2013/12/01

あるべき姿

月日の経つのは早いものでいつの間にか12月、

残り1カ月、悔いのないように過ごしたいものですね。

12月の別称、師走、諸説いろいろあるようですが、普段は「廊下を走らない!」

なんて叫んでる師(教師)ですら年度末やら挨拶回りで

忙しく駆け回るくらい忙しい月ってのはどうもウソっぽい解釈だと思うK玉ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 師走、色々とググってみると思いのほか奥深いですよね。









そんな感じで本日は小ネタ、

世界中のどこでも見苦しいとされる男のむき出しの脚、

夏場の素足にローファーなんてのは例外ですが、

足首丈の短い靴下とパンツの間から素足が覗いている状況は最悪、

紳士の足元においては、素足を見せないのが最も大切なルールである。

K玉も色調でコーディネイトをハズすことはあっても

見苦しい素足を覗かせることだけは避けたいと思っている。






定番色 ブラック、チャコール、ネイビー、ボルドー
ウール×ナイロン ¥1575-


定番色以外のカラーホーズも取り揃えております!
ウール×ナイロン ¥1575-






そんなわけで靴下、膝丈の靴下(ホーズ)を履くか、

素足あるいはスニーカーソックス(ゴーストソックス)を履いておけば

見苦しい姿をさらすことなく、本来あるべき姿を保てるわけだ。

さて、ここからは色調っていうか無難な無地のものよりは

きもち高度なテクニックを必要とする柄物ホーズの話。

その柄をパンツやシャツ、ジャケットやネクタイに調和させないといけないんだけど、

とりあえず、一番目立つ色をパンツやシャツの色に合わせれば

だいたい上手くいくはずです。

もうひとつ別の角度から調和を考えてみると、

靴と合っていればほぼ大丈夫っていえますです。

← 何度も失敗を繰り返してきたK玉の経験に基づく方程式です。





千鳥格子 ウール×ナイロン
¥1575-


バイアスチェック ウール×ナイロン
¥1575-


アーガイル ウール×ナイロン
¥1470-





そんな感じで靴下(ホーズ)、ささやかなアイテムとはいえ、

コーディネイトをまとめるにはハズせないアイテム、

あるべき姿でさらに気分よく一日を過ごすためにも、

無難な無地だけでなく柄のはいった靴下、

試してみる価値があると思うK玉です。

それではこのへんでチャオス☆ !








おまけ: 本日も仕立て上がり。








T様  CACCIOPPOLI <Italy> DONEGAL TWEED 380g


ハリスツイードと並び人気のあるアイルランド産のドニゴールツイード、

太さにむらのある節糸で紡ぐためカラーネップが点在しラフな印象の生地、

昔ながらの生地なんだけど今年は特に最旬に感じる仕立て上がり、

メランジ感とカラーネップで素材を活かした一着です。

着用感は見た目と違い軽快な一枚芯、

大見返しとダブルステッチの相乗効果で

肩の凝らないジャケットの完成です。

お待たせしました。















Y様  HARRIS TWEED <Scotland> W100% 400g


フランネルやツイードといった素材感を楽しむのが最旬、

いつものスーツやジャケットに付け足すだけでキマるベストの仕立て上がりです。

ゴリゴリとしたハリスツイード、ウインドペンを効かせたグリーンは

味付け役として注目なのは間違いない。

スリーピース的な貫禄も匂わせつつ、素材の違いをお楽しみください。

お待たせしました。













U様  CANONICO <Italy> S110’S 260g


さり気なく印象を残すウインドペンのスーツ、

シャークスキン、ジグザグ調の織り方が特徴のウーステッドは

スリーシーズンいける便利な生地、

ちょこっと格子を効かせただけで旬なスーツの仕立て上がり。

柄の色を拾うのがコーディネイトの基本ゆえ、

モノトーンは合わせが簡単、ここはストライプシャツに大柄の小紋タイで

英国調を意識してみませんか。

ドレスアップを楽しむお洒落なスーツの完成です。

お待たせしました。













K様  カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%


ここ最近はクレリックカラーにはまっておりますK様です。

打ち込みのしっかりとしたロンストをより軽快な印象にとオーダー、

正式にはホワイトカラーシャツの出来上がりです。

← 確かクレリックシャツは和製英語だったと思われます。











同じくK様  CANCLINI <Italy> 80/1+60/2×80/1+60/2 Co100%


カンクリーニのちょいとスポーティな印象のブルー×カーキのストライプ、

こちらもクレリックカラーでイメージ通りの仕立て上がりです。

クレリックカラー、よりフォーマルな印象をもっている御仁もいらっしゃるとは思いますが、

K玉的には午前中のシャツ、軽快でスポーティなイメージでしょうか。

とりあえず、衿が白いからどんなネクタイでも合わせやすい一枚です。

お待たせしました。











U様  カリビアンコットン 120/2G×120/2G Co100%


毎度お馴染みのカリビアンコットン、大柄へリンボーンを

スプレッドカラー、ダブルカフとタイドアップの時は常にこの仕様でオーダーです。

日頃ネイビーのスーツを多用するU様、ブルーチョイスで

トーンコーデの作戦の模様、控え目に勝るものなしの一着。

着心地がいいけん、前のと同じ生地がよか!色違いです。

お待たせしました。









K様  カリビアンコットン 100/2G×100/2G Co100%


K様も前回と同じ生地でと電話でご注文いただきました、ありがとうございます。

ツヤと丈夫さを併せ持つカリビアンコットンのロイヤルオックスフォード、

きもち急ぎのオーダーで、結婚式に着用のご予定、間に合いました。

これでスピーチもばっちりキマることでしょう。

衿はセミワイドカラー、衿の落ち着きが一番好みの角度だそうです。

他のシャツはもう少しお待ちください。











以上、本日の仕立て上がり。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。