2012/08/20

変貌

本日も新着のご紹介ですが、その前に!

ちょっと隙間時間を利用してお勉強しておりました。

著者 長谷川喜美 

撮影 エドワード・レイクマン

万来舎

ウソか誠か「背広」の語源になったとされるサヴィル・ロウにまつわるお話です。








世界で唯一無二の紳士服の聖地、「サヴィル・ロウ」。

K玉も8年前に一度だけその通りを徘徊したことがある。

ヘンリー・プール、ハンツマン、アンダーソン&シェパード、ノートン&サンズ。。。

リージェント通りと平行したサヴィル・ロウを中心に、

その周辺まで英国王室御用達に輝く老舗から

新進気鋭の新しいテーラーまでしのぎを削る世界。

← バーリントン伯爵の妻、サヴィルの名にちなんで付けられたそうです。








その時はスーツを仕立てるイメージもお金も準備できてないただの通りすがりの旅行者ゆえ、

格の高さ、敷居の高さに圧倒され、3時間近くあたりをぶらぶら過ごしたんだけど、

どのお店にも入る勇気がなかったK玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 表から覗けるところは、くまなく覗いた記憶ありです。(苦笑)

← 正直申しまして、自分のところで満足しているんで、オーダーする気はさらさらないんだけど、

アポなしで、上手く英語で伝える自信もなく、軍資金もたっぷり必要なんで。。。(汗)












何はともあれ、ここでは時代の流れの中で大きく変貌を遂げるサヴィル・ロウを

現地取材を通じてその実像を映し出したとあり、更には、

聖地サヴィル・ロウの持つ独特の雰囲気、その栄光と影、

熟練のクラフツマンシップのディテールの美しさ、それを支える人々の愛情を

情感溢れる写真で描写しているとある。

その通りである。

ロイヤルワラントだろうが、新進気鋭だろうが、どこも大変そうではございますが、

興味のある御仁は買って読んでください、すごく参考になると思われます。




そんな感じで「装う」ことに関しては、イギリスの美学ともいえるアンダーステートメントなる

控えめがよしであり、分別と思慮深いを尊ぶことは、

いくら弊店がイタリアのクラセコを標榜しようと、

学ぶべきことはここから始まったといって過言ではない。




それでは本日の主役にご登場願います。


LORO PIANA <Italy> ZELANDER Wool100%

究極のネイビージャケット、自由な着こなしと寛ぎを手に入れろ!です。

紺ジャケなしでは始まらない一着です。

Size: 42 44 46 48 50

Price: ¥73500-









オーダー用に数着分キープです。

ご参考までに、E・THOMAS Wool100%
気持ちバスケットが細かくエレガント。

こちらもご参考までに、ファビオ、ブラックです。
表情豊かなれど、軽い生地です。







E・ZEGNA <Italy> TRAVELLER Wool100%


ミディアムチャコールのストライプスーツ、極上生地をお楽しみください。

残念ながらオーダー用の生地はございません、似寄りでご提案です。

Size: 44 46 48 46W 48W 50W

Price: ¥96600-






ロロピアーナのピンストライプ~チャコールグレーです。
ゼニア社のライバル!

グアベロ<伊> CONNISSEUR S120’S
コニサーとは鑑定家って意味です。





LORO PIANA <Italy> S120’S Wool100%

ネイビーのチョークストライプスーツ 、鉄板です。

高級生地にこだわるならロロでしょうか。

凛々しいネイビーを着こなせ!です。

Size: 42 44 46 48 44W 46W 48W 50W

Price: ¥93450-








オーダー用に生地キープです。

グアベロ<伊>
気持ちチョークがしっかりと!
ダンディズムだよな!

E・THOMAS<伊> S120’S
オルタネイトストライプ~華がある。








以上、本日のご紹介、新着ジャケット&スーツ。

ハイソサエティーな、あるいはニュー・テーラリングなサヴィル・ロウは置いといて、

大名のテーラー、ジェントリーコンプレックス、ご贔屓によろしくです。

それではこの辺で、チャオス☆ !