もう少数派ではないですよね?
素材、色、デザインがトータルでコーディネイトできている
街に溶け込むような着こなしを標榜してきた弊店としては
自分に似合うものを知り、流行を追いかけることではなく、
自分なりのこだわりを持ちましょうと
しっかりとしたお客様自身のスタイル作りを陰ながら支えてきたつもり、
「人」という字の右斜め下方の払いの部分を担当してきたわけだ。
← ホントか?(苦笑)
まあ~付き合っているうちにその人となりはわかってくるんだけど、
ビジネスにおいては、第一印象が決め手になるケースの方が
以外に多いんじゃないかと思うK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
そんな感じで本日は今季の生地コレクションが全て揃ったんで
そのご紹介でもと思っていたんだけど、
たまたまメールでお客様からのオーダーが入ったこともあって、
如何に効果的に自身を演出することの重要性をっていうか、大袈裟ですよね、
まあ~簡単にいうと、華のある準礼装のスーツとのご注文に
今季初登場のイギリスはヨークシャーのブラッドフォードを拠点とする
家族経営の小さなマーチャントの生地をおすすめすることにしたK玉です。
← 昼、夜共にインフォーマルな準礼装ってことは、
チャコールグレーかネイビーのダークスーツって意味でございます。
その名をBateman,Ogden (ベイトマン・オグデン)
家族経営らしい個性的なコレクションが特徴といえましょうか、
とりあえず、イギリスに直接生地をオーダーして
一週間以内に届けてくれるそこそこ親切な生地商なわけだ。
そのコレクションの中からULTRAFINE160のダークネイビーをチョイス、
オーストラリアメリノのスーパー160’Sの極上素材、
誤魔化しの効かない無地というわけだ。
とにかく糸が素晴らしいの一言、
光沢感や質感、手触りといい、気品のある生地です。
← もっともフォーマルまのはチャコールグレーなんだけど、
今回、お客様のご希望はネイビーなんで悪しからず。
BATEMAN OGDEN S160’S チャコールグレー/ブラック/ネイビー/ダークネイビー |
見た目の華のあるイタリア生地が悪いわけじゃないんだけど、
お客様の好みや気質を考えた時、知名度の高い有名な生地よりも
比較的通好みなベイトマンなんてのが相応しく思われ、
ご提案させていただいたわけだ。
他にも質感のあるトニックなモヘアもごりごりとして
K玉的には大好物、ある意味希代のウェルドレッサーに学んだような
時流を超越した仕立て上がりが期待できるというものだ。
BATEMAN OGDEN MOHAIR |
そんな感じでベイトマン・オグデン、なかなかのツワモノっていうか、
見た目の華は置いといて、その素晴らしい糸と
打ち込みのしっかりとした生地にリスペクトでございます。
往年のウェルドレッサーたちが選びそうな質感に今日も乾杯です。
それではこのへんでチャオス☆ !
おまけ: 新着コレクション~
CARLO・BARBERA <Italy> |
DRAPERS <Italy> |
E・ZEGNA <Italy> |