2012/08/31

中年図書館 9

夏休みも終盤、我が家の下の坊主は宿題の追い込み中のご様子。

どうも読書感想文を書かないといけないらしい。

上の子はジャンルは偏っているが、読書大好きであったが、

下の坊主は漫画が関の山で、活字は嫌いなようだ。

そういうK玉は、基本活字中毒症なんだけど、ここ最近は年に1~2度、

活字が全く目に入らない時期があり、ただいま進行中であります。

ここ一ヶ月、読みかけの本、数冊、放置中なK玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?









そんな感じで、中学生に読んで欲しい30冊なる新潮さんの小冊子の中から、

恐れ多くもうちの坊主は、村上春樹著 「海辺のカフカ」 を選んだようだ。

理由は簡単、K玉の本棚に並んであったから買わなくていいということらしい。

実に彼らしい。(笑)









K玉的には、へミング・ウェイの「老人と海」とか、夏目漱石の「坊ちゃん」あたりの

比較的ページ数の少ないヤツを選ぶんだけど。。。

← 「老人と海」 男は死ぬまで闘いだ!ってことが薄っぺらい本で悟れるわけだ。

← 「坊ちゃん」 教頭を懲らしめる話とか、痛快ですよね。





「海辺のカフカ」は上下二巻の五感を釘付けにされる大作であり、

内容も極めて難しいというか、読み手によって全く意見のわかれる、

あるいは、読んだ時期やモチベーションで全く違った感想になること請け合いなんで、

よしたほうがいいんじゃないかと思ったんだけど、余計な口は出さずにおいた。

← 世界でもっともタフな15歳の中学生の話なんか読むと、

普通の中学生、落ち込むかもな。





でもって、どうしたかというと、K玉から大体の流れ、あらすじを聞き出し、ぱらぱらと本をめくり、

2~3時間で規定枚数を書き上げたツワモノな坊主でした。










当然、中学生に読んでほしいってことで、ヘッセ 「車輪の下」 とか、太宰治 「人間失格」

三島由紀夫 「金閣寺」、サン・テグジュペリ 「星の王子さま」 ヴェルヌ 「十五少年漂流記」と

名作もあるんだけど、山田詠美とかリリー・フランキーなんかもチョイスされてて、

音楽の教科書同様、時代は確かに変わっていると実感したK玉です。

← 有川浩、伊坂幸太郎、小川洋子、重松清、吉本ばなな、

宮部みゆきと人気作家が目白押しです。


  








こんな感じでぱらぱらと小冊子眺めての夏の終わり、

半分以上は読んだことあったんだけど、

三浦しおんの「風が強く吹いている」と恩田陸の「夜のピクニック」を

ブックオフあたりで探してみようかと思った今日この頃でした。




おまけ: 本日はシャツの出来上がり。

ロンドンテイストっていうかロンドンストライプ中心に!



S様  CANCLINI <Italy> 90/2×60/1


ナポリ風カッタウェーカラー。

インパクトのあるずばりロンドンテイストでございます。

ネイビージャケットに合わせて~完璧です。

お待たせしました。









M様  DOMESTIC 100/2×100/2


ずばりロンドンストライプ、カッタウェーカラーです。

何も申すまいなな仕立て上がり。

お待たせしました。









I様  リンクルフリー (形態安定加工) 80/2×80/2 Cotton100%


ノーアイロン、軽いアイロン掛けで十分なリンクルフリーです。

コットン100%なのが肝でしょうか。

王道、ロンドンストライプのスプレッドカラーです。

お待たせしました。









M様  カリビアンコットン 100/2G×100/2G


冷めたネイビーのロンストです、織りはロイヤルオックスフォード。

ツヤと丈夫さを併せ持つ生地です。

PC値の高いカリビアンでスプレッドカラー、新定番の出来上がりです。

お待たせしました。








Y様  DOMESTIC 100/2×60/1


微妙に織り柄の入ったブルーストライプ。

カッタウェーカラーです、普通に持ってなきゃいけない一枚。

お待たせしました。









M様  DOMESTIC 100/2×50/1


オルタネイト風ダブルストライプと凝っているようでいてシンプルな一枚。

カッタウェーカラーです。

皆さんそろそろネクタイきっちりと締めたくなるような仕立て上がり。

お待たせしました。









A様  カリビアンコットン 100/2G×100/2G


ピッチの狭いロンスト、スプレッドカラーです。

ダークスーツにネクタイ締める気、満々です。

カリビアンはホントよか生地ですわ。

お待たせしました。








K様  CANCLINI <Italy> LONDON 120/2×80/1


カンクリーニの中ではロンドンと名付けられているシリーズです。

大き目のギンガムチェックのシャツはイタリア人から見るとイギリスを感じるんでしょうか。

といいつつK玉も、ロンドンテイストで取り上げた生地です。(笑)

素直にBDシャツ、お待たせしました。










以上、本日の仕立て上がり。

ご紹介出来てないお客様申し訳ございません。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。

2012/08/28

DRAKE'S 2

伝統の柄を踏襲するものの、ストライプの幅や色の組み合わせ、

一見シンプルに見えるクレスト柄の程よい大きさ等、

時代の空気を拾いつつ、独自のセンスを加え進化してきた DRAKE’S!

ハンドメイドにこだわるドレイクス第二弾が入荷した。

創業1977年と英国ブランドとしてはまだまだ新しいんだろうけど、

常に刺激を受けるK玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

← 昨年とはどこかちょっと違うくらいの感じが、いいんだよな。








スーツやジャケットの着こなしを決定づけるネクタイ。

胸元を飾り、着こなしに個性を加えてくれるわけだ。

ソリッドでクールに攻める、あるいは小紋で伝統のスタイルを楽しむ、

どちらにしても、品よくいきたいものですよね。

それでは早速のご紹介です、ご覧ください。




ソリッド6色のうち3色
ブルー、グレー、ブラウン



残り3色~ダークネイビー、グリーン、ボルドー




ストライプ3色~シックなロンドンテイストです。




ストライプ4色~正統派!





ストライプ4色~フレスコの織り感がよしです。




ストライプ4色~ドレイクスの真骨頂でしょうか!





花小紋4色~旬である。
小紋の大きさに注目です!





フレスコな小紋3色~太鼓判です!



小紋4色~ロンドンテイスト!





ドット4色~シックな水玉、好きです。。。




花小紋~新定番!
伝統的なんだけど、どこか旬。








こんな感じで DRAKE'S 第二弾、いかがでしたか?

鮮やかな色使いもあり、シックな落ち着いた色の組み合わせもありなドレイクス。

英国保守本流とは一味違うのはおわかりいただけますよね。

特別な社会階級に属しているような、例えば連隊や大学の柄を間違っても

使うことはないドレイクスのセンスに脱帽なK玉でした。

それではこの辺で、チャオス☆ !