italy> W84% M16%


まともなというと語弊があるかもですが、

ご本人さんいわく、大学卒業以来、まともなスーツを買ったことがなく、

ありがたいことなのですが、いろいろなつながりでもって

弊店に辿り着いたわけだ。

仕事柄それなりのパーティやレセプションに呼ばれることが多くなり、

そこそこ華のある自分に似合うスーツを作っていただけないかとのこと、

お任せください。

まだまだ三十前のお若いN様にはブライトネイビー、くっきりとしたストライプを

精緻な採寸でタイトフィット、クラシックでありながらモダンな雰囲気を醸し出す

美しくもエレガントな一着の完成です。

これでいつでもレセプションでの装い、悩むことなしです。

さっそく送りますです。














F様  LAST 2091 ウインハイマー ボックスカーフ


パンチドキャップトウオックスフォード、

ストレートチップのトウの切り替え部分にのみ穴飾りを配したスタイル、

控え目なフォーマルシーンに対応の、是非とも持っておきたい一足の完成です。

フロイデンベルグ製法に基づいて生産されるウィンハイマーの

使い込むごとに落ち着いたツヤのでるボックスカーフとの相性も抜群、

正しく装うためのストレートチップにわずかに主張を込めた都会派、

そこそこの汎用性もありななビジネスマン必携の一足でしょうか。

お待たせしました。















T様  レザースニーカー


ここんところスリッポンを始め、つぶつぶなヤツやデッキシューズが

人気があるようですが、T様はジャケット合わせに

弊店オリジナルのレザースニーカーをチョイス、

別に天邪鬼なわけでもなく、T様流のクールビズスタイルでございます。

型押しのスコッチグレインは粋な英国のカントリーテイストゆえ、

今季オーダーいただいたグレンプレイドのジャケットと相性抜群、

上品顔のレザースニーカーの完成です。

スリッポンよりもきもちカジュアルな楽ちんなヤツではございますが、

英国紳士御用達的な大人顔の一足、

お待たせしました。















K様  カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%


久しぶりの福岡住みとなったK様のご来店はもちろん数年ぶり、

前回転勤以来のご来店ではございましたが、

世の中、便利になったもので、

メールや電話でいつもオーダーいただいておりました、感謝。

北は札幌から仙台、千葉、東京からとご愛顧いただいておりました、

ありがとうございます。

今回は久しぶりに再採寸させていただきましたが、特に変化なし、

素晴らしい肌触りのカリビアンの大柄ギンガムチェック、

クールビズに相応しい品のあるチェックでもってカッタウェーカラーと

弊店では定番化しつつある一枚の完成です。

スーツの上がりもしばし待たれよです。











M様  カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%


ずばりロンドンテイスト、

サックスのロンドンストライプで王道のスプレッドカラーと

ネイビースーツに合わせてのオーダーです。

程よい芯地の柔らかさとジャストに着られるフィット感、

この細部にわたるこだわりが優しい着心地を生むわけだ。

正統な気品にきもち色気を込めた一枚の完成です。

お待たせしました。









以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。

2014/05/29

エレガントカジュアル

エレガントカジュアルって表現はそれなりに理解はできるんだけど、

なんだか変な和製英語みたいな感じで

K玉自身が使うことはないんだけど、

弊店でもよく取り扱っているイタリアの代表的なミル、

ロロ・ピアーナの夏向け生地、

SUMMERTIME<サマータイム>

着分ながらお買い得なお値段で入荷しており、

エレガントカジュアルという目的をもって開発された

夏向けジャケットのウール、シルク、リネンの三者混の素材、

格子に走る白い糸がかすりのような風合いで

いわゆるヴィンテージ感あふれる旬な柄感、

この夏差がつく一着になること請け合いだと思うK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← カジュアルのみならずビジネスにも相応しい生地かもです。














そんな感じで一部のマニアが好む高価なデッドストックとは違い、

くすんだ色味を上手く再現した生地、

渋く褪せたような風合いがいわゆるレトロ調の

どこか懐かしい感じがいいですよね。

ビジネスではグレーかネイビーのパンツ、

お休みの日は白パン合わせで決まりです。

それぞれ売り切れご免の着分の生地ゆえ、

早い者勝ち!

気になる御仁は駆け込んでください。

尚、価格等は店頭でお問い合わせください、悪しからず。

それではこのへんでチャオス☆ !






