洋服の話で盛り上がったんだけど、
K玉のつたないブログに物申すとばかりに一言。
「仕立て上がりにシャツやネクタイが合わせてあると
イメージが湧くんだけどな~」っとご提案があり、
一応それぞれのお客様が選ばれたシャツやネクタイが望ましいんだけど、
シャツやネクタイは先にお持ち帰りになっているケースが多々多く、
シャツやネクタイをお求めにならない時もあるわけで、
勝手にシャツやネクタイを合わせるのは
K玉的には失礼にあたるんじゃないかと思うのだけど、
長くお付き合いいただいているお客様からすると
自分とは違うコーディネイトは参考になるから
気にしなくていいんじゃないのと助け舟、
それならそうと早いに越したことはなとばかりにコーデです。
お客様のモノであるスーツやジャケットを無断拝借、
どうも心の奥底に引っかかるK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
そんな感じで迷ったあげく、
ちょいとご参考になればとK玉流コーデ、
この無断拝借がなんらかの問題となるようなら、
即刻削除いたしますです、悪しからず。
それではこのへんでチャオス☆ !
ボルドーの小紋タイを落ち着かせるようにと 濃い目のブルーシャツで配色~ |
アズーロ・エ・マローネ ロンスト×ペイズリーも鮮度抜群~ |
ウインドぺーンのボルドーカラーを拾って~ ピンクのクレリックカラー×ストライプタイ 色数を絞って格子を生かす作戦~ |
ロンスト×ブルドーの小紋柄 ウインドぺーンには大柄が似合う~ |
トーンを揃えてシックな淡色配色~ホワイト×グレー小紋 白シャツでミニマム、淡いラベンダーがエレガントに引き立つ~ |
やはりモノトーンを基調に~淡いサックスのドビーに グレー×ブラウンのシックなストライプが大人~ |
キャメルの配色術~ オフのイメージを仕事モードに~ ストライプ×ストライプとスポーティながら ネクタイを濃色で引き締めると簡単~ |
シャツとタイはトーンで揃え 全体はアズーロ・エ・マローネと黄金の配色術~ 簡単にキマる! |
おまけ: 昨日のN間&K玉~ダブル VS 3ピース!
ノーコメントで!(笑)
おまけのおまけ: 本日も仕立て上がり。
S様 CARLO・BARBERA <Italy> W100% 300g
イタリアの至宝、カルロ・バルベラのフランネル、
ブラウンベースのグレンプレイド柄、赤い格子が効いております。
印象を残すならとプレイド柄、
おすすめさせていただいてはおりますが、
ダブルブレステッドのスリーピースとフォーマル中のフォーマル、
ビジネスではマストのスーツもここまでくれば天下無敵の仕立て上がり、
合掌です。
フォルムはフォーマル、色柄は最旬とバランスのとれた上級者の審美眼、
じっくりとご覧ください。
お待たせしました。
T様 LORO・PIANA <Italy> DREAM TWEED S120’S
一見ツイードと思わせる表情ではございますが、
さすがはスーパー120’Sの上質感、
ヴィンテージ調の生地使いもさることながら、
ソフトな手触りは秀逸、ロロならではのクオリティでしょうか。
渋いジャケットの代表、茶ジャケは思いのほか汎用性の高い一着、
ネイビーの次におすすめの新定番、
柄物が使い辛い御仁には最適かと思われます。
綺麗な色の、例えばオレンジやパープルの
ネクタイやニットで若々しく演出も可能、
渋さと若々しさを楽しめる茶ジャケの完成です。
お待たせしました。
K様 3点口~
弊店の既製品っていうか今季のコレクション、
ナス紺のウインドぺーン柄のジャケットと
グレーのウインドぺーンスーツをお求めいただき、
追加でジャケットにベスト+パンツで3ピース、
スーツに+ベストで3ピースと
ベストを挟んだ貫禄のスタイルが今季のテーマ、
唯我独尊、K様の流儀は奥深い。
とりあえず、単品でもよし、3ピースでもよしなな
お好みの組み合わせ、楽しんでください。
さっそく送りますです。
ORMEZZANO <Italy> W100% 弊店オリジナルバンチよりお選びいただいた ジャケット生地を強引に+ベスト&パンツと オーダーの醍醐味を堪能です。 |
DOMESTIC W100% 既製品に+ベストで3ピース 貫禄が増しました! ボタンや裏地をピシャリと合わせて完成です! |
長崎のF様 CANONICO <Italy> S120’S
王道のグレーフランネル、
生地を縮絨し起毛させた秋冬シーズンに欠かせない素材、
弊店オリジナルバンチよりお選びいただきました。
従来のゴワゴワしたフランネルに
程よい輝きと柔らかさをプラス、
サキソニーに近い軽量フランネルが時代感でしょうか。
とりあえず、トーン配色で知的で清潔感あふれる印象を、
さり気なく街に溶け込んでください。
さっそく送りますです。
K様 GRAN TORINO <Italy> S110’S
イタリアはビエラの名門、プーロ社のグラン・トリノの合服地、
ライトグレーのシャークスキンは秋から春までの3シーズン、
着用期間の長いビジネスに相応しいスーツの仕立て上がりです。
シャークスキンといえばこの色が鉄板、
ジグザグ調の織りの表情が高級感を生む一着、
着るだけでお洒落に見える優れものでございます。
夏場以外、適性シーズンの長さは惹かれますよね。
お待たせしました。
M様 BATEMAN OGDEN <England> W100% 300g
いかにも英国調のストライプ、
打ち込みのしっかりとしたダークネイビーの出来上がりです。
ヨークシャー州、ブラッドフォードといえば
ハダースフィールドに並ぶ生地の聖地、
そこに本拠地を置くベイトマン・オグデンは小さなマーチャントならではの
個性的なコレクションが魅力でしょうか。
微妙な織りで表現した重厚感のあるいぶし銀でございます。
見た目は英国伝統スーツ、着心地は軽やかなイタリアと
いいところ取りの一着、ここに完成です。
お待たせしました。
N様 E・ZEGNA <Italy> ELECTA W100%
スーツの定番素材、合服地のバーズアイも
ゼニアが作るとオーラを醸し出します。
素材の良さを活かしつつ
しっかりと打ち込んだエレクタならではの風合いは
世界最高峰と謳われるだけのことはありますよね。
百聞は一見にしかずと申しますが、
昼間のフォーマルでも通用しそうなシルバーグレーの3ピース、
貫禄を生みつつも華もある仕立て上がり、
上級者のN様ならではのオーダー、合掌です。
お待たせしました。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。