ぱっと花を咲かせて、あれよという間に散っていく桜の潔さは、
今更K玉が語るまでもなく、8~9割方の日本人が好ましく思っているはずだ。
諸行無常の響きありってことですよね。
あらゆるものはすべて移ろい行き、形あるものはすべて壊れるわけだ。
そんなところが日本人の心に受け入れられるっていうか、老若男女問わず
好まれるところなのだろう。
そんな感じで、儚い人生を投影する桜の有様に自分の人生を重ね合わせ、
物思いにふけながらのこの一週間、いつもの散歩道からのウォーキング中に
幾枚か写真を撮ったので、貼っておきます。
ちなみに、桜と聞いて皆さんは真っ先に何を想像しますか?
さくら餅、馬肉、燻製のスモークチップ、花びらの塩漬け。。。
← 食べ物だけなんだな!
K玉はなんといっても、佐藤錦(サクランボ)ですね。
「花は桜木、人は武士」なんてのもありますよね。
とりあえず、桜が、あの万葉集や古事記にも読まれた桜が、実はバラ科と知って
ビックリ仰天なK玉ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
← 千本桜、並木道よりも山里に咲く一本桜が好みかもです。
こんな感じでK玉ブログ、暇に任せて一日中、店の中をうろついているときに、
あるいは、散歩道からのウォーキング中にと、
心に浮かんだことを適当に書き留めておいた実にくだらない徒然です。
実にくだらないんで、誤魔化すために西行法師に手伝ってもらいます。
願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ
好きだったんですね、桜。
おまけ: 本日も仕立て上がり。
K様 H.LESSER&SON’S <England>
ワントーン明るめのピンストライプです。
英国の伝統を頑なに守り続ける実力派のマーチャントです。
1920年創業のH.レッサー&サンズ。
フラップなしの潔さがよりスマートな印象ですよね。
お待たせいたしました。
S様 LORO PIANA <Italy> TASMANIAN Super150’S Wool !
高級生地にこだわり続けるロロ・ピアーナ。
ダークネイビーの王道ピンストライプ、奇をてらう必要のない一着です。
イタリアを代表する最高峰のブランドであり、その中でもタスマニアンは代表選手。
メリノウールのスーパー150’Sは美しい品のある光沢が特徴です。
こちらもお待たせいたしました。
O様 キャップトゥオックスフォード
チャールズ・F・ステッドのダークブラウンスウェードです。
スウェードといえばここです、英国を代表するタンナー。
限定のおすすめ革でございます。
上品な顔つきはスーツスタイルにもぴったりな一足。
お待たせいたしました。
以上、本日の仕立て上がり。
ご紹介できてないお客様、申し訳ございません。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。