 おまけ: 本日も仕立て上がり







北九州のO様  FERLA <Italy> Li83% Ny17% 380g


これぞサマーツイードといえるネップ入りのプレイド柄、

ジャケット生地の大本命的な英国伝統の柄、

和らぎのベージュ、リネン混紡のナチュラルな色でもって

コーディネイトしやすい街に溶け込む仕立て上がりです。

上胸一枚芯の最軽量の仕様に観音開き、大見返しとさらに軽快、

とどめにベージュのシェル釦でリラックス感あふれる一着の完成です。

カーディガンのような柔らかい着心地はやめられませんよね。

お待たせしました。














東京のM様  LORO・PIANA <Italy> SUMMERTIME W43% Si32% Li25%


ロロの真骨頂といえるシックな三者混の素材、

かすりのような表情のプレイド柄は夏の日差しに映えること請け合い、

ブルーグレーとブラウンのヴィンテージ調ジャケットの仕立て上がり、

枯れオヤジに相応しいダンディズム精神といえましょうか。

合わせるパンツは同系色でまとめ、インクブルーとブラウンをチョイス、

チェックの色柄をシックに取り入れ落ち着いた印象にまとめた

知的な男の洗練の配色でございます。

お待たせしました。














M様  HARRISONS <England> FRONTIER W100%


定番の合服地として親しまれてきたフロンティアが、

昨年待望のリニューアル、

1863年創業の赤いバンチがアイコンのハリソンズの新定番、

抜群のハリとコシによって実現される美しい仕立て上がりは

世界中で高い評価を受けております。

とりあえず、長い期間着用できる汎用性が人気の一つなんだけど、

K玉的には優れたシワの回復力に注目です。

今回は全部で9色あるネイビー無地の中から1色をチョイス、

M様のみぞ知る審美眼でもって

誤魔化しの効かないネイビー無地の仕立て上がり、秀逸です。

時流を超越した正統派、清潔感極まるネイビーの完成です。

お待たせしました。















H様  C・CLAYTON <England> W100%


誠実かつ洗練、凛とした表情のネイビーのシャドーストライプスーツ、

遠目からは無地に見える控え目なストライプはいぶし銀、

じわりじわりと伝わってくるお洒落感でしょうか、

弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた一着です。

日頃からスーツはネイビーに限るとほぼネイビー尽くしのH様、

今回も微妙にニュアンスの違うネイビーを

いつもと同じように凛々しく着こなすことになるわけだ。

とりあえず、軟弱な素材は避けて美しいドレープを生む

上質素材にこだわるのが鉄則です。

お待たせしました。













以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。

2014/05/27

空気の入れ替え

窓が開かない!なんていうと、

アルミサッシ全体のゆがみかレールのよじれだとか、

K玉自身の心のゆがみを原因と決め付ける人もちらほら、

さらには深読みして、ひきこもり的な?なんて飛躍する御仁もいたりと

誤解を招きそうですよね。

正確には窓が開けられないが正しいんだけど、

ついでをいうとカーテンも開けられない状態が続いておりましたK玉家、

望んでプライベートを工事中の職人さんたちに見せる趣味もないわけで、

ようやく南側のベランダ及び窓だけですが、

外壁を覆っていた足場が四ヶ月ぶりに撤去され、

素晴らしい開放感、上品なハトよけネットも装着と

これからの愛すべきベランダ日和を楽しみにしているK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 未だ東側と北側は外壁工事中で足場等で覆われております。(涙)







本日のいつもの皿倉山~

一ヶ月前のベランダ~



そんな感じで窓にちなんだ話なんだけど、

車の窓が開かないとか、ビンのフタ開かないなんてのは

いくつか解決する方法があるんだけど、

ドアのカギが違うとかは勘弁して欲しいK玉です。

ついでに、のれんに腕押しなんてのは、ある意味、我が家では日常茶飯事、

「あかないとびら」っていうBLなんかに至っては腐女子に任せるとして、

窓が開けられないってのは、K玉的には結構苦痛でございましたが、

ほんの10分でも窓を全開にして掃除機をかけるだけで

よどんだ空気が入れ替わり、ほこりやネコの毛が一掃、

すがすがしいばかりでございます。

最低でも一日一回は空気の入れ替えをしたいものでございます。

とりあえず、空気の入れ替えは新鮮な酸素のみならず、

よどんだ雰囲気も入れ替えてくれるわけで、

一日一回、なんだかけっこう大事な儀式じゃないかと思うK玉です。

それではこのへんでチャオス☆ !















おまけ: 本日も仕立て上がり。






N様  LORO・PIANA <Italy> COTTON TIME Co100%


イタリア的には夏のスーツ地の代名詞、コットンソラーロ、

光の当たり方で玉虫色に見える艶やかな素材です。

経糸に赤、緯糸にベージュの糸を用いた綾織りの服地、

そのソラーロで雨の日は論外な夏のスーツの完成です。

← 夏の日差しに映えるって意味です、悪しからず。

極上の滑り感は色気たっぷり、季節に則した素材には敵いません。

もちろんこれは上級者のオーダー、

さり気なくソラーロの玉虫を着こなすわけだ。

軽快な仕立てと相まって、いくらかの威厳とゆとりがあれば

着こなしは簡単でしょうか。

お待たせしました。












神奈川のM様  CACCIOPPOLI <Italy> Co100%


日差しの強い夏のナポリ、ティレニア海の美しい景観は

「ナポリを見て死ね。!」のことわざ通りに一度は訪ねてみたいK玉です。

そのナポリのマーチャント、カチョッポリらしいカーキのギャバジン、

ここ数年、弊店でも大人気のコットンスーツ、

オンでも充分武器となる仕立て上がりでございます。

とりあえず、柔らかな最軽量の仕立てと相まって完成、

3パッチポケット、雨降り袖、大見返し、シェル釦とてんこ盛り、

出来ればタイドアップできっちりと着こなしてください。

さっそく送りますです。













T様  2着口~


またまた最高級素材、ロロのロイヤルウィッシュ、

カシミアに匹敵する素材でオーダーいただきました2パンツスーツ。

完璧な外見と快適な着心地を両立、他に類がない滑らかな風合いは

至宝といえる存在感でございます。

淡いインクブルーとライトグレー、それぞれシルクの程よい光沢感で格上げ、

高級生地にこだわり続けるロロ・ピアーナのポリシーを感じとったK玉です。

普通に考えてスーパー170’SのクオリティーはK玉的には極上過ぎますが、

そこそこの背景を知っているT様には相応しい2着でございます。

美しい仕立ては確かにカッコいいですね。

お待たせしました。




LORO・PIANA <Italy> ROYAL WISH S170’S95% Si5%

ほんのり淡い青色な一着、

フォーマルなスーツに最適の高品質なのは見るだけでわかります。

しかも妙に若々しい印象~

名門生地を楽しんでください。




LORO・PIANA <Italy> ROYAL WISH S170’S95% Si5%

最上級の生地でもって最軽量の仕立て上がり、

ライトグレーのシャープで知的な感じは

モノトーン基調だけで合わせるのはもったいないかもです。

柔らかくも優雅な一着の完成です。











北九州のO様  2枚口~


ネップ入りのサマーツイードのジャケットに合わせてのオーダー、

程よいベージュのプレイド柄にホワイトドビーとラベンダーはよく映えることでしょう。

このコーディネイト時の見え方も計算に入れるのは、

なかなか出来ているようで出来てない御仁も多いのでは?

気に入って買ったはいいんだけど、

合わせる洋服がないなんて話はよくあるわけで、

ジャストなフィット感のみならず、コーディネイトも考えての出来上がりです。

オーダーを重ねながらの理想のフィッティングとコーディネイト、

もちろん生地選びも大事なんだけど、

まあ~トータルバランスってことですよね。

お待たせしました。


















大分のO様  INDIGO CP40/1×CP40/1 Co100%


オーダー初体験のO様、

日頃カジュアルからジャケットスタイルまででOKのO様の選択はインディゴ、

洗いざらして着倒して、自由自在なコーディネイトが楽しめる一枚です。

デザインやディテールも気になるところではございますが、

一番大事なのは着心地、つまりは上質な素材とサイズ感、それが時代感。

風になびくよななナポリ風カッタウェーカラー、

シャツ一枚でも美しく見える洗い加工のフィット感をお楽しみください。

弊店ではすでに定番のデニム風シャツの出来上がり。

お待たせしました。








以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。